横浜開港150周年記念イベントとして、開催されている『海フェスタ よこはま』を見たいと東京から来られた知人を案内して、大桟橋などベイエリアを訪ねた。
この日は、昨日までの天候が打って変わって快晴となり、横浜港ベイエリアを訪れるには最高の天候となった。
この日から、海上自衛隊の護衛艦「きりしま」と砕氷船「しらせ」が、入港し一般公開されている大桟橋へ向かった。
21日には、米第7艦隊の駆逐艦「ジョン・マケイン」が、初めて大桟橋に停泊していて大賑わいだったようである。
この日も、開港広場交差点から、大桟橋へ行き交う訪問客で大混乱しており、大桟橋に近付けば、
巨大な護衛艦「きりしま」と砕氷船「しらせ」が聳えるようにその姿を見せてくれた。
共に、一般公開されており、甲板上には既に多くの家族連れなどの姿が見えていた。
大桟橋上も、この勇姿をカメラに収めようと、引きも切らずに長い列が出来ていた。
20日の海の日には、この大桟橋で、「日本丸」と「海王丸」の総帆展帆が繰り広げられて、大賑わいを見せたばかりである。
イージス護衛艦「きりしま」は、想像していた以上に、その姿は大きいとビックリした。
一方、南極観測船の新砕氷船「しらせ」(12,650Ton)も、海国日本に相応しく素晴らしい。
新「しらせ」は、11月に先代しらせに代わり南極に向けて出発するそうで、オレンジ色の船体が、
快晴の横浜湾とべイブリッジをバックに実に美しかった。
先代の「しらせ」は、いつも出航や寄航時には、会社近くの晴海ふ頭に接岸していたので、見てきたが懐かしい思いと、
生まれ変わった新「しらせ」に拍手を送りたい。
聞けば、大桟橋に到着する前には、護衛艦「きりしま」や米駆逐艦「ジョン・マケイン」の入港に左翼団体が、
海上で反対活動があったようであるが、いつものことながら これらのフェスタを阻害する政治行動には、げんなりする。
この後には、「象の鼻パーク」や「開港記念館」、「馬車道」など横浜の歴史的なエリアを散策して廻ったが、馬車道では夏祭りで神輿が出ていて歓迎してくれた。
中でも女性だけで担ぐ「女神輿」が出ていて、これは珍しい光景で大変興味があった。
快晴のベイエリアの空気をたっぷりと味わい知人も大変喜んで帰路についた。