暘州通信

日本の山車

●861 乱脈な高山市と岐阜県

2006年10月12日 | 行政・司法問題
土野守高山市長の刹那的な思い付きと思惑だけで、長期的なビジョンもない乱脈な観光偏重行政の高山市。
まず道路から、
① 高山市(旧清見村)から建設が始まった「旅行村線」は、飛騨の里の手前で完全にストップ。路線位置も決まらないといわれる。
② 高山市(旧久々野町大西)から分水嶺をトンネルで抜いた道路は高山側の用地取得が難航し路線位置すらきまらないという。
③ 大規模林道は宮ー高山区間の建設は高山市と高山市の訴訟代理人(S弁護士)の強引な手法が地権者の致命的な反発を招き、用地取得が完全にストップ、すでに10年以上にわたって未開通のままだ。しかも地権者の同意も得ないまま約4キロメートルの建設をすすめたが、あと50メートルばかりを残して建設は完全にストップ。先のブログで概況を伝えたが、この区間は路線計画を変更し、別の場所に路線を通すことになったようだ。
事情通の某氏の話によるとこの通れない道の建設には、岐阜県と高山市が約7億円を投じたというが、通れない道のためにお金を使ってしまったため、資金繰りがつず、新路線の建設と完成にはさらに最低3年くらい遅延が見込まれるという。
④ ①と③は一本につながるはずで、この路線の完成を見込んで飛騨センター建設が計画されたが、某企業の横槍で当初とはまったく別の場所になってしまった。
⑤ ①から④はまさに梶原前知事と土野守高山市長謀略の所産だ。
古い町・高山市は鎖国時代そのままの遺風がいまだに残り、ここを隠れ蓑にした腐敗体質、公金横領の温床となっている。
新聞、テレビ、などのメディアは完全に役所の御用機関になりさがり、警察、検察がまったく機能しないのは、このたびの岐阜県の不祥事そのままだ。