京丹後、峰山方面からの帰り道、同じ京都府民でも南部に住む僕には余り聴き慣れない町、与謝野町神宮寺のコウヤマキに遭って来た。
丹後半島の付け根「天の橋立」近くにあって織物の盛んな地域として知られて居ます。
町の中心地に近い石川は野田川を挟んで東側山裾、神宮寺は民家の連なる奥、本堂は平成十三年に焼失、現在老人ホームとなった建物脇に所在無さげに立っていた。
樹皮の一部には、火災のため焼け痕が残っていてちょっと痛々しいが、神宮寺の本尊は女性だという言い伝えから、地域では、このコウヤマキに手を触れて子宝の恵みを願うそうです。
さりとて特徴もなく撮り辛く、困った巨樹ですが・・・・、目通り4.1m、樹高27m、樹齢約400年、 京都府の天然記念物に指定されて居ます。
撮影2010.5.29