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THERE WILL BE OIL

2011-09-19 06:45:34 | 化石燃料、エネルギー関連
WSJ 記事の見出し "There Will Be Oil" は、映画 "There Will Be Blood" からのパクリだと思うのだが、いつもの様にそのセンスに感心する。(映画を観ていないのだが、テキサスの石油採掘が背景になっている様なので、尚更)

Review セクションで、明日発売開始予定の Daniel Yergin の最新著作 "The Quest" の要約風なエッセイを、自身が書いている。

内容的には、油田開発の技術革新で、採掘量だけでなく将来採掘可能な埋蔵量予想も増えているという事だ。数年前に話題になった、Hubbert Peak として知られる石油採掘量が頭打ちになる懸念は、暫くは無いらしい。

Daniel Yergin の著作と言えば、"The Prize"(「石油の世紀」), "The Commanding Heights"(「市場対国家」)は、必読といても良いだろう。(と言いつつ、「石油の世紀」日本語でしか読んでおらず、英語版は手付かず、"The Commanding Heights" は積ん読状態)

買う事は間違いないと思うが、キンドルと新刊との価格差($1.09)が大してないので、本の方を買ってみようかと思う。


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