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例によって例の如くナビ任せで現地に到着してしまってあまり良くは覚えてないが,岐阜市内からでも1時間以上は山の中を走ったように思う。
途中R256号線と分かれて川沿いに県道52号線でさらに北上、山中深くに分け入ると開けた町並みの有るところが関市板取地区。
県道脇の板取中学校を超えて直ぐ「21世紀の森公園」の看板で左折すると大きな駐車場があって運動公園にもなっている。
21世紀の森はちょうどこの上方、管理人の人に株杉の事を訊ねると、車で傍まで行けるからと株杉森へのゲートを開けてくれた。
ゲートから1~2分も走るとそれらしき看板が見えて異様な巨杉が姿を見せる。
車を道路脇に寄せてロープの張り巡らせた散策路の山肌を登ると圧巻、異様な姿の台杉が林立群生している。
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巨木を見慣れた僕も一瞬唖然とする景観が続くこの森に一瞬たじろぐ。
異様としか言いようのない樹形は京都北山の奥でも見られる台杉と同じで主幹を伐採すると枝分かれした幹が伸び、それを繰り返すうちにこんな不思議な形になったと言うことだそうです。
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確かに杉独特なあの端正な樹形を見慣れている者にとっては摩訶不思議な光景です。
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その樹形の荒々しさの中にに植物の持つ生命力の強さが脈打っているように感じられます。
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不思議な樹形の森はそれほど広くなく2~30分も歩けば殆ど隅から隅まで歩けてしまうのですが圧倒的な迫力です。
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巨大な1株から林立するように何十本もの支幹が大空を目指す姿は異様としか言い様がないけど又美しくも有る。
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これは人間が人工的に作りだした姿なのだろうが、自然の生きる力によって造りだされた形に違いない。
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この林では約100本以上の株杉が確認されていて、大きいものでは幹周り5~6m以上のものもあり、樹齢は4、500年だということです。
ちょっと度肝を抜かれる景観ですが、良く整備されていて気軽に巨木の偉大さに合えるところとしてお勧めです。
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撮影2008.10.4
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