横浜山手坂道散歩を終えて山手から山下公園へ向かい、みなとみらいエリアから関東のお伊勢さんへブラ散歩してきました。
山下公園の石のステージは、動物をイメージした石のアート彫刻が見られます。
山下公園のシンボルの氷川丸ですが、この日は閉館されていたようです。
今年は、開港161年を迎えますが、恒例の開港祭も中止となっていました。
開港資料館では、イギリス領事館だった応接室のみ公開されていました。
開港資料館から海岸通りを行くと、神奈川県警前には、「県民とのふれあい」をテーマにした子供を見守る銅像が立ち、子供達の幸せ笑顔が見られます。
万国橋通りから馬車道に入ると、シンボルの神奈川県歴史博物館が聳え、横浜唯一の石造りの建築でダイナミックな存在感を感じていました。
元は横浜正金銀行だった建築でドームと共に柱や屋根も素晴らしい外観でスケッチのモチーフとして最高でした。
博物館前の正面には、横浜の居留地で発見された巨大な大砲が置かれており、開港の歴史を感じる存在となっています。
歴史博物館近くの横浜アイランドタワーは、元第一銀行横浜支店跡ですが、低層階にトスカーナ四季の列柱が並ぶファザードが特徴的でこれまでも描いてきた素晴らしいモチーフとなっています。
一階の扉には、ライオン像の取っ手が飾られています。
アイランドタワーの隣には、今月移転したばかりの新横浜市役所が開放されていて新しい市民の憩いのスポットとなっていました。
一階の市民広場です。
2階には、アートスペースも設置されてみなとみらいエリアの人気スポットが紹介されています。
アウトドアの展望広場からは、ランドマークタワーなどみなとみらいの素晴らしい光景が望めました。
市庁舎から大岡川の弁天橋上を越えて桜木町へ通じるウオークロードです。
桜木町駅から横浜の総鎮守の「関東のお伊勢さん」と呼ばれる「伊勢山皇大神宮」へ向かいます。
途中、動物園通りから野毛山の不動尊と呼ばれる「成田山延命院」へ立ち寄ってみました。本堂では、丁度御護摩祈祷が行われており、お経の響きが聞こえていました。
成田山の裏にある「伊勢山皇大神宮」へ向かいます。
伊勢山皇大神宮は、創建150年を迎えますが、期待されたお祭りは延期となっていました。
対象5年に立てられた常夜灯の「照四海」で、灯台を模して作られています。
東日本一として親しまれた昔の姿を偲ぶ注連縄柱。
拝殿もお伊勢さんを偲ばせる神明造りの格式を感じます。
本殿は、伊勢神宮の内宮にあった「西宝殿」が式年遷宮された後に、創建150年を祝して譲り受けたそうで、茅葺の屋根に、千木と堅魚木の棟飾りの姿は壮観なものです。
生糸や蚕種の守護神の杵築宮です。
関東のお伊勢さんに参拝して、紅葉坂を経て桜木町駅へ戻りました。
久し振りの好天に恵まれて横浜の歴史散歩でした。
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