巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

信貴山朝護孫子寺の榧(カヤ)

2006-08-09 | 奈良県

 

信貴山は、信仰の山、生駒山系の最南端、奈良と大阪の県境に位置している。 西暦587年(第31代用明天皇2年、寅年)寅の月の7月、寅の日、寅の刻、聖徳太子が、仏敵物部守屋の討伐を祈願し、毘沙門天から、戦いに勝つためのヒントを授り、見事討伐に成功したことから、「信ずべき山、貴ぶべき山」信貴山と名づけられましたと言われており,聖徳太子開基の寺とされています。

護孫子寺の名は毘沙門天に醍醐天皇の病魔退散を願い、成就されたことから、朝護孫子の号を賜ったそうです。

駐車場から、参道をとおって山門をくぐると、有名な「張りこ大寅」の上の方に本堂の舞台と大きな屋根が望まれる。

山門から石畳の参道を暫く行くと石の鳥居を越えて正面にカヤの巨木が聳えている。

聖徳太子が開基した頃芽吹いたとされているカヤの巨木で、表示板には樹齢1500年とある。

見た目には樹齢1500年と言うのは少しオーバーな気もするが・・・

この寺の神木とされていて、樹の前には稲荷大明神の社があって参詣者も後を断たない。

このカヤの樹自信が信仰の対象と成っていて、まさに神木である。

残念なことに、樹の周りには石柱の垣が設けられていて近づくことはできず、根張り等の確認も出来ていません。

目測、幹周り、4m~5mはあるように見え、樹盛は盛んで衰える様子も見えない

撮影2006.6.17

場所はここ



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。