旧東海道,庄野宿跡に有る川俣神社に、このスダジイの巨木が腰を下ろしている。
神社の参道に面してアパートが並んでいて厳かな雰囲気は感じられない。
それでも参道奥の境内に進むと回りに民家が建ち並んでるとはいえ、やっぱり神社らしい静かなたたずまいです。
境内の右側に孤立して大きなスダジイが立っている。
逆三角形のようなその樹形は、昔子供の頃に絵本で見た大きな樹のような姿で懐かしく遠い昔を思い出させてくれました。
このスダジイは幹周り5.8m、樹高11m、樹齢は推定300年、三重県の天然記念物に指定されています。
僕の訪れた初夏五月の終半、大きく広げた枝には若若しい葉を一杯つけて今を盛りと花を咲かせていた。
根元より目通りの方が太く、うねりながら上に向かって伸びていて力強さを感じるが根元を囲んだ小さな柵は、幼稚園の子供花壇の柵の様でちょっと艶消しです。
撮影2007.5.20