丹後半島巨樹追い旅の最後、帰りがけに寄った京丹後市網野町生野内にある生王部神社境内を覆うスダジイの巨木です。
生野内集落の集会場脇から山裾に急な石段の参道があって途中右脇に1本、上りきった左手脇に目的の巨大なスダジイが威容な姿で経ちつくしている。
巨大な幹にははやっぱり巨大な樹瘤をつけて、狭い拝殿前の境内いっぱいに枝を広げその葉をおい茂らせている。
主幹は約３ｍ辺りで２分しているが、目通り６．９ｍ、樹齢約３００年、樹高約１４ｍ。
スダジイの古木独特のうねるような幹廻り、荒々しい根回りは見るものを圧倒させるに充分な迫力です。
スダジイの巨木の前で尻を持ち上げた出雲型狛犬が小さく可愛く見えます・
この地方は雪が多いのか雪害に拠る枝の損傷はあるものの元気そうに見えました。
古くから神木として崇拝され、京都の自然200選に選定され、京丹後市内最大のシイノキとされています。
撮影2008.5.17