巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

新潟県五泉市 切畑の乳銀杏

2016-01-04 | 富山県 新潟県

 

阿賀野川、中流域左岸の五泉市切畑「観音堂」境内に立つ新潟県最大と言われる公孫樹の巨木。

山裾の深い森に囲まれた切畑観音堂は、僧行基が北国巡行の際、この公孫樹の枝を切り取り、高さ五尺の十一面観音像を刻んで安 置したと伝えられる古刹で蒲原観音霊場第三番霊場となっている。

観音堂正面に小さな白木の鳥居を冠し簡素な石祠を根元に巨大な「乳銀杏」と呼ばれる公孫樹が聳えて居る。

公孫樹の古木は気根がよく発達し、多くの場合は女性の乳房に準えた話を伝え、こうして信仰の対象になってることが多い。

樹齢・伝承1200年、目通り12.0m、樹高40m、新潟県の天然記念物に指定されて居る。

尤も良くある話だが公孫樹が日本に伝えられたのは700~800年前だとされるので、樹齢の1200年は俄かには信じがたいが・・・

撮影2012.9.16



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