エネルギー問題やら原発問題やらを偉そうに書いているのに、自分がどの位エネルギーを使っているのか良く知らないかったので、取り敢えず、自分ちの電気代を検証。電力会社(というか、まとめてガスもやっている様だが)は、DTE Energy。
家族構成は、私、妻、小学生の娘2人の4人。コンドですが、約 2,000 sft (約55坪)+フルベースメントのスペースがあり、ダクトを家全体に回してある典型的な冷暖房システム。お湯と暖房はガス、冷房は電気。コンロは全て電気だが、テレビは一台だし、過激な家電製品は無い。
添付してある写真(クリックすると巨大になる)は、一年中で最も電気を使わない4月の電気代の内訳、使用量は 532 KWH で $85.11。内訳を見ると、いろんなチャージが着いているが、KWH 当り $0.16 (80円換算で約13円)。
使用量は冷房を使う夏場が多く、一日当り 34.9 KWH、月換算で $1,082 KWH。一日当りの年平均は 23.5 KWH、一年で 8,578 KWHの電気を家族で使用している。
電気代が高いのか安いのか、使用量が多いのか少ないのか、全く見当がつかない。情けない。
では、電気代の内訳に戻ると "Power Supply Charges" と "Delivery Charges" に別れている。発電と送電と言う事だろう。発電分が $44.28、送電分が $40.83。
発電の方が2つに分かれているのは、安い方が夜間分と言う事だろうか。"Renewable Energy Plan Surcharge" が $3.00、知らないうちにとられている。
送電の方の "Other Delivery Charge" には、核廃棄物処理費用も含まれているとの但し書きがある。(DTE Energy の原発発電割合は 20%)
因に同月のガス代は $62.05、使用量は 62 CCF (6,200 cubic feet) (約176㎥)。暖房を使う冬場は、この約 1.5 倍くらいになる。
$147.16 これがうちの先月の光熱費。(上下水道代はコンドの組合費(Association Fee)に含まれている)
ついでに光熱費の英訳は utility cost、通常は utility だけで通じる。
うち(1500sqft、地下あり)の過去1年の電気使用料(KWH/day)は、
14.6(5月), 15.1(6月), 17.9(7月), 15.1(8月), 12.6(9月), 13.6(10月),
16.1(11月), 19.8(12月), 24.1(1月), 24.4(2月), 19.7(3月), 16.5(4月)
冬が高いのはあちこちで加湿器をかけているせいです。
電気代があまりかからない加湿器があるのは知っていますが、加湿器マニアなのです。
ガス代は HOA に込みです。
Renewable Energy Plan Surcharge は
ミシガン州所得税で2割の税額控除があるのはご存知ですか?
私の場合、年36ドル×20% で7ドルだけ返ってきますw
コンドを買った時はまだ建設中だったので、セントラルヒーターに加湿器をつけてもらいました。窓が安物で結露がひどく傷みが激しいので今年は全とっかえ検討中ですが、冬場でもシットリです。
控除の件は知りませんでした。来年は会計士にUtility Billも送ってやってもらいます。
私は3つの業者と話をした結果、Wallside Windows (http://www.wallsidewindows.com/) に頼みました。Hansonsはアグレッシブで、見積もりさせると大変です(しかも窓は外注です)。Weathergard は、窓の品質は高そうでしたが値段は5割増でした。
むしろ、費用対効果で言えば、洋上風力や地熱発電の方が、優れていると:
http://www.spiegel.de/international/germany/solar-subsidy-sinkhole-re-evaluating-germany-s-blind-faith-in-the-sun-a-809439.html
バッテリー技術のブレーキスルーがない限り、太陽発電は主力にはなりえないでしょう。
http://www.cosmogas.co.jp/member/study/detail.aspx?sid=41