goo blog サービス終了のお知らせ 

冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算 1145回目 2023年7月17日(月) 『挑戦したくなるとき』】

2023年07月17日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

 
 
「たっちゃん、オレ、上から飛んだぜっ」
小学校高学年の男の子が誇らしげに報告をしてくれました。
川に土手の上から飛び込む遊び。
小学校1年生でも平気で飛べる子もいます。
でも、だから凄いと過度に褒められることはありませんし、ましてや表彰とか級認定なんかありません。
上から飛ぶ子もいれば、梯子の中断から飛ぶ子もいて、浮き輪で遊んでいるレベルの子もいます。
自分のやりたいに合わせて遊べる場所。
だから、挑戦心も湧くんでしょうね。
いつからそれをやるかは自分で決められる。
スポーツクラブや習い事と遊び場の大きな違いのひとつです。
 
幼児10人 小学生15人 青年2人  子ども27人 大人19人 合計46人

【通算 1144回目 2023年7月16日(日) 『わが子愛たごっこ愛』】

2023年07月16日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

 

たごっこパークに親子参加しているお母さんたちが、わが子がたごっこパークで遊んでいる画像をInstagramやFacebookに投稿してくれています。
炎天下に一日中、屋外で子どもの遊びに付き合うというのは、お母さんたちにとっては、かなりしんどいことだと思うのです。
インスタとかフェイスブックとかでは、よくこんな美味しいもの食べましたとかこんなかわいいもの買いましたという投稿を見ます。
美味しいものやかわいいものって、自分へのご褒美でもあるんだろうなって、そういう投稿を見ると思うわけです。
翻って、公園や川で遊ぶわが子の写真をSNSにアップするお母さんたちの心理って、外遊びに付き合ったことで、わが子のこんなキラキラシーンをゲットしたよというお母さん自身へのご褒美でもあるように思うのです。
 
等価交換。
 
児童精神科医・佐々木正美先生から教わった言葉。
与えているものと与えられているものが等しいとき、人間関係は健全なんだと。
たとえば、赤ちゃんが泣く。
お母さんはミルクかな、おむつかな、寝ぐずりかなと想像し、ミルクを用意したり、おむつを交換したり、抱っこしたり、添い寝したりする。
一見、お母さん側だけが献身的に赤ちゃんに尽くしているようだけど、その作業を(ったく、うるさいなぁ)(ちっ、めんどくさいなぁ)とやるのか、やってあげたことで、泣き止み、笑顔に戻ったわが子を見て、お母さん自身も嬉しくなるのか。
後者が等価交換というわけです。
 
赤ちゃんに与えたことと、赤ちゃんから与えられたことが等しいと思えるかどうか。
僕とみっきぃは20年近く、夏の冒険遊び場をやってきていますから、ただ外にいるというだけでも、どんだけしんどいかよくわかります。
まして、夏の野外で子どもの遊びに付き合うというのがどんだけしんどいか。
しかも、帰宅したら、泥だらけの服、川でずぶ濡れの服をお洗濯したり、その他の「後始末」もいっぱい。
それでも、ホット一息ついた時に、わが子のとびっきり画像をSNSに投稿するって、凄いことだなって思います。
そうした投稿は、僕らにとっても、場を提供するという与えたものと、お母さんたちの嬉しそうな投稿から与えられるものと、等価交換によって、喜びをもらっています。
 
幼児9人 小学生13人 青年8人  子ども30人 大人20人 合計50人

【通算 1143回目 2023年7月15日(土) 『いつもありがとう♪』】

2023年07月15日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

 
50歳のころは、みっきぃが60歳になったら定年閉園かなぁと思っていましたが、
この若者が毎回来てくれるようになり、継続することができています。
 
今日も足腰の調子が悪いみっきぃと右手親指が使い物にならない僕でしたが、
若者のお陰で準備が整いました。
 
気は優しくて力持ち。
 
いつもありがとう♪
 
幼児2人 小学生5人 高校生1人 青年5人  子ども13人 大人8人 合計21人

【通算 1142回目 2023年7月2日(日) 『今の子どもは遊べない?』】

2023年07月02日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
 
 
今の子どもは遊べない、遊び方を知らない。
ちょいちょい耳にしたりします。
 
でも、こんな場面を見るにつけ、そうじゃないと強く思います。
私たちが遊べる環境をどんどん奪っているだけのことなんですよね。
 
遊びのサンマ🐟なんて言い方がされたりします。
三間サンマ、時間、空間、仲間ですね。
 
土日も塾、習い事、スポーツクラブで時間を奪い、自然をどんどん開発し、車優先の街をつくって空間を奪い、
少子化ということもあるけれど、個々が自由に三々五々集まる場がなくなったことで仲間を失い…。
ゆめまちの初代副代表ぶんちゃが「遊びを子どもに返す」という言い方をしていました。
 
子どもたちに遊びの時間、空間、仲間を手渡すことが大人の責務ですね。
 

幼児11人 小学生8人 中学生1人 高校生1人 大学生2人 青年12人  子ども35人 大人17人 合計52人


【通算 1141回目 2023年7月1日(土) 『張るとやむ伝説』】

2023年07月01日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
 
 
これまで何度も、みっきぃと2人だけで、雨の中、苦労して苦労してシート屋根を張ると、晴れる伝説というのがありまして……
今日は、スタッフのみっこ&まみりんと断続的な土砂降りになるからと小雨のときに、今だ〜と張ったのですが、晴れてきました(笑)
伝説健在(笑)
 
幼児3人 小学生9人 青年3人  子ども15人 大人7人 合計22人

【通算 1140回目 2023年6月25日(日) 『うな弁ありがとう』】

2023年06月25日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

 
 
日が長いので、土曜も日曜も終わり時間は、冬場より2時間増し増し。
そんな二人にいつも公私ともに支えてくださっている方からの夕飯用うな弁の差し入れ。
精力回復です💖ありがとうございました。
 
幼児18人 小学生16人 青年11人  子ども45人 大人22人 合計67人

【通算 1139回目 2023年6月24日(土) 『川遊びの季節到来』】

2023年06月24日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
 
 
川遊びの季節が到来しました。
以前は誰もライフジャケットなどつけていませんでしたが、こういう御時世ですから、ライフジャケット、お忘れなく。
小さな子どもの親御さんは、必ず一緒に川に入ってください。
ある程度大きい子も、川をなめるのは、スイミングやってますみたいな子。
プールと川は全然違いますから、親御さんもわが子の泳力を過信しないでくださいね。
保護者のみなさん、監視員はあなたです、ライフセーバーもあなたです。
 
幼児8人 小学生10人 高校生1人 青年10人  子ども29人 大人20人 合計49人

【通算1138回目  2023年6月4日(日) 『喜びを分かち合うその先に』】

2023年06月04日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
 
 
 
川遊びというのは、子どもたちにとって、スリルを感じる遊びの代表格だと思います。
とくに、たごっこで子どもたちが飛び込んでいるこの滝は、僕でも足が着かない深さがあります。
 
子どもたちがそんなスリルを感じる遊びに挑戦するときは、
仲間意識のようなものが作られやすいという側面もあるように思います。
 
スリルを感じながら、喜びを分かち合う、楽しみを分かち合う。
 
児童精神科医・佐々木正美先生は、折に触れて、学校の道徳なんて無意味ですと教えてくれました。
 
道徳でいつも主題になる他者の痛みを感じること、他者の苦しみを想像すること、
他者と悲しみを分かち合うこと、そういった感情は、教えられて身に付くものではありません。
他者の痛み、苦しみ、悲しみへの想像性や共感性は、他者と十分に喜びや楽しみを共有したあとで培われるものなのだと。
 
人権作文や人権標語が上手に書けても、そのことが不足している子どもは、
本当の意味で人権への配慮をすることができません。
 
遊びは、そのことを目的にやるものではありませんが、
こういう遊びを繰り返し、他者とたくさんの喜びを分かち合うことで、
誰かの痛みを気遣ったり、誰かの苦しみに手を差し伸べたり、誰かの悲しみに寄り添ったりする感性が培われるのだと思います。
 
 
幼児8人 小学生11人 青年4人  子ども23人 大人17人 合計40人

【通算1136回目 2023年5月28日(日)  『子どもの遊び場・若者の居場所』】

2023年05月28日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

 

 
70人の来場で賑わいました。
内、幼児が17名、小学生が15名、若者が13名。
幅広い年齢層の子ども・若者が集っても、さしたるトラブルが起きるわけではありません。
ルールがないからでしょう。
ルールはあればあるほど、仲間外れ、排除ということが浮かんで来てしまいますからね。
 
幼児17人 小学生15人 高校生1人 青年13人  子ども46人 大人24人 合計70人

【通算1135回目 2023年5月27日(土)  『心が折れるより、骨が折れるほうがましだ』】

2023年05月27日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

 
 
メッセージ看板を書き換える隣で、スタッフが、掲示板を新しくする書き換えをしてくれました。
Better a broken bone than a broken spirit
心が折れるより、骨が折れるほうがましだ
こちらもキャッチフレーズの書き換えはなし。
心折れる子どもたちは増加の一途。
次に掲示板を新しくするときには、もう、このメッセージはいらないねという社会になっていますように。
 
幼児7人 小学生11人 青年9人  子ども27人 大人14人 合計41人

【通算1134回目 2023年5月14日(日) 『お口の恋人ありがとう』】

2023年05月14日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
 
 
子どもの頃、実家からダッシュ24秒の小さな駅のキヨスクに並んでいました。
復刻版として売られているのを常連の若者くんが買ってきてくれました。
ありがとう💖
 
幼児7人 小学生7人 青年4人  子ども18人 大人15人 合計33人

【通算1133回目 2023年5月13日(土) 『遊びじゃないのよ♪作業は♪はぁはぁ〜ん♪』】

2023年05月13日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
 
 
 
雨を凌ぐためのシルバーシートの屋根下に雨水が浸水しないように作業をする子どもたち。
そっち掘れ〜
こっち埋めろ〜
うわぁーー
流せ流せ〜
よーーしぃ
大きな声が雨音に負けじと響いています。
 
幼児3人 小学生5人 青年3人  子ども11人 大人11人 合計22人

【通算1132回目 2023年4月23日(日) 『ショッカーなのにありがとう』】

2023年04月23日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
 
 
ショッカーがやってきました!
「ヒッーー」
(訳)子どもたちに食べさせろ。
「ヒッーー」
(訳)食べると外遊び好きになる薬入りじゃ。
これは、せっせと食べさせねば!
ありがとう💀
 
幼児17人 小学生16人 青年8人  子ども41人 大人8人 合計26人

【通算1131回目 2023年4月22日(土) 『わけもなく遊ぶことがとても重要』】

2023年04月22日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
 
 
 
精神科医・本田秀夫先生の著書『にじいろ子育て』より。
「わけもなく遊ぶことがとても重要」
遊びは人格形成の重要な要素であり、子ども時代に思う存分遊んだ体験はその人の成長に大きく影響する、とみんなが思っている。
しかし、遊んでばかりの子どもは叱られる。
遊びなら何でもよいというわけでもない。
野原で走り回る子どもには目を細めても、子どもの夜遊びには眉をひそめる大人は多い。
心理学の本をひもとくと、「遊びとは、何かの目的のための手段として行う活動ではなく、それをすること自体が目的であるような活動である」などと書かれている。
それをやること自体が楽しいことを「自分にとってためになる」「人の役に立つ」などと余計なことを考えずにただ無心でやるのが遊びである。
 
幼児5人 小学生12人 中学生1人 高校生1人 青年6人  子ども25人 大人15人 合計40人