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敬愛する児童精神科医・故佐々木正美先生の教えより。
「根拠のない自信」を育てられることが不足がちの風潮があります。
そん中で、親や教師を喜ばせてくれるような「根拠のある自信」ばかりを期待され過ぎる昨今の状況は、偏差値の弊害を際立って大きくしつつあると思います。
子どもたちは、学校の仲間より何かがよくできるようになることを目指す前に、友だちと親しく共感的な交わりができるように育てられなければならないと思います。
子どもは小学校に入学後、何よりもまず休み時間や放課後の時間を喜びにして、友だちと心から楽しく交流できるようになってから、勉強もできるようになってほしいというくらいの気持ちで育てられることが大切です。
担任の先生はまず、自分のクラスの生徒の休み時間こそ、大きな気配りをしてほしいと思います。
友だちと共感的な交わりができない生徒に、算数、国語、理科、社会などばかりを教えることは、本当の人間教育にはならないと思います。
心病んだ無数のと言っても過言ではない子ども若者たちの臨床をしてきた佐々木先生の指摘。
残念ながら、地元・吉原小学校は、こうした知見に1ミリも学ぼうとせず、始業前も休み時間も放課後もタブレットでAIドリルをやれと迫っている。
そんな方向性を全否定しながら、子どもたちを迎え入れ、子どもたちが親しく共感的な交わりを重ねられる場をなんとか育んでいきたいと思います。
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幼児7人 小学生15人 高校生1人 青年4人
子ども27人 大人13人 合計40人