暘州通信

日本の山車

◆物部守屋 三

2018年02月06日 | 日本山車論
◆物部守屋 三

 これは仮説である。

 物部守屋(もののべ もりや)の生年は不詳であるが、記録としては、用明天皇期二年(五八七)があるほか、語りつがれる伝承が数多くある。六世紀末の強大な勢力を有する豪族で、父は、物部尾輿、母は、弓削倭古の娘で、阿佐姫。兄と弟があり、兄は、物部大市御狩大連、弟は物部石上贄古。
子には、
物部片野田(片野目)
物部辰狐
物部那加世
があるが、一説には、

『諸系譜 第十三冊 稲生系図』には、守屋大連の子として、
忍人
益人
真乙比売

の三人の名がある。