![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a7/d0a4798128fc506506d970943ea9ff33.jpg)
ミシガン州は、2つの半島からなっており、北側の半島は Upper Peninsula、略して "UP" と呼ばれている。デトロイトからは遠くて、なかなか行く気にもなれないが、それでも、それはそれは素晴らしい紅葉を見に、何回かドライブした事がある。(それも、シカゴの住んでいたときに)
UP の北西にこれまた小さな半島(正確には先は島になっている)があり、19世紀から20世紀に掛けて銅鉱山で栄えていた。その昔は、地表にかなり純度の高い銅があり、採掘された跡があるらしい。インディアンが掘った事になっているが、銅器が北米のどこからも出土しないので、ミステリーになっていると聞いた事がある。
最近のコモディティ価格の高騰があり、俄に鉱山開発が再び脚光を浴びている。銅ばかりでなく、ニッケル、そして金や銀も掘れそうな調査結果が出ている。
林業以外に、これと言った産業のない UP に取っては、良い話ではあるが、環境への影響等の心配がある。また、UP の鉱山は規模が小さく、1つ1つの鉱山は8-12年位で閉山になるらしい。自然が唯一の財産(観光資源として)である地元の人々に取っては、痛し痒しである。
それでも、地下資源は、これから有望な産業であると思うので、最終的には、いろんな鉱山開発が進むと思う。
かなり北になるので冬場の寒さは厳しく、スーペリアー湖があるので積雪も多いが、古くからの銅鉱山の歴史があるせいか、州立の立派な大学 Michigan Technical University がある。
地質学科もちゃんとある。娘を唆してみるか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます