立山美女平の「仙洞杉」を訪れた帰り道、県道6号線沿い、千垣(ちがき)集落に鎮座する白山神社の大公孫樹を訪れた。
集落の西端近く県道からは最奥に当たる場所に有るが、地元の人に聞くまでも無く看板が案内してくれる。
在所道を進むと正面に狛犬と石鳥居、その奥には二本の屹立する大杉・・・・、山村の鎮守という風情が強い。
大杉は鳥居杉の形容が相応しいような姿で、その間にはちょうど大人が一人通れるぐらいの隙間しかない。
この杉も見事なのだが・・、杉間参道を越え境内に入ると・・・・
向かって右手、株元に大きな洞を抱えた大銀杏が聳え立っている。
根元近くで二股に岐れた双幹の公孫樹で片方の大きい洞は気になるものの、まだまだ元気そう。
樹齢約600年、目通り8.5m、樹高はすくっと伸びて35m・・・・。
何の指定も無く無冠の大銀杏、なんとなく二本の融合木かな?と云う気もしないではない。
撮影2009.10.31