◆24017 二十四孝 楊香
楊香は孝行な息子であった。
あるとき父とともに山に行ったのだが、思いがけず獰猛な虎が眼の前に飛び出してきた。ふたりは腰を抜かさんばかりに驚いたが、楊香は腹をきめ、「われを食べ父には危害を加えぬように」とひたすら念じた。虎は二人を見比べていたが、しばらくして身を翻すともときたほうへと戻ってゆき、まったく危害を加えなかった。
楊香は孝行な息子であった。
あるとき父とともに山に行ったのだが、思いがけず獰猛な虎が眼の前に飛び出してきた。ふたりは腰を抜かさんばかりに驚いたが、楊香は腹をきめ、「われを食べ父には危害を加えぬように」とひたすら念じた。虎は二人を見比べていたが、しばらくして身を翻すともときたほうへと戻ってゆき、まったく危害を加えなかった。
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