舞鶴市の東端・霊峰青葉山に開けた杉山集落、大杉神社神木の大杉とタブ合体巨樹です。
京都府舞鶴市の山奥、「西国33箇所霊場松尾寺」から峰道を約2km、山間斜面の棚田に戸数20にも満たない杉山集落が有る。
遥か遠くに日本海之見え隠れする長閑な山間集落は、懐かしい自然の景観を遠い日のままに伝えていて、訪れる人にひと時癒しの世界を提供してくれる。
集落外れの農道に車を置き、野道を歩くこと約15分程、林の斜面に小さな祠が祀られ、その脇に神木の看板が建てられた杉とタブの合体樹が有る。
大杉もタブノキも共に根元に大きな洞を持ち、積み重ねてきた歳月の長さを窺わせる。
大杉神社の名で呼ばれるのはこの大杉を御神体として居るからなのだろう・・・・、まずは大杉有りき。
お互いに相反するかの様に斜め起ちしているが、存在感には特別なものがある。
看板には樹齢800年とあるが、目通り、樹高ともに表示なし、合体部の根元でも10mには満たないだろう。
撮影2010.9.11