行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

スイカズラとオカタツナミソウ

2024-07-17 20:00:05 | 花と虫
5月9日、
久しぶりに南山まで歩いて見ました。
勾配がきつく感じるようになったのか、足が遠のいていました。


山の上り口の斜面にオカタツナミソウが群生して咲いていました。
日当たりがよいせいか、
ここのオカタツナミソウ、花筒まで青く、
他の場所に生えているものより、全体に花色が鮮明濃色に思えます。


シソ科タツナミソウ属。
タツナミソウの仲間はかたまって咲く花の形を波頭に見立てて「立浪草」。
本種は丘に生えるのでオカタツナミソウ、
一般に花色は淡青紫色です。


山地に入る前の散歩道、
生垣から飛び出してスイカズラ(吸葛)が白と黄色の花をつけていました。
背景に赤と濃緑色を入り、華やかに映りました。
早いもので、もうスイカズラが咲く時期のようです。


山地に入ると、ところどころでスイカズラが咲き出しています。
スイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性木本、
平地から山野の林縁や道ばたによく見られ、庭木や垣根としても使われます。


ニンドウ(忍冬)あるいはキンギンカ(金銀花)とも呼ばれます。
金銀花の名は、咲きはじめの花は白色(銀)で徐々に黄色(金)に変わるところから。
さらに観察するとつぼみが薄紅色のものも見られ、色の変化が楽しめます。


葉腋から花が2個ずつ並んで咲きます。
この花は咲きはじめ、純白に近い白色です。
雄しべは5個、長く突き出て、いろいろな方向に伸びます。
雌しべは1個でこれも長く突き出て、受粉前は柱頭が丸く緑色です。


花弁は細い筒状、先の方が上下2枚の唇状に分かれます。
上唇は浅く4裂し、下唇はへら状となります。
花には甘い芳香があり、花冠の筒部には甘い蜜があり、虫を誘います。
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