滋賀県米原市と岐阜県境に聳える伊吹山の山裾を縫って流れる姉川沿いの県道脇で、なんとも懐かしい景色と巨木に出遭った。
風向明媚で、山野草の豊かなこの地域には何度と無く訪れ、その程よい空気を満喫している。
国道365号線から伊吹山の山懐に車を進めて約15分で板波集落に差し掛かる。
この近くの公孫樹の巨樹を訪ねてたまたま見かけた、民家の石垣の上に聳えるケヤキの巨木。
石垣の脇の小さな道の脇に小さな井戸、石垣の上に立つトタン掛けした萱葺き屋根、隣に聳えるケヤキの巨木。
なんとも僕にとっては、ほのぼのとした温もりのある景色です。
民家でこのような巨木を維持手入れするのは大変なことでしょうが、どうかこのまま大切に守られて行くことを願うしかありません。
帰って、巨木データーを確認しましたがカウントされてないようです。
それほどの巨木ではないのですが、見逃すことの出来ない出会いでした。
撮影2007.4.28