暘州通信

日本の山車

◆10012 甲波宿祢神社

2010年10月25日 | 日本の山車
◆10012 甲波宿祢神社
□所在地 群馬県渋川市行幸田
□旧国名 上野國
□現社名 甲波宿祢神社
□旧社名 甲波宿禰神社
□祭神
ハヤアキツヒコノミコト 速秋津比古命
ハヤアキツヒメ 速開都比命
□汎論
 甲波宿祢神社は、延喜式神名帳上野國群馬郡に記載される、上野國十二社のうちの一社。創祀は宝亀二年
(七八二)、宝亀の元号は肥後国より白亀が献上され、これを瑞祥として元号とされた。はじめ渋川市川島に祀られ、後に現社地に遷座となった。群馬県吾妻郡東吾妻町箱島には当社から分祀されたという甲波宿禰神社がある。

◆10011 伊香保神社

2010年10月25日 | 日本の山車
◆10011 伊香保神社
□所在地 群馬県北群馬郡伊香保町伊香保
□旧国名 上野國
□現社名 伊香保神社
□旧社名 伊加保神社
□祭神
オオナムチノミコト 大己貴命
スクナヒコナノミコト 少彦名命
□汎論
 伊香保神社は、延喜式神名帳上野國群馬郡郡に記載される、上野國十二社のうちの一社。神社の創祀は不明ながら上古は榛名山をご進退と仰ぐ神社、現在地の社伝は榛名山の東麓に設けられた里宮であったろうと考えられる。やがて出雲系氏族により拝殿に社伝が作られ、祖神であるオオナムチノミコト(大己貴命)、
スクナヒコナノミコト(少彦名命)を祀るようになったのだろうと考えられる。現在は伊香保温泉を守る神社だとされている。伊香保温泉は関東の名泉でよく知られ、勾配を持つ石段の坂道の両側に温泉宿がたちならび独特の情趣をたたえている。