冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

[通算511回目] 2012年6月24日(日) 居場所

2012年06月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク
小学生の頃からの常連のMちゃん

来るなり同世代男子や見学に来ている大学生をバシっと叩くのがお決まりの登場の仕方だった

高校生になり、部活が忙しく来れていなかったけど、手を負傷して「部活できないから、やっと来れたよ~」と登場。

女子高生っぽい雰囲気になっていたし、手には包帯ぐるぐる。

いつもの手荒い挨拶はしないかと思っていたら、幼馴染のYくんを見つけるなり「Yっ~!」って足蹴り。

変わってなかった…。

そしてひとしきり遊んだら昼寝。

ま、変わらぬ姿で好きに過ごせるからMちゃんにとって、今も居場所なんだろうな。



 幼児3人 小学生15人 中学生8人 高校生6人 大人19人 計51人
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[通算510回目] 2012年6月23日(土) 環境を整える

2012年06月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク
障害のある子どもたちが過ごす施設の指導員さんが冒険遊び場たごっこパークの取り組みを見学に来てくれた。

そこに通うAくんのお父さんからここでのAくんの様子を見てほしいと頼まれて。

まさにその施設に通う別のKくんを見つけて

指導員さん「Kくんって、あんなに笑うときがあるんですね」

ボク「えっ、施設では笑わないんですか?」

指導員さん「笑わないですねぇ…」

ボク「ここではいつも笑いっぱなしですよ」

同じくそこに通うBくんを見つけて

指導員さん「Bくん、走ってますね」

ボク「えっ、施設では走らないんですか?」

指導員さん「歩くのも嫌がります。ほとんど寝てます」

ボク「ここではやりたいことを次々に見つけて動き回っていますよ」

客観視できないので、自分たちがどれほどの居場所を子どもたちに提供できているんだろうって思っていたけど、どうやらそれなりの居場所を提供できているんだなという確信を持てた。

子どもたちを取り巻く環境を整えるってこういうことなんだな。




 幼児1人 小学生8人 中学生2人 大人9人 計20人
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[通算509回目] 2012年6月10日(日) 長い付き合いと変わらぬ持ち味

2012年06月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク
小学3年生からの常連中の常連で今や高校生のTくん。

もうすぐ「みっきぃ」の誕生日ということで、この日、公園の近くで行われていた大きなお祭り会場でイカしたキャップとリンゴ飴を買ってきてくれた。

「いや、ほら、みっきぃ、いつも同じ帽子、被ってるから」と。

よく見てるんだねぇ。

記念写真撮るよって言ったら、「いいよ、いいよ」と照れながら、ヘルメットと缶ジュースで顔を隠しちゃいました。

優しくって謙虚。

出会った頃から変わらないTくんの持ち味。




 幼児3人 小学生7人 中学生2人 高校生4人 その他未成年2人 大人17人 計35人
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[通算508回目] 2012年6月9日(土) 好きこそ物の上手なれ

2012年06月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク
『好きこそ物の上手なれ』

という諺がある

諺辞典で調べると

「自分の好きなことは、いろいろ熱心に工夫をするので、ますます上手になるということ」

少年二人、冷たい小雨が降りしきる中、川で小魚を捕まえてきて、七輪で火を起こして、焼いてパクっ!

「うまっ!」

魚が好きな人って言うのはこういう人たちなんだろうな。

川の生物に関する好奇心120%で詳しいこと、詳しいこと。


『好きこそ物の上手なれ』

この諺が意味するのは、「いやいや取り組むものは、どんなに時間を掛けても、洗練された教材やプログラムがあっても、上達はしない」ということでもある。


「また、獲りにいこーぜっ!」






 小学生4人 中学生3人 大人5人 計12人
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