中仙道大湫宿址神明神社の大杉を見てその足で県道65号線を道なりに約30分南下、恵那市三郷町佐々良木に有る中坪の樫を訪れた。
中濃、東濃地方は山深い土地柄、過ぎの巨木が目立つ中で珍しくアカガシの巨木です。
県道沿いに点々と並ぶ民家の屋根越しに大きな樫の樹冠が見えてそれと解る。
民家の脇を抜け低い斜面上にあって、背後の雑木林に溶け込むように立っている。
正面の株元には小さな祠が有り、樫の木独特のゴツゴツした主幹は直ぐに何本もの枝幹に分れ豊かな樹冠を造りだしている。
外見上それほど目立った洞は無く、まだまだ若々しくさえ見える。
現地説明板に拠ると目通り幹囲 7.5m 樹高 20m、推定樹齢 300年以上となっている。
撮影2008.10.12