江戸東京博物館で特別展を見た後、令和時代を迎えて時代の変遷をつなぐ江戸・東京の歴史や文化が学べる「江戸東京博物館」を見学してきました。
館内の常設展では、「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」に分かれており、江戸時代に架けられた日本橋を再現した実寸大の「日本橋」を渡り「江戸ゾーン」では、400年前の江戸時代の街並が再現された素晴らしいジオラマが創られており、江戸の街並みや町人の様子の光景が見られその時代の賑わいを実感していました。
当時の武家社会の甲冑や鎧、大名の駕籠が展示されています。
幕末時代の大名屋敷を復元した模型です。
当時の庶民生活の暮らしぶりが再現されており、江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚を覚えていました。
「江戸の四季と盛り場」コーナーでは、神田須田町の豪華な山車が見られ、神田祭を連想する光景です。
江戸時代の呉服屋だった「三越越後屋本店」で、現在の日本橋三越の原型のようです。
隅田川両国橋付近に屋形船や屋根船が浮かび江戸の祭りの原型を見る感じです。
実物大に復元された日本橋の両側には、歌舞伎の中村座や芝居小屋が設置されて江戸の文化が再現されています。
芝居小屋では、江戸時代の代表的な江戸歌舞伎の中村座の曽我物語の二代目市川団十郎の助六や三浦屋の揚巻が演じる場面が見られ、江戸庶民の伝統文化として演じられ、フォトスポットとなっています。
「東京ゾーン」では、現在の銀座四丁目の和光(服部時計店)の場所にあった立派な「朝野新聞社」が復原されて当時は銀座付近は報道関係のメッカだったようです
都電が走り、人力車が通り、当時のモダンな建物が並ぶ銀座四丁目の光景。
第一次世界大戦後、経済成長し江戸時代の庶民の人気盛り場であった浅草の高層展望台の浅草凌雲閣の模型です。
高度成長期の東京では、豪華な外車や三種の神器が普及して今日の東京の発展の原点が見られます。
江戸時代から現代まで約400年の江戸の文化や歴史を学ぶ貴重な機会でした。
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