行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

リュウノウギクとアキノキリンソウ

2018-11-04 20:00:20 | 花,植物
稲城南山のリュウノウギクの自生地、
開発により、株数は少なくなりましたが
今年も花が見られました(10/31)。


リュウノウギク(竜脳菊)。
キク科キク属、
他の野菊の仲間がヨメナ属やシオン属であるのに対して、
リュウノウギクはキク属、野菊としてはやや珍しい種です。


リュウノウギク、
他の野菊に遅れて、晩秋に花をつけます。
花径は3~5cmと比較的大きく、
花弁(舌状花)は白色、カントウヨメナと比べても丸みを帯びています。


葉は広卵型で三つに浅く裂けます。
茎が細く、少し頼りない感がありますが、
花も葉もキクによく似るリュウノウギクです。


花色は白ですが
蕾は紅色です。


キク科アワダチソウ属アキノキリンソウ。
南山の山道に一茎の花を見つけました。
かつては里山には普通に見られた秋草の代表選手でしたが
生育環境の減少や同属の外来種セイタカアワダチソウの進出などで、
多摩丘陵では個体数を大きく減らしています。
一茎の花でも見つけるとうれしくなります。


アキノキリンソウ、
別名はアワダチソウ。
セイタカアワダチソウの名はここからつけられたようです。
コメント (2)
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