福井県池田町はやっぱり山里、小さな集落には大きな樹が何本も有る。
国道476号線沿いに有る須波阿須疑(すわあずき)神社の社頭から足羽川、その分流魚見川の二本の川を越えた北側に連なる山裾に有る小さな山田集落。
集落の中程の八幡神社には山田の大欅 (やまだのおおけやき)と呼ばれるケヤキの巨木がある。
民家の庭や集落内道路と何の隔たりも無い境内の神楽殿横に大きく傾いて苔むしたケヤキの巨木が立ち尽くしている。
根元が大きく膨らみ樹瘤蛾累々と重なりこのケヤキの樹がいい気抜いてきた長い歴史を伺わせるに充分な風格を感じることが出来る。
いつの時代からこんなに傾いてしまったのだろう??このケヤキにいつの時代にどんな困難があったのだろうか??
まるで岩塊のように見える主幹は目通6m、樹齢約800年、樹高35m、根元がかなり大きく膨らんで樹全体を見るとそれ程巨きく見えない。
撮影2009.4.11