行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ガマズミとアカシジミ

2024-08-02 20:00:37 | 花と虫
5月17日、
ガマズミに花が咲き、早くもアカシジミが姿を見せていました。


5月17日の長池公園、
駐車場に止めた車の背にガマズミが花開いていました。


ガマズミはガマズミ科ガマズミ属の落葉低木。
平地、丘陵地、低山地の雑木林や山野の日当たりのよい場所に自生します。
野趣味があり、公園木としてもよく見ます。


そのガマズミの花に、
なんとアカシジミが吸蜜していました。
それも少し離れてはいますが2頭います。


アカシジミはゼフィルス呼ばれ、
年一度発生し、夏の初めの短い期間だけ見られるシジミチョウの一つです。
多くのゼフイルスは6月ごろの発生になりますが、
アカシジミは若干早く、5月中旬に発生するようです。


ゼフィルスと呼ばれる蝶たち、
筆者の周辺ではクヌギ、コナラの減少もあり、年々少なくなっています。
結局、今年見たのはこのアカシジミだけでした。


アカシジミはオレンジがかった赤色の翅のシジミチョウ。
コナラやクヌギの多い雑木林で見られ、
昼間は木の葉や花にじっととまっていて、
夕方になると、樹木のこづえにあたりを活発に飛び始めます。
クヌギ、コナラ、ミズナラ、カシワなどが幼虫の食草。


別のガマズミの花
クロハナムグリが白い絨毯のような花に潜って吸蜜していました。
ガマズミの花期は5 ~ 6月、
本年枝の先に散房花序を出して、白い小さな花を平頭状に多数つけます。
蜜が多いようで、多くの昆虫が集まる花でもあります。

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