山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

年末を控えて

2023年12月07日 | ちょっとそこまで

いよいよ12月。師走となりました。この月は本当に忙しいですね。

 個人的には、自治会関係の雑用が色々ある。例えば、そば打ちの準備。門松づくりもある。こちらは竹切から始まって飾り付けが大変。さらには、イルミネーションを集会所につけること。これらの案内状もつくって配らなければいけない。

 もちろん、我が家の大掃除もあるが、これはすぐには終わりそうにない。いわゆる断捨離になるから。

 もう一つの悩みに種は、年末から年始にかけてどこの山へ行くかをきめること。昨年末は開聞岳だったが、遠くて大変でした。開聞岳は、初日を見る人で賑わいすぎていて実際は初日どころではなかった。

 この山の頂上は岩山で、そのてっぺんに立たないと日の出は見えないが、頂上は狭いから数名しか立てない。そんなこととは知らず5時過ぎにスタートした。頂上に着いた時にはすでに超満員では初日どころではない。

 早い人は3時ころから登り始めていたようだった。ヘッドランプを頼りに登る山道はちょっと危険もあるから、あまり年寄りのやることではない。

 下の写真は、帰りに写した開聞岳。菜の花がきれいでした。この写真は、2024年、つまり今年の元日のものです。

                   

           

「ブログで年始の挨拶をするから今年から年賀はやめる」つもりでしたが、年賀を筆でかけば「ボケ防止」になるし、また最近始めている「書写」の練習にもなるから結局年賀は出すことにしました。

 上の写真を年賀に使います。

 そして、今年の年末、年始の山は「中国100山」の残りの山を登るつもりです。残は後30座くらいあり、広島県と山口県がそれです。他の3県、岡山・鳥取・島根は終わっています。雪が降らなければいいが。ただし今年度の〆に大山には登っておきたいけど・・・・。

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吾妻山 雪景色 R5・11・15

2023年11月16日 | ちょっとそこまで

日 11月15日は吾妻山へ。 松江を出るときの天気はまあまあでした。

 1時間ほどで三成。さらに30分かけて吾妻山広島県側の駐車場着。自分の車のタイヤはだいぶすり減ってきているので雪が出はしないかと途中ひやひやしながら運転。馬木あたりから見る山々は少し白くなっていた。途中、金言寺の大イチョウをチラリと見たが葉はすべて散り寒々とした姿だった。 大峠から広島県側への道路を行き何とか吾妻山国民休暇村の駐車場についてホッとした。

 かって賑わった休暇村だが、現在は宿舎やキャンプ場等すべて閉鎖。アウトドアーブームの波に乗り遅れたのだろうか。

 今日は、南の原から尾根沿いに頂上を目指し、池の原に降りるコースを行く。南の原へ行くには池の原の横手からの鯉の群れる池の横を通る。たくさんの鯉が、口をパクパクさせながら集まって来る。よほど空腹なのだろ。水はきれいだが食べ物がないのか。よく生きているなといつもも感心する。

 南の原から尾根道に入り、登りになる。ここで尾根道に入らなければ、島根県側の大善原に行くことになる。登り始めると雪が出て来る。いよいよ冬到来の感を強くする。視界が開け、烏帽子、比婆山、池の段、立烏帽子等見渡すことができる。大善原は眼下。少し曇りがちだが、風はなくて暑くも、寒くもない。

            頂上                           池の原

     

                          池の原にて       

     

            

 雲がなければ、絶好のロケーションだろう。遠く大山も見えるはずだ。今日は、登山者はパラパラでした。

 帰り1台の車が前輪のタイヤを溝に落として立ち往生していた。運転の老夫婦もオロオロ。持ち上がりそうもないので、石ころを集めてタイヤの下あたりに詰め、エンジンをかけバックさせたら無事脱出。よかったですね。我々と出会わなかったらどうなっていたやら。

 

 

 

 

 

 

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伯耆大山 10月17日 その2

2023年10月18日 | 最近の大山

元谷から行者谷コースに入りいよいよ登りが始まる。  

                   これは月夜茸、初めて見る人は注意してください。

                     

                            秋のキリンソウです

                   

     こんな道が続きます。夏道に比べて人はほとんどいないからマイペースでゆっくり歩けるのがこのコースの良いところ。

                    

 いいペースで夏道5合目の少し上に出た。ここからは多くの登山者に出会うことになる。老若男女様々です。

6合目で少し休む。避難小屋があるがきちんとしたトイレはない。7合5尺まで登れば大体登ったようなものと自分なりに思っている。ここには木の道標(柱)が立ててあります。安来市の酒造会社が建てた遭難碑でもあるらしい。

         これは8合目です。夜なら眺めは抜群。ここにテントを張り写真撮影すればいい写真が撮れる。

                 

 いよいよ9合目あたり。頂上はもうそこだ。ガスの中に別山が浮かぶ。ここはクライマーにはお気に入りのコース。

               

             ガスって眼下に見える沢は、残雪期の山スキーコースだがあまり面白くない。

               

 頂上です。元谷も変わったが頂上付近も変わった。最近の大山は人気の山になっている。登山者が多いから山が荒れる。そのため、あちこちに入れなくなってしまった。写真にある板の道しか歩けない。当然、縦走などもってのほかです。大山の山のだいご味は、縦走にあるのだけど・・・。

                        この時だけ日が射してくれました。

               

 今はすべて板の道が整備された。ただし冬は危なくなります。一つは滑る。もう一つは雪で道は埋まってなくなること。さらに運が悪いとガスが出て方向感覚も危うくなる。だから、冬は山屋の世界となる。素人は炬燵にあたっていた方がいい。

                

                                       10月17日大山終わり・次は多分寒いダイセンです。

 

 

 

 

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伯耆大山 10月17日

2023年10月17日 | 最近の大山

今日17日、久しぶりの大山。天候はどうか心配でもあった。早めに我が家をスタートしていつものところまで車を走らせる。

               車からの大山。朝焼けは終わりました。

           

 いつものところに車を置き元谷へ向かう。途中にある五輪塚。僧兵の墓です。建武の中興で倒れた僧兵も多かった。後醍醐天皇が隠岐から脱出した折の戦いで大山寺の僧兵は天皇方について戦った。

            慰霊の地蔵さん                        黙々と進む

            

             大山元谷                            山小屋が木立の中に少しだけ見える

            

 元谷も変わった。北壁からの落石もあるが、木々が生い茂り依然の面影はない。元谷にはよく泊まりよく酒も飲んだものだ。今はあまり利用されていない?

            

 登山道は、本谷から行者登山口を登り夏道五合目に出る。いつもなら紅葉もきれいなのだが、今年はパットしない。今日の天気も、一向に良くならない。当てが外れました。

                                                 続きは明日に  

                                                      

        

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秋到来

2023年10月01日 | ちょっとそこまで

いよいよ10月に入る。「灼熱地獄から解放されて、ホッとした」というのは少し大げさか ?  

 今日、夕刻県立図書館へ行き、帰りに城山に寄る。水灯篭があるとテレビでやっていたので見に行く。城山へは、県庁の横手から入るのだが東の空にまん丸の大きなお月様が姿を現していた。そういえば、この日は中秋の名月だ。

カメラを持参していた甲斐があった。

   写真は、城山にある興雲閣。当時の天皇様をお迎えするために建設されたもの。今日は、2回が解放され、レストランに早変わり。ここから下界を見下ろしながらコーヒーでもいいだろうが、満席で順番待ち。ただ、すぐ前に銀杏の大木があり、実が落ちて腐ったのだろう、素晴らしい臭いが漂っていた。

   

                 水灯篭 

       

          今日は夜も営業で、お城に入ることができた。

 

  月が出て、秋の深まりを感じさせた。国宝松江城(千鳥城)なかなかのものです。

 

       この日は秋晴れで、月を見るには最高。

 

 酔っ払いはいないが、大手門の広場では何やらイベントがあったらしく騒音が聞こえた。

 しばらく山へ登っていないが、そろそろ大山だ。夜に登り、下界の夜景でも撮りたい。朝焼けでもあればなおいいのだが。後は、天気次第だ。

                                                       R5.10.1

 

                  

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夏の大山 ユートピア その3(夏の花々)

2023年08月01日 | 最近の大山

 暑い日が続きます。しかし、さすが大山は涼しい。その日のユートピア附近、影はないものの花々に囲まれ、早くもアキアカネもチラホラと見かける。ユートピアの名に恥じません。

                 ユートピア小屋に下あたり。クガイソウの群落 

             

                  クガイソウに交じり、オオバギボシやシシウドも見える。

           

          ダイセンオダマキとダイセンオトギリソウ                     オダマキの種子が

                    

ダイセンオダマキも少なくなった。ここの花の特徴は、中心部が黄色いことです。一般的に、オダマキは紫色。しかし、地域によっては白いオダマキがある。礼文戸で採取したオダマキの種から白いオダマキが咲いた。我が家の自慢です。家の周りに適当に種をまいておいたのが、偶然芽生えるて咲きだした。現在、我が家では3種類のオダマキが咲く。一つは、中心部が白い。もう一つは全体が紫だが、花びらが小さく尖っていてあまりかわいくない。体だけは大きい。

                       コオニユリ 山嶺の女王といったところ

           

     シモツケソウ クガイソウと人気を2分する人気者               コゴメグサはひっそりと        

              

                     ホタルブクロの仲間 環境に適応しているらしい。

             

                     どちらもフウロの花。派手さはないがピンクが美しい。

            

                            ダイモンジソウ

             

 下山途中で出会った花たち

           山アジサイ                            ソバナの花

                   

 山アジサイの青は目を見張る程きれいです。ソバナは下山道の両脇に咲いていました。この花、ツリガネニンジンに似ているのでよく間違える人がいます。ツリガネニンジンは、花が輪状に茎を取り囲みます。

 今年の大山の夏は、自分の中では終わった。次回登るとすれば、秋だろうか(?)。すぐに寒くなる。

                                                  夏の大山 ユートピア 終わり     

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夏の大山 ユートピア その2

2023年07月30日 | 最近の大山

豪円山キャンプ場手前に工事用車両専用道路の入口がある。この道路は、大山元谷まで通じていて、古くからある登山道とも交差している。下宝珠の登山へは、大山寺から大神山神社横を通って行くのが一般的だけど、こちらからが近い

 5時10分スタート、宝珠尾根に6時15分着。男性が一人休んでおられた。お互い大汗をかいてやっとたどり着いたという感じ。10分ほど休憩をしていよいよ本格的な山道となる。

           北 壁                              大山屏風岩     

                                                                    

 中宝珠を過ぎると眺望は開ける。今日の大山北壁は静かだ。5~6月は良く落石の音を聞くことがある。大山屏風岩は、岩登りの場としても知られる。ただ、最近ここを攀じるクライマーはいないようです。秋から冬の落石が無い時期に登られるが、ブームは去ってしまったか?

 若いころは、良く通った懐かしい岩場です。1度、単独で攀じ登ったが、その後、山仲間と数回登攀した経験がある。もう数十年まえのことだけど。

            上宝珠に着くまでちょっとした危険個所がある。右手にロープが見える。                

                                                               

 このルート、気を付けて歩けばあまり問題はないが、先行者がいるときは落石が怖い。それだけは十分注意。ただ、今日はまだ人も少ないから安心です。先ほど出会った方は、もう追い越したので姿は見えない。

                クガイソウの群落。白い花はオオバギボシの花。このすぐ上に避難小屋がある。

             

             7時40分、上宝珠着。そしてついにユートピア小屋へ。8時25分

             

 何とかたどり着いた。時間的に早いからひとの姿はない。ただ、途中下山してくる若者に出会った。縦走でもしてきたのだろうか。暗いうちから夏道を登り始め、一気に縦走路に入れば縦走自体はさほど時間はかからないから。

 小屋の前でしばらく休憩してから尾根に上がる。

          三鈷峰に人が                         縦走路は続く。 奥は天狗ケ峰、剣ケ峰。

                                

                    こちらは槍尾根 槍尾根へは、天狗ケ峰から入る。

             

 現在縦走は禁止されているので頂上の弥山からは入れない。最高峰の剣ケ峰に行くには3の沢から槍尾根に登り、天狗ケ峰を越えていくのが一般的です。3の沢の登り、剣ケ峰までがきつい。足場も悪い。

                                                 次回は、花々の特集です。

  

 

                                                         

                                                       

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夏の大山 ユートピア

2023年07月27日 | 最近の大山

 今日はかなりくたびれました。早朝スタートで、大山寺の駐車場に着いたのが5時前。明るくなっていました。

 本当は、今日は夏道から頂上へ登り、縦走を考えていました。しかし、そう考えたのは昨夜のこと。酒のせいです。

 それで、今朝起きたらいつものルートでユートピアへ行くことにしました。7月後半は、花のユートピアです。

                        5時前の大山馬喰座駐車場

           

 とりあえずこの駐車場で衣服を改めて専用駐車場に向かう。

                    中の原 まだ早朝なので山の映りはよくない。

           

             どこかの合宿のようです。若者がいます。挨拶をされました。

           

 そして、車を置いていよいよスタートです。5時10分。  近くにある豪円山キャンプ場がオープンしたようです。帰りに寄ってみよう。

             五輪塔                        下宝珠登山口到着

          

                道端で見つけたソバナの花。ツリガネニンジンと似ているが・・・。

                 

                              

                 ブナの倒木                                                                              尾根が見えてきました。6時15分

                      

 中宝珠着は6時50分。上宝珠へは7時40分。ユートピア小屋は8時25分でした。

                                        今日はここまで。

 

 

 

 

 

 

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夏の大山へ 予告

2023年07月26日 | ぶらり

暑い夏がやってきました。

明日27日、久しぶりに大山へ登ります。大山もそろそろ花が咲き乱れそうです。どういうルートで登る(歩く)かはここに紹介できませんが久しぶりに歩いてみます。

 できれば、大山オダマキを写真におさめたいとも思っています。クガイソウ、シモツケソウ、フウロ、コオニユリなど一年ぶりの再会が楽しみ。

 下山後すぐにブログにアップします。(ただし、その時になってみないとわかりません。

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大山 地獄谷 春

2023年05月03日 | 最近の大山

5月2日(火)

今日も晴天。地獄谷へ行く。地獄谷とは名前はすごいが大山の秘境、別天地。ただし、こちらはこの季節山好き以外はあまり人は入らない。そういえば、今日の大山夏道コースの登山口には車がいっぱいだった。

       大山馬喰座駐車場より                          こちらは北壁

             

    青空を背景に山が美しい。大山に人が集まるわけです。1700mほどの山にしてはアルプス的な雰囲気が強い。

    

         鳥越峠 木谷登山口からここまで約1時間。ここまでで今日の歩きの約半分は終わる。ホッと一息つく。

             

         この峠への登り口附近でサンカヨウに出会う。ほとんどがまだ早いようです。やっと見つけた一輪。純白がいい。        

              

                          峠の反対側には残雪が。

               

 残雪期は、鳥越峠からほぼまっすぐに降りる。間もなく雪の上に踏み跡を見る。そして、男性が一人上がってきた。小屋泊まりでもしての帰りかと思ったら、下まで行ったからもう帰るとのこと。

 このルートを登り返していることになる。どうも普通の登山者とは違う。そういえば、数年前にこの時期に地獄谷で出会ったような気がする。山菜取りかと思ったら、調査のために来ているそうでした。どこかの大学の教授さんらしいが・・・?このルートを通って谷へ登り降りする人はそういないから、このあたりの地形に詳しい人だろう。

               残雪の上は、歩くのに都合がいいこともあるが、踏み抜かないように注意がいる。

                    

「人皆花に酔うときに 残雪深き山に入り涙を流す山男・・・」 坊がつる賛歌が頭をよぎる。なんで涙が流れるのかこの歌詞がよく理解できなかったが、実際そういう時期にそういう場所に立てばわかるような気がする。詩人の心がわかったようで・・・。

 谷(沢)に降りる。雪解け水がすごい勢いで流れ来る。この近くで昼食。どっぷりと春の山に浸かり下界から切り離された雰囲気。緑いっぱいの中、流れ落ちる水しぶきを聴きながらしばし我を忘れる。たまにはいい。

                                                                        の向こうには槍尾根の槍ケ峰  

                                           

                    この流れは、我々が残雪期に滑る振り子沢から流れ来る

            

               山 桜                           タムシバ

               

                             ミヤマカタバミ

             

  のんびりとした春の一日だったが、やはり疲れるのは、5日ほど前の山行の疲れが残っていたせいだろう。しかし、贅沢な1日でした。

 

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