行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

色づきの実、トキリマメ、ノササゲ、スズメウリ

2018-11-10 20:00:25 | 花,植物
10月下旬の藪草の中、
トキリマメ、ノササゲそしてスズメウリの実が
紅、紫そして銀の色づきを見せていました。


トキリマメ(吐切豆)、
タンキリマメ属のつる性多年草です。
よく似た花、同じような紅い豆果をつけるタンキリマメは
多摩丘陵にはほとんど見られないのでトキリマメと思われます。


蔓を他の草茎に絡ませ、
花をつけ、美しい紅色のマメ果をぶら下げます。
果実は熟すると裂け、中から黒い種が現れます。


マメ科ノササゲ属ノササゲ、
半日陰になる林縁などによく生育するツル性の多年草です。


初秋に咲いた黄色の花が
晩秋、紫色のマメ果となります。
熟するとさらに紫色を増し、果実が裂け、
中から、青色の径5mmほどの球形の種子が現れます。


スズメウリ。
ウリ科スズメウリ属のつる性1年草、
原野や林縁などにつるを伸ばします。


初秋に直径6mmほど、深く5裂した白い花をつけます。
雌雄異花、雌花は下部に子房が目立ちます。
果実は直径1〜2cmの球形から卵形、
熟すと銀色(灰白色)になります。
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