
3月,4月に咲いていたタンポポ,
綿毛になり再び花が咲いたようです。
そのタンポポの綿毛,そして綿毛の飛んだ後のタンポポ,
マクロレンズ,望遠レンズでアップにしてみると,
驚くほど美しい造形であることに気がつきます。

球状の綿毛,ここにいくつの種があり,
その種を運ぶ綿毛が何本あるのかは分かりませんが,
綿毛の一つひとつが精密に絡まり合い,
美しい模様をつくりながら球状の造形を形成しています。

上部から少しずつ綿毛が種をつけて飛び立ち,
抜けていきます。
痩果と言われる細い種(茶色の部分)が
整然と並び,これにも造形美を感じます。

すっかり綿毛と種がなくなり茎だけのもの,
そして,綿毛が少しずつ抜け始めているものが
重なっています。
その向こうにはまだ黄色の花が咲いています。

まだすこし残っていた綿毛,
雨に濡れて閉じてしまったようです。
これもまたきれいな造形です。

これもまたタンポポの花の後でしょうか,
ガクだけが残っています。
そしてそこに,どこから来たのか
タンポポの綿毛と種が一本ひかかっています。
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