MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

江ノ島天王祭

2023年07月11日 | 祭り

小雨降り続く梅雨空でしたが、「かながわ祭50選」に選ばれている江の島八坂神社の「江の島天王祭」が開催され、ました。

天王祭は、江の島八坂神社と腰越小動神社との合同祭礼で、「天王祭」として地元藤沢・鎌倉では人気の祭礼となっています。
八坂神社は、江戸時代までは「天王社」と呼ばれていたので、夏の例祭は「天王祭」として毎年行われていますが、腰越の小動神社の祭神だった須佐之男命が祀られているので、共催の天王祭として4年振りに開催され、八坂神社から江ノ島仲見世通りの参道を経て、海上渡御が行われる神幸祭が行われ、大変盛り上がっていました。

江島神社で神事が行われた後、狭い参道を、猿田彦を先頭に神輿一行が、”ドスコイ~ソーレ”と勇ましい声を発しながら進み、参拝者も前に進めない状況となって大変な盛り上がりでした  

約30分で参道を進み北緑地で一休みの後、東浜に降りて海上渡御が行われましたが、この日は、高波が寄せる満ち潮となっていて、東浜と江ノ島が陸続きになる「トンボロ現象」は見られませんでしたが、東海岸の波と弁天橋からの西浜からの波がぶつかり、海上渡御が困難な状況でした。

浜に降り立って荒海の中をワッショイ・ソ~レ・・・と進むと多くの観衆からもワッショイ・ワッショイと声援が飛び交い、渡御の途中には、神輿が波に揺られて海中に沈むような光景も見られましたが、約30分の渡御も無事終わり、北緑地に上がり担ぎ手の皆さんと共に感動していました。

海上渡御の後は、午後から腰越の小動神社との共演が行われますが、先に腰越神社に向かい、小動神社に参拝していました。

参道には、まだ静かな雰囲気でしたが、多くの提灯が飾られた厳かな雰囲気となっており、午後の八坂神社の神輿を待っていました。

境内には、社殿のほか海神社や稲荷社など多くの末社や日露戦争戦勝記念碑などもあり、歴史観溢れる神社となっています。

本殿の横には、漁業と航海の神、「海神社(わたつみじんじゃ)」や「龍王海神」など多くの末社が鎮座しています。

境内奥の展望台からは、江の島や腰越漁港が望む絶景ポイントとなっていますが、江戸時代には、幕末相模湾の番所として、外国船渡来の通報拠点の役割を担っていた要所でした。

境内を出て天王屋敷へ向かうと、腰越ゆかりの「源義経公と弁慶」の人形が飾られています。

腰越駅近くの江ノ電通りには、八坂神社の神輿を待ちながら屋台が並び伝統の山車やお囃子が響き渡っていました。

雨降る暑い日でしたが、伝統の江ノ島独自の勇壮な夏祭りを堪能したひと時でした。


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