MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鎌倉朝比奈切通し~トレイルラン

2016年05月09日 | ジョギング
五月晴れの絶好のジョギング日和となって久しぶりに鎌倉古道の「朝夷奈切通し」から「名越切通し」を繋ぐ「朝比奈~逗子トレイルコース」をトレランしてきました。

鎌倉駅を出発し若宮大路の段葛を進みますが、改修工事も終わって以前のイメージは消えて見違えるような光景でした。



若宮大路から鎌倉街道を滑川に沿って走りましたが、市街地とは思えない川底を舐めるような渓流となっており、目指す朝比奈峠が源流となっているのです。

途中、光触寺に立ち寄ってみると、「塩嘗地蔵」と呼ばれる石地蔵が本殿前に鎮座しており、六浦の塩売りが朝比奈峠を越えて鎌倉に来るたびにお地蔵さまに塩を供えていたが帰りに立ち寄ると塩が無くなっていたことが由来となっているそうです。

お地蔵前には、一遍上人像も立てられていますが、何かこの世を憂いているのでしょうか?

鎌倉街道に戻り、その先の大刀洗川に沿って旧道を行くと高い崖下に、岩肌を流れ落ちる岩水が見られ、鎌倉五名水の一つとなっています。
しかし、この水で梶原景時が広常を切った血のついた刀を洗ったという伝説の場所で「大刀洗水」の名の由来となっているのです。

その先の十二所果樹園の分岐点には、「三郎の滝」があり朝比奈峠への入口となっています。
三郎の滝の横には、 「朝夷奈切通」と書かれた石碑が立っており、かつては朝夷奈切通(あさいなきりどうし)と呼ばれていたようですね。


分岐点を左に進むと、朝比奈切通し道に入り、長~い七曲坂が続き両側からは緑に包まれた高い岸壁が迫って実に迫力がありました。


峠までは岸壁から流れ落ちる岩清水がチョロチョロと流れており、石畳の上はステップを間違えると滑りそうな道となっており、とても走れる状況ではありませんでした。

約500m程上ると、切通しの最頂部の朝比奈峠となっていますが、朝比奈切通しは鎌倉七口切通しの中で最も当時の姿を残している古道のようです。

峠に着く手前には、いつの時代のものでしょうか?古い石地蔵や石佛、供養塔が並んでいました。


崖岩が迫る峠の垂直の岸壁には、大きな仏像が彫られていますが、いつの時代のものでしょうか?
その形は素晴らしいですね・・・


峠の北側に迫る岩肌です。


峠の東側望む光景です。

峠を過ぎてその直ぐ先には、横浜金沢と熊野神社への分岐点があり、右へ折れてトレイルコースへと進みます。

ここから熊野神社までは、走り易い平坦な山道となっておりペースを上げて参道を走りました。

途中右に曲がる参道を経て約1kmで熊野神社に到着。
境内は杉木立に包まれた神聖さを感じる聖域となっていました。


熊野神社から参道を戻って山道のアップダウンを走りましたが、スマホではその先の分岐点が判らないまま走ると、残念ながら横浜の朝比奈街へと下りてしまいました。
再度、切通しの朝比奈口から入って小切通しに再挑戦しました。
朝比奈口の高速道路したには、庚申塔や地蔵などの石仏群が鎮座していましたが、その由来は判りませんでしたが、鎌倉古道の名残ですね。

小切通しにも狭い切通しが続いていました。

切通しの先には、岸壁の上にやぐら群がみられますが、鎌倉の光景ですね~


再び朝比奈峠から熊野神社方向へと走りますが、やはりその先の果樹園への分岐点の案内板も無くその先が不安となって峠に戻り大切通しを下り三郎の滝へと引き返しました。


改めて果樹園を経て池子へのやまなみコースへと向かいました【続く】

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