知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

問題解決の方法

2019年04月05日 | スキルアップ


ザ・ゴール2も、コミック版だと分かりやすいと思います。

ザ・ゴールは効率アップの手法だったのですが、
 ザ・ゴール2は問題解決の方法
がテーマです。

対立する当事者において、
 どうすれば、双方が納得する解決方法を導いていくことができるか
をチャートにしています。

Aはだめ。
 だめな理由←なぜ? Bも理解しうる要因

Bはやりたい。
 やりたい理由←なぜ? Aも同意できる要因

根本においては同意できるけど、
 手法においてはだめ。

そうであれば、
 手法に制限を加え、だめな理由の要因を達成できるような案
を導いていくということ。

例として、
 バイクを貸してほしい。←免許を取ったので乗りたいがお金がない。
 親はだめ。←当たり前のように使われ、自分が乗れなくなるのが嫌。

 利用について、条件を決める。


これは、議論の基本です。

会社でも、議題があって、
 提案の理由
があります。

これに対し、
 反対意見
がでます。

コストがかかる、効果が期待できないなど。

そのため、
 効果の予測が正確であることの説明
 コストを抑える手法について再度検討する
など、
 案がよくなる
方向に向かうというわけです。


今の国会では、
 こういった議論ができない
わけです。

与党も野党も問題があります。

与党は、官僚が作った法案をそのまま通すことしか考えています。
理由は、
 あまりよく分からない
からです。

野党は、
 修正してよりよい案にしていこう
という考えがなく、
 反対してアピールし、次の選挙の指示につなげよう
としか考えていません。

そうなると、
 結局は、数の論理
で、強行採決されて終了。

法案の問題点が議論され、修正される機会はありません。

数の論理は、
 国家間の場合は戦争
に至ってしまいます。

自分の意見を押し通すために、
 力を利用する
ということになるからです。

そうならないように、議論ができない相手には、
 戦略的な外交
を行う必要があります。

韓国の反日行動に対し、
 韓国に対し、制裁をする
だけでなく、
 韓国の異常さを国際社会に認めさせるアピールをして、
 韓国を孤立化させる。
すでにアメリカはせどりを認定したため、
 韓国政府が調査に乗り出した
ということです。
韓国としては民間企業で留めたいわけですが、
 韓国軍が絡んでいたことは照射事件
で客観的に明らかなので、
 矛盾が生じてくる
ことになります。

 せどり中、照射し、追い払おうとした
という認定がされれば、
 民間企業を処分するだけでは、すまなくなる
わけです。

日本政府としては、国連を通じ制裁を求めて、追い込んでいくことで、
 照射事件の責任を取らせる
ことができるというわけです。


問題解決の方法としては、
 まずは議論。

無理な場合は、
 まず環境を固め、戦略的に自分に有利な状況にもっていく。

日本は諜報活動や戦略的な外交が苦手なので、
 かなり損をしている
わけです。

第2次世界大戦で、どんどん孤立化させられていった経緯を学ぶと、
 問題解決の最終的な方法が分かる
と思います。
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