◆27917 山車とほこ
「ほこ」は中国を発祥とする武具で、「ほこ」の「訓(よみ)」ができる武具には、矛、鉾、桙、戈、鋒、戟などがある。日本でも早くから現れた天沼矛(あめのぬぼこ)があるがこれもも武具である。
山車の一形態に「鉾(ほこ)」があり、京都の祇園祭に曳かれる「鉾(ほこ)」、大分県の「山鉾(やまほこ)」はよく知られるが、いずれも「鉾」であり、山車の一つの代名詞でもある。しかし、おなじ訓(よみ)の他の文字(漢字)が使われることはない。武具型祭具ということになろうか。
薙刀は武具であるが、京都祇園祭の先頭を曳く「長刀鉾」の長刀は薙刀のことであるが薙刀鉾とはいわず、長刀鉾である。また長刀は鉾のはずであるが「鉾鉾」とはいわず、「長刀鉾」で一語を形成する熟語になっている。
山車の「ほこ」とは、現代は「鉾」に限定されているといってよいだろう。
「ほこ」は中国を発祥とする武具で、「ほこ」の「訓(よみ)」ができる武具には、矛、鉾、桙、戈、鋒、戟などがある。日本でも早くから現れた天沼矛(あめのぬぼこ)があるがこれもも武具である。
山車の一形態に「鉾(ほこ)」があり、京都の祇園祭に曳かれる「鉾(ほこ)」、大分県の「山鉾(やまほこ)」はよく知られるが、いずれも「鉾」であり、山車の一つの代名詞でもある。しかし、おなじ訓(よみ)の他の文字(漢字)が使われることはない。武具型祭具ということになろうか。
薙刀は武具であるが、京都祇園祭の先頭を曳く「長刀鉾」の長刀は薙刀のことであるが薙刀鉾とはいわず、長刀鉾である。また長刀は鉾のはずであるが「鉾鉾」とはいわず、「長刀鉾」で一語を形成する熟語になっている。
山車の「ほこ」とは、現代は「鉾」に限定されているといってよいだろう。
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