ニュースとしては少し古くなったが、今月初旬に、オバマ政権は、カナダアルバータ州からアメリカのメキシコ湾(テキサス州)に石油を送るパイプラインの建設許可の判断保留を決定した。
ルートの環境アセスメントが不十分であるという理由であるが、判断を2013年に下すらしいが、2012年の大統領選挙を睨んでの環境団体の票離れを恐れた判断と噂されている。どちらにしろ許可される事は確実視されているので、政治的な判断に間違いないであろう。(それにしても、政治的というのもお粗末なくらいである。自分の選挙のためだけである)
カナダは、産油量がどんどん上がってきている。特に内陸部のオイルサンドから分が増えており、パイプラインの拡充は急を要している。
カナダの原油生産量はアメリカの約半分、クエートに匹敵する。そのうち、50%がオイルサンドからだ。
メキシコ湾(アメリカ)がダメなら、太平洋だという事で、カナダの西海岸へパイプラインの計画も本格化しそうな雰囲気がある。「アメリカがダメなら中国だ」というカナダの脅し文句も、その途中にある日本としては寂しい限りである。
カナダと中国(というかイギリス続きで、香港経由という印象が強いのだが)の関係を考えると、利害関係も一致するし、アメリカとしてモタモタしている場合では無い。(日本も中国に負けている場合ではない)
オバマも「アメリカの次世代に、(パイプラインで環境が破壊される事で)汚い水を飲ます事は出来ない」などど、チンピラアジテーターみたいな事を言っている場合ではないのだ。
北米大陸の石油は、アメリカが地の利を活かして、安定、低価格での供給を確保し、中国には、中東、アフリカで、汗をかいて貰う様にしなくてはならないだろう。
ルートの環境アセスメントが不十分であるという理由であるが、判断を2013年に下すらしいが、2012年の大統領選挙を睨んでの環境団体の票離れを恐れた判断と噂されている。どちらにしろ許可される事は確実視されているので、政治的な判断に間違いないであろう。(それにしても、政治的というのもお粗末なくらいである。自分の選挙のためだけである)
カナダは、産油量がどんどん上がってきている。特に内陸部のオイルサンドから分が増えており、パイプラインの拡充は急を要している。
カナダの原油生産量はアメリカの約半分、クエートに匹敵する。そのうち、50%がオイルサンドからだ。
メキシコ湾(アメリカ)がダメなら、太平洋だという事で、カナダの西海岸へパイプラインの計画も本格化しそうな雰囲気がある。「アメリカがダメなら中国だ」というカナダの脅し文句も、その途中にある日本としては寂しい限りである。
カナダと中国(というかイギリス続きで、香港経由という印象が強いのだが)の関係を考えると、利害関係も一致するし、アメリカとしてモタモタしている場合では無い。(日本も中国に負けている場合ではない)
オバマも「アメリカの次世代に、(パイプラインで環境が破壊される事で)汚い水を飲ます事は出来ない」などど、チンピラアジテーターみたいな事を言っている場合ではないのだ。
北米大陸の石油は、アメリカが地の利を活かして、安定、低価格での供給を確保し、中国には、中東、アフリカで、汗をかいて貰う様にしなくてはならないだろう。
私は、6-7年前にバレル60ドルで、採算と読みました。(確かビジネスウィーク)ちょうど、原油価格も上昇しており、もの凄い埋蔵量も確定、技術も確立という感じの頃ですね。
カナダの道もない所に設備が必要なので、巨大な飛行船を製造する会社の話まで、飛び出しておりました。
日本の技術が貢献しているのか、資金が貢献しているのか、それが知りたい所です。
古くから知られてはいたが、ここに来て技術的に採算が合う様になったとの事。それは、カナダの会社の虚仮の一念だったのか、それとも日本の方だったのか?
面白そうですね。
検索すると、
下記の事業が該当するのでは:
http://www.japex.co.jp/business/oversea/canada.html
露天掘りから、地下に蒸気を送って液体でとれる様になった事で、環境問題もクリアーしてきているとの事です。
古くは(?)、シームレスパイプとか、日本の技術があちこちで活躍しているのは喜ばしい事です。
その辺をいかして、世界中で原発の分野とかで活躍して欲しいのですが、上手くいかないものです。