久しぶりに故郷福井へ帰り、懐かしい福井市内の歴史スポットやランドマークの足羽山などを気の向くままにぶらりと散策してきました。
今回は、数年ぶりに車で出かけたが、久しぶりの快晴だったので、東名からの富士山の眺望も最高でした。
新東名高速道を経て北陸道へと向かったが、期待以上に道路は空いており、久しぶりにドライブ気分を味わっていた。
翌朝は、ホテルの裏の佐佳枝廻社に参拝して、朝ジョグで足羽川から足羽山へと向かったが、昔の面影は全く無くなっており、都会の神社に変わっていました。昔は、神明神社(おしんめさん)と並び、「さかえみやさん」として、5月の祭の賑やかさが懐かしく想い出されますね。
足羽川のさくらの小径を走り桜橋に来ると、木製の橋であったイメージを残し、川の両岸の堤防には、日本一の桜並木と言われる桜のトンネルが出来る名所で、名前の由来になっているのでしょうか?
左岸の桜並木も緑のトンネルとなっており、九十九橋までトンネルの下を往復してみたが、爽やかな緑の風を感じましたね。
桜橋から近くの左内公園へ向かうと、園内には象の親子やライオン、キリン達が放されておりビックリでした・・
子ども達が集う楽園ですね・・・
公園内には、幕末の福井藩士である橋本左内の墓所や左内像があり、福井人の誇れる歴史偉人として、多くの市民の崇拝を受けています。
左内の生家も元の我が実家のご近所にあり、出身校の小・中・高校にも肖像が立てられており、その偉業を学ぶ機会も多く故郷の偉人として偲んできました。
青空を見上げるその目線の先には、現代日本の将来を憂いているようにも見えましたが、今の日本に存在すれば、どう導いてくれるのでしょうか?
左内公園から、足羽神社へと向かうが、「百坂」は昔福井在住時には、この急階段を駆け上りトレーニングに通った弟達の姿を想い出していたが、この階段は実は186段ありました・・・
百坂を登りきったところには、市内の橋南地区を見下ろす展望台があり、遠く白山や経ヶ岳の山々が望めました。
展望台の近くには、福井城閣を復原した街並みが造られており、その規模の大きさを実感できました。
その先の継体天皇を祭神とする足羽神社に到着すると、丁度春季例大祭の神幸祭の準備が行われており、境内の天然記念物である枝垂れ桜は、新緑が芽吹き祭りの提灯が取り巻いていました。
神事が行われた後、大神輿が氏子町内会を巡行すると聞きましたが、生憎時間が無く参拝して境内を散策して神社を後にした。
境内には、「継体天皇御世系碑」や「足羽宮之碑」、「六地蔵宝塔」など、興味ある歴史的石碑が多く見られ、1500年を超える歴史と信仰の深さを改めて感じていました。