冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

[通算489回目] 2012年2月19日(日) 常連の風格

2012年02月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 小中学生がドラム缶風呂に入ったり、豪快に川に飛び込む写真が新聞に掲載されたりするので、「幼児ではまだ遊べないですよね?」というお問い合わせがときどきある。

 そんなことはありませんよ。

 見てください、1歳にして常連のTくん。

 ここは自分の居場所だとばかりに思いっきりリラックスした態度で、しかもカメラ目線。

 風格さえ漂っていませんか?

 幼児さんにこそ、たっぷりと自由な遊びの時間を与えてあげてください。

 子どもは遊びの天才。

 遊びをとおしてたくさんのことを学んでいきますから。

 教えられてではなく、自らの意思と力でね。


 幼児3人 小学生5人 中学生4人 高校生1人 未成年1人 大学生2人 大人12人 計28人
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[通算488回目] 2012年2月18日(土) 子どもの遊びに関わるとき

2012年02月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 活動も間もなく通算500回。

 遊びの達人たちもたくさん育ってきたので、たっちゃんもみっきぃも子どもたちと遊ぶことがめっきりなくなった。

 大人が入ることで子どもらしい遊びの世界を壊したくないと願うからだ。

 子どもと遊ぶのが好きなのではなく、子どもが遊ぶのが好きな二人だから。

 でも、ときにはこんなことも。

 キャッチャー役のお父さんからバッターの息子さんについてのお悩みをあれこれ伺った。

 遊び相手になってあげることも必要かなと「たっちゃん、野球やろっ!」の誘いに乗る。

 ほどなくして、俺も入れて、私も入れてと何人もの子どもたちがやってきた。

 たっちゃんの出番は終了。

 焚き火に向かうのであった。


 幼児2人 小学生1人 中学生6人 高校生2人 未成年1人 大学生3人 大人8人 計 23人
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[通算487回目] 2012年2月12日(日) 伝承の技

2012年02月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 中学生の白シャツくんが鉄の棒を焚き火で真っ赤に熱し、それを叩いてナイフを作った。

 その姿を見て、小学6年生の黒シャツくんも挑戦。

 「オレもやるだ」と小学4年生のヘルメットくん。

 何せ鉄を真っ赤に熱して取り出すのだから、ちょっとしくじれば火傷をすること必至。

 それを体験してきた白シャツくんと黒シャツくんだからこそ、ヘルメットくんを見守る姿がカッコイイ。

 口出しはせず見守ってあげたい気持ち。

 だけど火傷しないようにと心配する気持ち。

 そして成功を願う気持ち。

 そんないろんな思いが入り混じった姿に見える。

 鍛冶屋さんの伝承の技も師匠から弟子にこんな感じで伝承されたんだろうな。


  幼児1人 小学生9人 中学生8人 高校生1人 大人16人 計35人


 
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[通算486回目] 2012年2月11日(土) チャンバラごっこ

2012年02月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 先週、民俗学受講の学生たちが訪問してきたのは、こういう姿を見ないよねというのが出発点だったという。

 

 昭和40年代のチャンバラごっこ。




 さて、こちら冒険遊び場たごっこパークのチャンバラごっこ。



 昭和の子どもたちがおもちゃ屋さんで売っている既成の刀でチャンバラごっこをしているのと比べると、廃材を切ったり、繋げたり、磨いたりして、それぞれに個性的な剣や盾で遊んでいるこの子たちのほうがむしろ遊び度はすごい。

 最近の子どもは遊ばない。遊び方を知らない。

 なんて、識者によく指摘されるけど、そんなことはない。

 「場」さえあれば、「ここでは自由に遊んでいいんだよ」という雰囲気も含めて、それさえあれば、現代の子どもたちだって、かつての子どもたちと同じように遊ぶのだ。

  幼児3人 小学生8人 中学生7人 大人9人 計27人
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[通算485回目] 2012年2月5日(日) 遊び場は減少どころか増えている

2012年02月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 教育学部の大学生たちが冒険遊び場たごっこパークの視察にやってきた。

 受講している民俗学の現場見学実習の一環としての訪問で、「遊び場の減少に伴い、子どもの遊びは変わりましたか?」という主題を持参してきた。

 数年後に教壇に立たんとする学生たちには、自分のように(笑)、物事を画一的に見ないこともしてほしくて、次のような話をした。


 子どもたちの遊び場は僕らの少年時代より、圧倒的に増加してるよ。

 イオン、アピタ、ドンキホーテ、ゲオ、お宝鑑定団、ラウンドワン、カラオケボックスなどなど、どこも子どもの人気の遊び場。

 さらに言えば、ニンテンドーDSとかi-podなどのお陰で、自分がいるその場所がどこでも遊び場と化すようになったし。

 パソコンやスマートフォンを立ち上げれば、画面の向こうに無限の遊び場が広がる時代になったしね。

 遊び場が減少したから、子どもの遊びが変わったんじゃなくて、増えたから、多様化したから、大きく変わったと思うな。

 昭和の時代は、遊ぶ場、遊ぶ素材が不足していたからこそ生まれた遊びがたくさんあったけど、今は暇な時間を充足してくれるものが何でも揃っているからこそ展開される遊びへとね。

 主体的に創り出すしか楽しみようがなかった時代から、親や祖父母の費用負担で受動的にいくらでも楽しめる時代に変わったということだろうね。

 そのことが子どもたちにどんな変化をもたらせたかをぜひ考えてみてね。


 幼児3人 小学生6人 中学生4人 大学生 4人 大人 11人 計28人
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[通算484回目] 2012年2月4日(土) 本格的な廃材基地でカードゲーム(笑)

2012年02月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 子どもたちがあれこれと工夫を凝らして基地づくり。

 強風もバッチリ、避けられる。

 ということで、カードゲーム再開(笑)

 よく、講演先で「カードゲームとか禁止にしていますか?」と質問を受けます。

 野外活動などをやられている方などは、せっかくの外遊びの時間なんだからという思いもあっての質問のようです。

 ここではカードゲームは禁止していません。

 子どもたちの生活の一部となるような場、日常の何気ない場を提供したいと思うから。

 そして地域だからこそ出会える子どもたちと出会う場所でありたいとも思うから。

 それにカードゲームをやっている子どもたちが内に引きこもる性格の子というわけでもないし。

 むしろ画像のようなこんなことまでできちゃうような子もいたり。

 ただ…たっちゃんとみっきぃはまったくカードゲームには興味がないですけどね。

  幼児1人 小学生2人 中学生3人 大人 7人 計13人
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