冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算 1190回目 2024年3月24日(日) 『スタッフのまなざし』】

2024年03月24日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

 
「たごっこパーク」のスタッフ&ボランティア13人のグループLINEで開催日ごとの記録画像をアルバム共有しています。
土日開催の最後の片付けの場面の画像が3枚。
1枚目はスタッフまみりん撮影。
最近、息子と足繁く来るようになったお母ちゃんがお手伝いをしてくれている姿。
2枚目はスタッフみっこ撮影。
長い付き合いの若者がコンテナをゆめまち号に運んでくれている姿。
3枚目はほぼスタッフさん撮影。
常連の父ちゃん、ボランティアの若者、スタッフまみりんらが片付けをしている姿。
同じ日に違う3人が違う片付け場面を撮影。
でも、まなざしはきっとおなじ。
冒険遊び場という場所は、こうしてみんなで育んでいく場所なんだよというまなざし。
3人が撮影した画像は、温かく、そして頼もしく感じます。
 
幼児5人 小学生6人 青年3人  子ども14人 大人10人 合計24人
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【通算 1189回目 2024年3月23日(土) 『現場から学び活かす』】

2024年03月23日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

 
 
朝から冷たい雨が降りしきる中、市内の中学校の先生と市議会議員とか現場に来てくれました。
中学校の先生は、部活の子どもたちと保護者の心配をよそに雨の日にキャンプをしたことを思い出すと語りながら、こういう予定調和じゃない活動が子どもたちには大切だとおっしゃっていました。
市議会議員は、雨でも元気に遊ぶ子どもたちの様子とスタッフからの多くの意見から多くの学びをもらったとおっしゃっていました。
それぞれのお立場で、現場からの学びを生かしていただけたら幸いです。
 
幼児3人 小学生5人   子ども8人 大人10人 合計18人
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【通算 1188回目 2024年3月17日(日) 『子どもの生活圏にあること』】

2024年03月17日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

#夢みる遊び場 #冒険遊び場 たごっこパーク】
 
夕陽が落ちようとしている中、帰路に就く子どもたち。
子どもの生活圏にあること。
これは、たごっこパークに限らず、全国に広がる冒険遊び場(プレーパーク)が最も大切にしていることのひとつです。
県庁職員時代、富士山こどもの国という子どものための大規模公園の開設に携わりました。
たごっこパークと同じ富士市内にあります。
富士山麓標高800㍍〜1000㍍に広がっています。
当時よく、県民から「幸せな子どもが行く場所」という声をいただきました。
そんな標高の場所は、両親と一緒にお父さんの運転じゃないと行けないからといった理由からでした。
子どものための遊び場は、地域の子どもなら誰でも自力で行ける場所にあるべき、それは強く思いました。
そんな経験も、県庁を辞めて、みっきぃと冒険遊び場を子どものたちの生活圏に開くという活動につながりました。
だから、夕方のこんな光景、とても嬉しく思います。
 
幼児13人 小学生22人 青年4人  子ども39人 大人21人 合計60人
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【通算 1187回目 2024年3月16日(土)  『親子二代』】

2024年03月16日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

 
#夢みる遊び場 #冒険遊び場 たごっこパーク】
 
小学生の男の子が幼児くんを乗せて、リヤカーを引く。
乗って楽しむ側だった子が、引いて楽しむ側に変わっていく光景を何度見てきたことでしょう。
君のお母さんはね、仲間とリヤカーでよく近くのスーパーまで買い出しに行ったりしてたよ(笑)。
君もそのうち、そんなこともするようになるんだろうなぁ。
そして、乗っている子もそのうち、引く側になるんだろうなぁ。
 
幼児7人 小学生16人 青年6人  子ども29人 大人15人 合計44人
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【通算 1186回目 2024年3月3日(日) 『みっきぃ&たっちゃん不在2 ~フェーズが変わる~』】

2024年03月03日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

 
横文字、滅多に使わないのですが、「フェーズが変わる」という言い回しを近年、政治でも社会・経済でも、ときにスポーツでもよく聞くようになりました。
辞書によると「フェーズが変わる」…物事の段階や区切りが変化する様子を表わす。 例えばプロジェクトが一区切りついて、次の段階に進む際に「フェーズが変わる」と言うことができる。
土曜日に続いて、日曜日もみっきぃは完全休養で、僕も ニッカホーム株式会社 さんにいただいたたくさんの端材を届けにだけ行っただけの「たごっこパーク」。
子どもと一緒に参加したママたちから送られてきた記録画像をみっきぃと眺めながら、「フェーズが変わる」という言い回しが頭に浮かびました。
わが子も参加していた15年前と比べると、親子参加がとても増えました。
15年前も統計的には大人の数が同じくらいの日もあるのですが、5~10人の視察が含まれていたり、焚き火にあたる近所のじいちゃん・ばあちゃんの数が含まれていたり、迎えに来てひとしゃべりしただけの親御さんが含まれていたりでした。
今は一日、親も子も過ごしている姿が多くなりました。
子どもたちの年齢層がぐっと下がったということでもあります。
幼児と親御さんという組み合わせが焚き火回りでも増え、それに伴って、たごっこ育ちの若者たちが焚き火でたむろしている姿はなくなっていきました。
思春期の子どもたちもたくさん来ていましたが、今はほとんど来ていません。
小学生も、まだまだ遊びたい、だけど、親からは離れたいという高学年の子どもが多かったのですが、親御さんと来る低中学年が多く見られます。
従って、僕とみっきぃの役割は、ほぼ、駄菓子コーナーのおじちゃん・おばちゃん(いや、おじいちゃん・おばあちゃんか)になっています。
思春期の子どもたちがいなくなったので、思春期特有の悩みごとを聴いたり、進路の話に助言をしたりという場面がなくなりました。
高学年の子どもたちがいなくなったので、やりたい遊びのちょっとしたお手伝いを頼まれることもなくなりました。
基地作りたいからブルーシート出して~とか、薪割りするから鉈貸して~とか、遊具作るからロープ出して~といった頼まれごとです。
今の子どもたちにもそういう場面は生じるときがありますが、親に頼めば事足りるので、僕やみっきぃには滅多に声がかかりません。
あの頃は「子どもたちの居場所づくり」ということを強く意識していましたが、今は単純に野外の楽しい遊び場という雰囲気になっています。
ただ、親御さんたち、とくにママたちにとっては、もしかすると「居場所」という感覚があるのかなという気もします。
あの頃のお母ちゃんたちは、「たごっこパーク」というのは、わが子がお世話になっている場所という感覚だったのではないかと思うのです。
フェーズが変わる。
コロナ禍によって、そのことが生まれたようにも思います。
僕とみっきぃが不在でも、準備・片付けも含めて、「たごっこパーク」の運営が来ている親御さんたちで回せるようになりました。
この先の「たごっこパーク」は、僕とみっきぃの手を離れて、「令和版たごっこパーク」としての雰囲気づくりがされていくのではないかと思います。
 
幼児13人 小学生14人 青年3人  子ども30人 大人18人 合計48人
 
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【通算 1185回目 2024年3月2日(土) 『みっきぃ&たっちゃん不在 ~持続可能性が見えた一日~』】

2024年03月02日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

 

先日、講演会場にて、「みっきぃ・たっちゃんの引退というのはあるのか?」という主旨のご質問をいただきました。
「冒険遊び場たごっこパークは引退が近づいてきていると感じます」と即答しました。
体力的に年々厳しくなってきていると。
「子どものたまり場おもしろ荘」や「みんなの家むすびめ」は継続していけるかなと思うし、とくに自宅兼である「むすびめ」は最期はアントニオ猪木さんのような開き方、そして終い方が理想ともお答えしました。
参照・アントニオ猪木さん病床からのメッセージ
そんな話をしたあとに迎えた「たごっこパーク」。
前夕に、準備をしてくれていたみっきぃが「悪寒がする」と途中で撤収し、薬を飲んで、早々に就寝。
明日の「たごっこパーク」は僕一人かなぁと思っていたら、夜になって、僕も酷い悪寒と頭痛に見舞われました。
翌早朝、扁桃腺の腫れも酷くなっていたので、中止にするか、僕ら不在で開催するか仲間に打診をしました。
常連のお母ちゃん8人&副代表の若者と「たごっこパーク」の運営について共有するグループLINEがあるのです。
みんなから次々と「任せてください」「10時に行けます」と返信が届きました。
開催を決定し、怪我発生時の対応などいくつかの注意事項を伝えました。
いつもは10時の開催時間に、大人は僕とみっきぃだけということもあるのですが、9時45分には、何人ものお母ちゃんと副代表が準備を始めたとの報告が届きました。
画像1枚目に写っているのがそんな母ちゃんたちと若者です。
日中は大賑わいだったようで、46人の来場があったと夕刻、報告がありました。
副代表からは「今日のたごっこは、何もなく無事終わりました」と閉園報告がLINEグループに投稿されました。
こんな投稿を返しました。
「ご苦労様でした。『何もなく無事終わる』いいフレーズです。
派手なイベントをやることなく、"遊ばせ"プログラムが企画されているわけでもなく、2週間に1度の開催だけど連続性があって。
『何気ない日常を重ねる先に希望はある』
児童精神科医・田中康雄先生の言葉を思い返します。」
みっきぃはこんな投稿をしました。
「今日はあらためて皆さんお疲れさまでした。
たっちゃんとみっきぃが2人とも不在のたごっこパークはこの20年で今日が2度目でした。
今から10年くらい前に、バングラデシュの帰りの飛行機に乗り遅れ(苦笑)たごっこ当日に間に合わなかったことがありました。
でも2人そろって体調を崩すことはこの20年なかったので、歳を感じてしまう一日でした💦
今は2人とも熱も下がっています。
明日は駄菓子ベンチに座っていられるといいなぁ~」
すかさず母ちゃんから「明日も2人とも自宅で休んでください!!無理しないでください!大丈夫です!」と返信がありました。
冒頭の講演会でのやりとり。
こんな話もしました。
「たごっこパークは、2人の体力的に、終わりが近づいているかなぁと年々、思うようになってきましたが、でも、コロナ禍になってから、親子参加がとても増え、その中から毎回欠かさず来てくれる親子も何組も出てきて、今は運営についても、LINEグループで伝えています。
運営の物理的な注意点などの共有もしていますし、子どもたちへのまなざしについても共有しています。
そうした親御さんたちは、月2回の子育て勉強会ワンコインゼミにも参加してくれているので、ゆめまちイズムみたいなことも伝えられています。
僕とみっきぃが準備や片付けをすることも、冬の冷たい雨の日に、夏のうだるような猛暑の日に一日、公園に居続けるのが無理となっても、もしかすると、そんな母ちゃんたちの共同運営で「たごっこパーク」が継続されていく可能性が出てきたかなとも感じています。
わが子よその子のために「たごっこパーク、続けたいよね」と母ちゃんたちが思ったら、僕らがいなくなっても、続くような気もします。」
そんな話を講演会でしてきた矢先でのみっきぃ・たっちゃん揃って不在の「たごっこパーク」開催。
まさに、持続可能性が見えた一日となりました。
 
幼児16人 小学生12人 青年3人  子ども31人 大人15人 合計46人
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