
冬の時期,里山の道を歩くと
思った以上に個体数の多いことを知るホオジロ科のアオジです。

しかし,このアオジ,姿をちらっと見せるのですが,
すぐに枯藪の中に逃げ込んでしまいます。

そうはいっても,アオジも小鳥,当然木にとまることがあります。
3月,稲城,多摩の野道を散歩中,
藪から飛び出し,木にとまってくれた
アオジたちを集めてみました。
上3つは雄のアオジ,
嘴から眼にかけての黒色が特徴です。

しかし,アオジたち4月になると,
散歩中にその姿を見ることはなくなります。
本州中部以北の山地や高原に戻り繁殖活動に入るのです。
そして,子育てを終え,11月になると子供たちも一緒に
平地の藪の中に戻ってきます。


3月の下旬,新芽の木にとまったアオジの雌,
背景のピンクは咲き始めの山桜です。