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冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算1130回目 2023年4月9日(日) 『くんずほぐれつ』】

2023年04月09日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
【第1130回 冒険遊び場たごっこパーク】
 
子どもたちの穏やかで平和そうな光景。
お母ちゃんたちに伝えるのは、「撮るなら今」。
この光景が長くは続かないからね〜と(笑)
些細なことで離合集散を繰り返す子どもたち。
著書「子どもたちへのまなざし」に推薦文を寄せてくれた児童精神科医・田中康雄先生の言葉。
『我々は試験管の中で、たった一人で育っていくわけではありません。
組んず解れつの人間関係の中で、切磋琢磨し、傷ついたり、仲違いや和解を繰り返したりしながら、自然に関係性を作っていくはずです』
 
幼児13人 小学生19人 中学生2人 高校生1人 大学生3人 青年12人  子ども50人 大人27人 合計77人

【通算1129回目 2023年4月8日(土) 『幼児から若者までが同居する遊び場』】

2023年04月08日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
 
 
前夜の雨が作ってくれた泥水溜まりで遊ぶ幼児たち。
みっきぃと僕の定位置であるチャリティ駄菓子屋さんに集う10年来の若者たち。
そしてそんな若者たちに絡む小学生たち。
ちびっ子向けの遊び場として特化しているわけでもなく、若者の居場所として特化しているわけでもなく。
子ども・若者が同居する「たごっこパーク」のおもしろさ。
 
幼児8人 小学生13人 大学生2人 青年14人  子ども37人 大人18人 合計55人

【通算1121回目 2023年2月5日(日) 『優越感でなく自信を』】

2023年02月05日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
 
60人近い親子や若者たちで賑わいました。
子どもたちの遊んている姿を眺めながら、敬愛する児童精神科医・佐々木正美先生主宰のお教室での学びをしみじみと思います。
 
● 優越感でなく自信を
子どもが自分に本当の自信をもって生きていけるように育てることは、育児の最も基本的な要件です。
しかし、何かを他の子どもたちよりもよくできるように教育して、
自信をもてる子どもに育ててやろうとするだけの育児は、大変危険なことだと思います。
なぜなら、何かがよくできるだけの自信は、そのことがもっとよくできる人の前に出ると、
それだけで自信喪失や劣等感に変わってしまうからです。
そして、さらに好ましくないことは、自分の方がよくできると思えるような人たちの中では、
優越感ともいうべき非人間的な感情が大きく頭をもたげるからです。
優越感や劣等感は、種々の程度にだれにでもある意識や感情ですが、
こういう気持ちはできるだけ大きくないほうがよいと思います。
そのためには、子どもの心の奥底に本当の自信を育ててやることが必要です。
何かがちょっとばかり仲間よりよくできたからといって自信をもったり、反対に、
みんなよりできが悪かったからといって劣等感に苦しんだりするのではなくて、
もっと心の深いところで、自分の価値を信じることができるような子どもに育ててやりたいものです。
以上
 
たごっこパークでは、優劣を争うようなイベントを主催していません。
大縄跳び大会とか光る泥団子選手権とか一輪車コンテストとか。
遊びのように見えて、学校同様に大人が子どもを優劣で評価することになってしまうからです。
自由な遊び環境の中で、他者と単に競い合ったり、ときに気に入らないからと排除したりするのではなく、
仲間と喜びや楽しみを分かち合ってほしいなぁと思っています。
 
幼児13人 小学生15人 中学生1人 高校生1人 青年8人  子ども38人 大人19人 合計57人

【通算1120回目 2023年2月4日(土) 『日が長くなってきましたね』】

2023年02月04日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
きれいな月が上ってきた中、子どもたちはまだまだ遊んでいます。
終わりの時間が決まっていないので、ついこの前までは、
17時には真っ暗でみんな家路に着いていましたが今日は17:30になっても子どもがたくさん。
これから、どんどん、終わり時間が伸びていく季節となります。
寒いけど、暦通りに春なんですね。
(静岡では)
 
幼児7人 小学生7人 青年3人  子ども17人 大人13人 合計30人

【通算1119回目 2023年1月29日(日) 『参加の動機』】

2023年01月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
 
少し遠方からお子さんと初参加してくれたお母ちゃん2人。
足繁く来てくれているお母ちゃんに誘われてとのこと。
でも、誘われても、フツーは魅力的に感じないだろう場所。
ただでさえ、季節的にも寒いし。
あれこれもらえるコーナーがあるわけじゃなし。
キャラクターが来ているわけでもなし。
お楽しみイベントがあるわけでもなし。
歌のおねえさんや体操のおにいさんがいるわけでもなし。
複合遊具やアスレチック遊具があるわけでもなし。
表彰される光る泥団子選手権や一輪車大会があるわけでもなし。
コマ名人や木登り名人が来ているわけでもなし。
なのになぜ、こんな寒い日に誘われたからといって、
遊びに来てくれたのか、とっても興味があるわけです。
多くの場合、上のような場じゃないからこそ来てみたというお母ちゃんが多いのです。
純粋に子どもが野外で自由に遊べる場所だからこそ
魅力的に感じたというお母ちゃんが。
そういうお母ちゃん、絶滅危惧種的になってきているんじゃないかと思うので、
出会えると嬉しくなります。
 
幼児9人 小学生11人 中学生1人 高校生1人 青年4人  子ども26人 大人15人 合計41人

【通算1118回目 2023年1月28日(土) 『特性が現れる駄菓子屋さんコーナー』】

2023年01月28日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度
 
公園の片隅に活動資金づくりにもなる駄菓子屋さんコーナーを開設しています。
駄菓子の買い方って、一人ひとり個性的で面白いんですよね。
その子その子の特性を見るのにもうってつけ。
計算がパッとできる子そうでない子。
計算できなくて困っている子、計算できないけど、
「全部でいくら?」とすぐに助けを求めればいいと割り切れてる子。
持ってるお小遣いを一気に購入してすぐに使い切る子、
その都度その都度欲しい物をちょこちょこ買う子。
あれこれなんでも食べられる子、いろいろこだわり(大人目線的に)がある子。
当たりくじにめちゃ執着する子、単純に当たりハズレを楽しむ子。
買うときにいっぱいおしゃべりしてくれる子、モジモジしてる子。
即断即決の子、いつまでも決まらない子、神様の言う通りで決める子。
子ども一人ひとりの生来的な特性が垣間見られることもあるし、
育ちの様子が見られることもあるし、親子関係が伺われることもあるし。
子どもを観察するのに格好の場になっています。
 
幼児1人 小学生7人 青年3人  子ども11人 大人9人 合計人

【通算1117回目 2023年1月22日(日) 『ミイラ丸くん ありがとう』】

2023年01月22日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

ミイラ丸くんからたくさんのおみやげをいただきました。

こっこファクトリーに行ってきたから、販売してたごっこの活動資金にしてねと。

心優しきミイラ丸に感謝です。

幼児10人 小学生11人 高校生1人 青年9人  子ども31人 大人18人 合計49人


【通算1116回目 2023年1月21日(土) 『ゆめ・まち・ねっと設立の原点のひとつ』】

2023年01月21日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

出会ったときは不登校状態の中学生だった子が、駄菓子とコミックスを持ってきてくれました。

出会ったのは、ゆめまち活動を通じてではなく、県庁職員時代に携わった仕事を通して。

不登校状態を心配したお母さんからこんな対応ができないかと相談を持ちかけられ、

上に掛け合いましたが、許可が取れず。

仕方ないので、上に内緒でお母さんと本人の希望通りの対応をしました(笑)

希望通りの対応をしたことで、女の子は居場所を得ることはできましたが、

この先もこんな手法で誰かの困ったに対応し続けるのも難しいだろうなとも思っていました。

辞表を出したのは、その4年後。

誰かの困ったに、法律、条例、制度に縛られることなく、対応したいと考えたからです。

ゆめまち設立の原点のひとつになった子が20年以上経った今も

こうして繋がっていてくれることに、力をもらいました。

ありがとう またね。

幼児6人 小学生8人 高校生1人 大学生2人 青年3人  子ども20人 大人15人 合計35人


【通算1115回目 2023年1月9日(月) 『うまい棒 ありがとう』】

2023年01月09日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

夕方の片付けに馳せ参じてくれた若者くんがうまい棒とアンパンマンぐみを差し入れてくれました。

チャリティ駄菓子屋さんに並べて、活動継続資金にします。

お気遣いありがとう。

そうそう、そんな若者くん、先日、同級生で集まったときに、

18年前のたごっこパークの話で盛り上がったと教えてくれました。

なんか嬉しいなぁ

幼児12人 小学生11人 高校生1人 青年5人  子ども29人 大人19人 合計48人

 


【通算1114回目 2023年1月8日(日) 『福祉教育なんていらない』】

2023年01月08日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和5年度

今は学校で福祉教育が盛んに行われています。

視覚障碍のある友人も、先日、電話をくれて、小中学校に引っ張りだこの様子を話してくれました。

福祉教育が盛んに行われるというのは、子どもたちの中に福祉の心が育つ機会が失われているからに過ぎません。

本当は子どもたちが自由に仲間と交わって遊ぶことができる環境が日常にあれば、福祉教育などいらないのです。

三輪車を一生懸命に押す女の子。

交わり遊ぶことで培われる共感性や社会性は、福祉の心の源泉となるものです。

そして、こうした体験。

女の子にとっては、土の上で子どもの乗った三輪車を押すというのはかなりの重労働でしょう。

体力が付きます。バランスがよくなります。こうした物を押す時の勘も磨かれます。

大きくなって、街で車椅子に乗っている方やベビーカーを押している方が

段差で困っているなんて場面に遭遇した時に、「お手伝いしましょうか」と

自然と声を掛けられるようになるのではないでしょうか。

 

幼児7人 小学生6人 青年5人  子ども18人 大人13人 合計31人