巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

和池(わち)の大桂

2008-07-20 | 兵庫県

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近畿の奥座敷と呼ばれている、兵庫県但馬地方の鉢北神鍋高原はスキーヤーにとってはよく知られたところですが、巨木ファンにとっても桂の巨木が多く魅力の有る地域です。


一昨年の秋の終わり、スキー場がたくさんあると言うことは雪の来る時期も早いだろうと、11月の初旬にあわてて鉢北神鍋高原地域に巨樹を訪ねて廻った。


僕の山城からは遥か近畿の最北端の地、日帰りで訪ね歩くにはかなりきつい巨樹追い旅になりました。


とりあえず鉢北神鍋高原域の桂の巨木を中心に、効率よく巨木を訪ねられるコースを組みました。



朝早く6時前には家を出て最初の目的地、兵庫県養父市高原植物園には9時過ぎについていた。


この植物園の中に目的の「和池の大桂」があることは知っていたが、この桂の撮影のためにだけ500円の入場料を払うのが馬鹿くさく、無駄とは知りながら


入場券売り場でそれとなく桂の木だけ無料で撮影できる場所はないのかと訪ねてみたがやっぱり無駄な抵抗のようでした。


あさ一番の高原植物園には誰一人として訪問者もなく閑散としていたが、11月の中旬さすが冬の早い鉢北神鍋高原の木々はもう紅葉も落葉が始まり裸木に近い樹も多く見られました。



目的の桂の木はこの植物園を訪ねるために橋って来た道路の下をくぐったところ、音を立てて流れる小さな渓流を跨いで立ち尽くしていた。


何処でも見かける桂と同様にこの桂も何本ものひこばえが立ち上がって巨大な樹姿を作り出している。



秋の黄葉も終わってすっかり葉を落した巨大な桂はまるで枯れ木でもあるような森閑としたたたずまいです。



樹齢1000年というう木の遠くなるような時間を生き抜いてきたこの桂の巨木にとってここ最近のこの山の開発が悪い影響を与えなければいいがと思う。



000年以上、樹高約38m、幹周囲約16m、県指定天然記念物 。


あとから気づいたのですが、この木の撮影だけなら車道から難無くこの桂の傍まで近づくことが出来るようです。


撮影2007.11.18


MAP


 




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