巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

香美町村岡区 長瀬八幡神社のタブノキとホオノキ

2013-04-02 | 兵庫県

香美町村岡区の北端、長瀬集落北側斜面に鎮座する長瀬八幡神社のタブノキとホオノキ。

国道9号線、村岡和田の岐れで県道9号線で北上約20分、小ぢんまりした「道の駅あゆの里矢田川」を過ぎ、次の集落が長瀬。

集落は約20軒ばかり矢田川が弧を描く洲を利用した水田を前に肩を寄せ合う長閑な谷沿い集落。

公民館先の林道を少し入れば右手斜面、コンクリート階段の奥、正面に立ちふさがる様に大きいタブノキが直立して居ます。

小さな社殿の脇に立つタブノキは目通り5.3m、樹高23m、郷土記念物に指定されているよです。

一方、境内斜面、林道から仰ぎ見るような場所にこの朴の木が立っている。

この新道築造に際してギリギリまで斜面を落としたのだろうか??危うい崖上に眩しい程の新緑を生い茂らせている。

主幹4本を取り囲む様に多くひこばえが成長している。

一応目通り6mとされて居ますが、株立ち部も含めて居るので単幹では巨木の範疇には入らないかも??

村岡町名木の標柱が立っていた。

撮影2010.6.12


豊岡市日高町万劫 七品(ななしな)のかつら 

2013-03-30 | 兵庫県

 

関西ではスキー場のメッカとして名高い奥神鍋スキー場の奥、稲葉川上流の渓谷、「一ツ滝」の滝壺傍らの崖上から突き上げる桂の老巨木です。

この地もまさに深山幽谷、桂の巨木がひしめく但馬地域、前回から紹介している香美町村岡地域とは山成りに隣接しています。

僕は村岡地域から山越え県道258号線でこの地に到着しましたが、決して進められるドライブコースでは有りません。

深い谷沿い道はダートで足元も悪いがそこここに巨樹が生い茂り原始の様相・・・・。

神鍋渓谷公園駐車場から手入れの行き届かない遊歩道を降りると「一ツ滝」前にしてこの景観。

右手渓谷斜面の崖から覆いかぶさるように斜めに、桂とは思えないような単幹樹姿の巨樹が起ち上がって居る。

目通り約6m、大きく傾き、見た目にも老骨な幹から、細い支幹が複数本起ち上がり、天空にその枝葉を広げて居る。

裏に回ると相当主幹の腐敗は進んで居る様ですが、まだまだ根元には力強さが感じられます。

しかしこの景観は願っても無く、まして水を好む桂にとってはこの上もない場所・・・。

殆どこうして根元まで登った人は居ないのだろう・・・、大きな洞は枯葉で埋まり尽くし、依り腐敗が進まないかとちょっと心配。

撮影2010.6.12


香美町村岡区板仕野瀞川稲荷神社 板仕野の大桂

2013-03-27 | 兵庫県

谷深い瀞川稲荷の境内奥、桂の巨木には持って来いの細い源流域に黙って佇んでいます。

前回紹介、国道9号線耀山(かかやま)口から、兎和野高原(うわのこうげん)一山挟んだ西側谷の奥に有ります。

兵庫県北部、但馬高原域が遅い緑に包まれる六月・・・・。

国道9号線、村岡高校脇から県道135号線89号線経由で板仕野集落へ・・・・この先県道と岐れ、谷川沿いの林道を5分も走れば瀞川稲荷に着く。

人里離れた山中にぽつんと建つ神社はきょせきの狭間に社殿が在り、原始信仰の臭がするような場所です。

桂の巨木は境内横手から斜面を下った谷川沿いの奥に立っている。

一応簡素な案内板程度の物が在る。

滴る緑の沢を少し遡れば遠くにそれらしい巨木が見えてホッとする。

なにせ、せせらぎと野鳥の囀りだけが静寂を破る・・・・、まるでグリーンフィルターを掛けたような景観。

境内からここまで約10分、他を圧するような桂の古木独特な樹姿で立ち尽くしていた。

まだ健在な意外と太い主幹・・・・・それを取り巻く支幹は7~8本。

その外側を取り囲む様に若い蘖。

滴り落ちる若葉の緑・・・・見上げる大空も緑のベールに遮られている。

目通り9.5m、樹高19m、樹齢は不明だが其れ程老骨ではない。

根元には古くない石仏が置かれていた。

瀞川渓谷十三佛の始まり、虚空蔵菩薩の石仏です。

それにしてもこの但馬高原域には桂の巨木が多い・・・・それだけ良好な自然環境が保たれている証なのかも。

撮影2010.6.12


香美町村岡区耀山 耀山(かかやま)八坂神社の大杉

2013-03-24 | 兵庫県

前回紹介の耀山カツラの群生地からの帰り道、ふと目に止まった大杉。

景観の素晴らしい集落入口の棚田脇、杉木立の八坂神社・・・・、鳥居の脇には観音堂が有り神仏混淆の姿を今にとどめています。

境内から集落をみると懐かしい里山の景観そのまま・・・・。

観音堂脇、八坂神社鳥居の前にこの杉の巨木が1本。

取り立てて言うほどの大きさでもなく、其れ程の老骨でも有りません・・・・・、しかしこの景観は特筆に値する。

目通り5.5m、樹高32m・・・、根回りより小さな若木が吹き出して居ました。

何やらもう世代交代の準備ですね。

撮影2010.6.12


香美町村岡 耀山(かかやま)のカツラの群生

2013-03-20 | 兵庫県

但馬地域の 深山幽谷に相応しい桂の巨木が群生、奥へ奥へと進むと一人ではちょっと心細くなる深い谷。

<山へ入る手前の最終集落>

国道9号線をどんどん北上、和田山を越え、関西では名前の知れたハチ高原スキー場の有る町が香美町、ハチ北口の信号を越え、デサントの工場手前の信号を右折、道成に奥へ進めば案内看板もあり迷うことはない。

国道9号線の岐れより約3km、車寄せ程度の駐車場に車を捨て置きそれと解る沢までは徒歩直ぐ・・・・、沢奥の方を見ると片手?を大きく横に広げた正しく桂の巨木がそこにある。

渓谷は見晴かす緑に包まれ、奥しれず深そう・・。

この地の桂の群生は平成時代になってから一般に知られる様に成ったらしいが、それまで地元の人達には見慣れた大きな桂の樹達と言うだけの存在だったに違い有りません。

渓谷入口に近いこの個体が一番大きく、目通り8.1m、樹高30m、樹齢/約500年、桂の巨木にしては珍しくヒコバエに包まれる事もなく単幹の大木です。

緑むす六月、細い沢を長靴履きで奥へと詰めて行きます。

沢は狭く両側から急斜面がせめぎ合い何本もの大桂の若葉が宙を隠しています。

どのくらい沢を詰めたのだろう・・・、行く手を遮るような桂の群落。

説明板には100m程の間に18本もの大桂があるとのこと。

                             

主幹は朽ち果てヒコバエだけで第二世代の命を繋いでいる。

この谷はまさしく桂の沢と言うに相応しい深山幽谷・・・。

まだまだこの地域の深い渓谷にはもっと大物も人知れず息づいているかも知れない。

                   

撮影2010.6.12


西宮市 山口の大榧 

2012-11-29 | 兵庫県

有馬温泉で有名な六甲山北斜面、有馬街道?沿いの民家に聳える榧の木。

中国道西宮山口JCTで阪神高速北神戸線に乗り継ぎ西宮山口南で降り、県道82号線で有馬川沿いに遡れば高速の橋脚を潜って直ぐ、右側上手に一際大きく枝を広げた榧の木が聳え立って居る。

「山口の大カヤ」と呼ばれ、県の天然記念物にも指定され、上手「平家の流れをくむ」と云う民家への石段途中、石垣途中から身を乗り出す様に聳えている。

幹の途中からは多数の枝が四方に伸び、しめ縄をしっかり懸けられ、信仰対象の木であることが納得出来る威厳を持って居る。

樹齢約500年あまり、根回り5.5m、樹高約20m、兵庫県の天然記念物に指定されて居る。

付近は近代化により、懐かしいロケーションが失われ居て、ちょっと悔やまれる。

それでも榧の木は元気そのもの・・・。

撮影2010.4.24


神戸市 白川の石抱き榧

2012-11-26 | 兵庫県

石仏を根元に抱きかかえる様に飲み込んでしまった大榧の木。

阪神高速「神戸山手線」と「北神戸線」JCTのすぐ南、谷川沿いに軒を連ねる白川集落を跨ぐ高速の橋脚をくぐれば目の前に立っている。

神戸市内もここまで来ると懐かしい匂いのする里山田舎三昧、遠くの斜面には高層住宅が立ち並ぶものの、ここはその景色が嘘の様な別世界。

「石抱きカヤ」はやっぱり特別な信仰があるのか正面には石祠、石碑、傍らには六体地蔵・・・・。

正面奥にも地蔵石龕や五輪塔の残欠などが有り、付近には「堂の東」や「堂の西」などの地名も残り、この地が故地なのだろうと思われる。

石抱きカヤは 目通り4.5m、樹高20m、推定樹齢350年、根元に石柱(何かは不明)を抱き込んでいるのでこの名があります。

葉付きが悪く頂部は少し枯れてて居る様に見えます。

根元に赤い涎掛けを掛けられた石仏を飲み込み、その背後の隙間からは多分モチノキの木肌だと思われる木が大きく育っている。

気の良い榧の木は石仏を飲み込んだおかげで、今に元気な寄生樹に飲み込まれるかも??

撮影2010.4.24


神戸市 神前の大楠

2012-11-22 | 兵庫県

神戸市内のど真ん中、JR六甲道駅と阪急六甲駅に挟まれた住宅街の中に建つ春日神社の大きな楠。

阪神淡路大震災で大被害を受け社殿も鳥居も新しくなり、付近もすっかり新しい街並みに成りましたが、この「神前の大クス」はビクともせず、何事も無かった様に葉を茂らせて居ます。

住宅街の真ん中にあり鎮守の杜とは縁遠いような明るく拓けた境内にこの楠だけが光を遮り聳えて居ます。

大楠は「神前の大楠」と名付けられ、兵庫県の天然記念物指定「市民の木」として親しまれ大切にされています。

目通り8.2m、樹高18m、樹齢約500年・・・・長壽の楠としては、まだまだ若々しく物足りなさは有りますが、市街地のど真ん中で阪神淡路大震災の生き証人として、ますます元気に生き続けることでしょう。

拝殿右側にある大楠はすでに枯れ果てているがこれも大切に保存されてた。

撮影2010.4.24


丹波市市島町 鴨神社の大イチョウ

2011-12-27 | 兵庫県

舞鶴若狭自動車道春日ICより北方へ約5km、JR福知山線市島駅近くに鴨神社と言う延喜式内社が有って境内から200mほど離れた一の鳥居のそばに神木の大銀杏が立っている。

空一杯に葉を茂らせて居るように見え、元気その物のように見えるが足元が如何も覚束無い。

治療番号1701と書かれた看板が物語るように、主幹のあちこちに創痕が生々しい。

落雷にでもあったのだろうか、根元で二幹に別れ、目通り5.9m 樹高14mと一寸ちんちくりん・・・。

治療の施されていない幹もかなり傷み白化が進んでいる。

それでも治療の甲斐有ってか?地元民の銀杏を大切にする気持ちが通じたのか??ご覧のように旺盛に見える。

推定樹齢1200年と言うが・・・それは俄かには信じ難い。

撮影2009.7.4


多可郡多可町 善光寺のイブキ

2011-12-13 | 兵庫県

兵庫県丹波山系の真っ只中、 同じ関西人でも京都南部に住む僕にとってはかなり馴染みの薄い地域です。

中国道滝野社で国道175号線へ、その後西脇市内で国道427号線、県道139号線と乗り継いで多可町東安田集落はずれの山裾まで、付近にそれと解る看板が出ているので間違うことはない。

山裾に簡素な本堂と薬師堂が残るのみで無住の寺となってしまった平安時代の建立だといわれる善光寺が有って、このイブキの大木が一本寂しく立って居る。

紀伊半島方面などでイブキの巨木を見慣れているせいかそれ程の驚きはないが・・・。

主幹はらせん状に巻いてるがそれ程の激しさも無くやや物足りなさを感じてしまう。

樹齢約400年、目通り約4.6m、樹高は17mとある。

しかし何は無くともこの景観は捨て難い、誰も来やしないお堂バックに大きなイブキの巨木。

無住と成ってしまった門も無ければ塀も無いがらんとした境内・・・・薬師堂とこのイブキの巨木が寂しく、お互いをかばうかの様にたち尽くして居る。

海沿いでは大きく育つイブキも、こんな雪の多いこの地域では珍しいようです。

因みに兵庫県の指定天然記念物に成っています。

撮影2009.7.4


篠山市 春日江のカヤ

2011-12-07 | 兵庫県

丹波篠山は京都大阪に府県境を接する丹波高原域 の真っ只中に拓けた盆地。

京都亀岡から国道372号線は県境の天引トンネルを通過するとデカンショ街道という愛称で呼ばれ、丹波高原を貫くように縦断している。

天引トンネルを抜けて約10km、城東支所前の信号で右折県道305号線を北上して暫く走ると目の前に大きなカヤの木が道路を塞ぐようにたちはだかって居るのが誰の目にも映る。

傍らには赤い屋根の公民館、この地は旧街道筋の辻、村の中心地でもあったのだろう・・・、傍らには古びた石造物が在ったりして懐かしい景観を見せてくれる。

春日江のカヤと呼ばれるこのカヤの古木は目通り約5m、樹高約20m、逆さ箒状に何本もの枝を大空に向かって広げて居ますが、主幹は遥か昔にでもなくしたのか哀れな姿です。

春日江集落のシンボルとして大切に保存されているようですが、真横は交通量の多い県道抜け道、それ程良い環境では在りません。

でも反対側はまだまだ元気そうな幹肌を見せてくれていてまだまだ大丈夫とでも言って居るようです。

篠山は緑深くこうした古木巨木の多い所です。

撮影2009.7.4


宍粟市波賀町 火魂神社(かこんじんじゃ)の大ムクノキ

2011-04-25 | 兵庫県

火魂神社の大ムクノキが有る宍粟市波賀町は、瀬戸内海の姫路から日本海の鳥取までを横断する、国道29号線沿いに有る揖保川上流域に開けた小さな町です。

国道29号線を北上すると宍粟市に入り揖保川上流の引原川沿いに走り、暫くすると左手山裾に小さく裏寂れたような境内に大きく諸手を上げているように伸ばしているような、ムクの巨木が見える。

神社境内は国道に段差なく接して直ぐに拝殿、その左脇にこの大ムクノキ・・・、決して良い環境だとは云えない。

推定樹齢約600年、根廻り9.5m、目通り7.8m、樹高20m、台風で腕をもぎ取られたばかしなのか痛々しい。

全身創痍、主幹も遠い昔に大嵐にでも持って行かれたのだろう??欠損して幾久しく見える。

横手に廻ると荒々しく隆々と力強く脈打って、脇にはカゴノキを抱きこんでいる。

根元に空洞は見られるものの、酷いものでは無く全く人手もはいらず野放し状態・・・。

それでもまた春には枝いっぱいに芽吹いてくれるだろう・・・??

兵庫県下第二番目の目通りを持つムクノキです。

撮影2009.3.8


 上群(かみごおり)町 法雲寺のビャクシン

2011-04-20 | 兵庫県

兵庫県の西端、岡山県と県境を接する上群町千種川西岸に苔縄と呼ぶ土地があって赤松小学校の隣の台地上に禅寺の臨済宗法雲寺がある。

小学校の校庭をかすめる様に進むと小奇麗で瀟洒な境内が有り、良く整備清掃された本堂と道場の間に挟まれて巨大なこのビャクシンの老木が立っている。

道場から本堂には新しい渡り廊設けられかなり窮屈な位置に有ってその巨大な全景は写真では撮れなくなっている。

播磨国守護職になった赤松円心が1337年創建当時、円心自身の植栽したと伝えられるこの大ビャクシンは日本で最大級のビャクシンだと言われている。

ビャクシンの老木は大抵捩れて,見るからに凄い様相を見せているものだが・・・このビャクシンは意外と素直な樹姿です。

目の高さぐらいで大きく4本の枝に分かれ、根元の主幹は大きな洞になっていて、大枝の一本が大きく引きちぎられた跡が痛々しい。

樹齢約800年、樹高33m、目通り幹周9.8m、根周り14.3m、樹勢はいたって盛ん。

見事なビャクシンの巨木です。

因みにビャクシン、イブキ、シンパクはいずれも同じものです。

撮影2009.3.21


加古川市 国包(くにかね)の榎・椋の樹

2011-02-09 | 兵庫県

兵庫播磨地域を縦断する加古川南岸沿いの県道18号線を海側から遡ってくるとJR加古川線が県道と加古川を南岸から北岸に横断するあたり・・・

堤防上を走る県道から左手堤防下の集落を見下ろすと大きな木が聳えているのが見える、

県道をそれて大きな樹の有る国包(くにかね)の集落に降りて直ぐ右手の高台にその木はたっていた。

<築山からの集落>

此の高台は大阪で商人として成功し富を得た国包出身の長浜屋新六郎と言う人が、加古川の洪水から人々救おうという目的で、出水に避難できる高台の目的で築かれた築山でその上には、このエノキ、ムクノキの合木と築山神社が鎮座している。 

 この築山が築かれたのは今から約250年前の宝暦年間、したがってこの樹の樹齢もそれを越える事は無くまだまだ若い。

見ての通りエノキがムクノキを包み込むように成長しているがムクノキは少し痛々しく先にムクノキありきだったろうか??

特別の巨木というほどでもないが遠くから見ると一本に見えるこの合木の幹周り約7mと堂々としたもの・・・・。

 

 撮影2008.9.14


 兵庫県但東町(豊岡市) 一宮神社のケヤキ

2010-08-16 | 兵庫県

 



    兵庫県の日本海側に在る小京都とよばれる城下町、出石からの帰り道R426号で暫く南下すると道の左手に巨大なケヤキが何本も立っている立派な神社が見える。




    神社の隣、久畑宿陣跡には立派な駐車場もあって、片隅にはこの地、「久畑の思い出の水車」だという二連水車も廻っていて其の昔を伝えている。




    此処には丹波と但馬を分ける久畑関所が置かれていて元治元年7月、桂小五郎にまつわる話は良く知られている。


     この一宮神社の境内周辺は、ケヤキ、エノキ、ムクノキ、イチョウ、スギなどの大木が林立し、9本のケヤキの巨木が神社を囲んでいる。




    一宮神社最大のケヤキは境内横を通る農道脇に有って地上数メートルのところで太く三つに分かれ、高く枝を伸ばしている。




    根元には人が何人も入り込める様な大きな洞があり、焚き火の不注意で火事になり一晩中燃えたことも有るという話ですが、樹齢500年幹周囲7m 根回り10.9m 、樹高35mと云う威容を誇っており樹盛もこの上ない。




    撮影2008.7.13