敦賀市中心街より剣道225号線で三方湖方面7~8kmも車を走らせると国立病院という大きな交差点があって左手、目の前にダダ広い金山彦神社の境内が見える。
境内なのか児童公園なのか見極め難いが車はそのまま駐車出来、何の苦労もないのでラッキー。
明るく開けた境内で鎮守の森と言った雰囲気は全く感じられないのは立地条件で仕方ないのかも??しかし広い境内のあちこちにはタブ、銀杏、ハゼなどの巨木が見られる。
この広い境内で一番目立つのは社殿右脇に立つ雄株の銀杏で幹周り8m、樹高15m、樹齢約300年とまだまだ若いが主幹は高さ5~6 mの所で欠損、根元より出たヒコバエが主幹と一体化、枝一杯に葉を茂らせている。
下方にはイチョウ特有の気根(キコン)が多く垂れ下がっていて、ここでも乳の神と称えられ、乳不足の婦人はこの皮を煎じて飲む信仰があるようです。
この交通量の多い街中の境内にあってはこの銀杏も大変なんだろうなあと、ふと思ったり ・・・・。
参道入り口(実はここがそうなのかよく判らないけど)横には市指定天然記念物の標柱が建ったハゼノキがある。
ハゼと言えばウルシ、普段山で見かける漆は雑木の類でこれほど大きくは成らないだろうに??ところがこのハゼは、山野に自生しているヤマハゼではなく、漆を採取するためのリュウキュウハゼだという事でした。
幹周り約3.2mハゼとしてはかなりの巨漢だという事です、それでもやっぱり葉に触ってしまうとかぶれてしまんだろうなあ??
他に幹周り3m~4mのタブの木が二本??頑張っている。
撮影2008.7.5