暘州通信

日本の山車

00214 盛岡八幡宮例大祭

2008年06月15日 | 日本の山車
00214 盛岡八幡宮例大祭
岩手県盛岡市
盛岡八幡宮
□祭神
誉田別命 (応神天皇)
合祀
春日大神
白山大神

□祭は九月中旬。
山車一〇数臺を曳く。

□汎論
盛岡八幡宮の創祀は、 康平五年(一〇六二)、源頼義が安倍氏を討つとき、戦勝を祈願して京都の石清水八幡より分祀を請けたのにはじまるという。「鳩森八幡宮」とも言い
日戸氏の尊崇が篤かった。
文禄二年(一五九三)に、南部氏が盛岡城を築城し、鎮守の神社として社殿が再建された。
延宝八年(一六八〇)、藩主の南部重信は旧地の青森より櫛引八幡を勧請し、
こちらを「新八幡」、「南部新八幡」とも言ったた。明治期に鳩森八幡宮を新八幡に遷した。明治二十二年(一八八九)に、市内にあった白山神社を合祀している。
風流山車十臺あまりが出る。毎年作り変え、歌舞伎、戦記物などから題が選ばれる。
岩を作り、その上を松、桜、藤、竹、造花で祭神となる人形がのる。
また山車各組ではその姿を精密・巧緻に描いた刷り物が作られる。
岩手県、青森県の各地に毎年更新される山車が建造されるが、盛岡の山車はそれらの祖臺と考えられる。

□問い合わせ
盛岡市観光物産課
電話 019-651-4111
盛岡八幡宮社務所
〒020-0872 
盛岡市八幡町13番1号
電話 019-652-5211
Fax 019-652-5212


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