YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

メキシコ ケレタロの匂い

2017-09-04 21:09:55 | 非常に個人的な昔話
ケレタロ滞在先はダウンタウンから少し離れた幹線道路沿いのホテル。周辺を少しぶらぶら歩いてみた。交通量が多く、鼻につくのは排気ガスの匂い。古い車が多いせいか、排気ガスに不燃焼のガソリンが混じった独特の懐かしい香りだ。

父は、私の生まれる前から車を所有しており、車はずっと身近な存在であった。初めて運転したのは七つの時、8トラックで広沢虎造の「清水次郎長伝」を聞いたりしていた。父が、クランク棒を差し込んでエンジン掛けたり、ヘッドライトのヒューズが切れた時は、ワイパーので代用したりしたのを記憶している。車の構造が単純だった事もあるが、父は器用な人であった。

ガレージは、祖父母が住む母屋とうちの間にあり、冬場の暖気運転の時は、この排気ガスに不燃焼ガソリンが混ざった匂いがしていた。最近は、フュエル、排気系が進歩して、排ガスの匂いばかりかガソリンが不燃で排気パイプから出てくることも無い。

ノスタルジックな気分の出る匂いであったが、徘徊中ずっとには辟易。単純比較は危険であるが、メキシコは日本の昭和40年代という感じであろうか?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿