子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

~三笠のうそんワイルドキャンプ最終日~

2010年07月31日 12時07分10秒 | 札幌まるやま校
いよいよキャンプ最終日!!
テントを出るとさっそく雨が降っています。。。そして風も強い。
皆六時頃には起きましたが、やはり疲れが溜まっているらしくしばらくボーっとして
口数が少ない感じでした。
しかし、疲れていても帰る時間は決まっていて、それまでにやることがたくさんあります!


まず、ご飯までに自分の荷物をまとめなければいけませんが、何と子供達は夜のうちに
ある程度荷物をまとめていました!
スタッフの方が逆にまとめられていなかったかもしれません…。
皆えらい!!!

あまりご飯も進まないようで、昨日よりも食べる量が少なかったですね。
スタッフに促されて食器の片付け、遊び道具の片付け等をやりましたが、皆のおかげで
大分作業が進み、出発まで一時間程の時間が空きました!
いきなり元気の出てきた子供達はここで再び本領発揮!!!
さっそく野球を始めました。


自分達で工夫をして、あるものでベースを作り、木のバットを作り、少ない人数の中でルールが出来ていきます。
疲れも忘れ投げて、打って、走ります!!叫びます!!


   



中には必殺二刀流を繰り出す子供もいましたが、結果はあまり出なかったようです。。。






今回のキャンプは本当によく働き、存分に遊びました。


そうそう!!
収穫したものでおいしいおやつも食べましたね!
カボチャダンゴにスイカジュース!
贅沢な食べ方でいただきました☆


    



雨風の中で片付けをし、最後まで本当に過酷な環境でしたが、
皆とてもたくましかったです!

自然の中では人任せではなく自分が動かなければ何も出てきません。
自分達で考え、工夫して、協力して乗り切ったこの三日間は皆の一生の財産に
なると思います!!
何もない草原に自分たちの居住空間を作り出し、最後に何もない草原に戻して
帰って行った皆はとてもカッコイイ少年たちです!
また来年も行こうね☆
それではごきげんよう!!!




~三笠のうそんワイルドキャンプ 二日目~

2010年07月31日 09時38分48秒 | 札幌まるやま校
今日はどんな一日になるのか楽しみです!
皆六時頃には起床し朝食までさっそく虫捕りやフリスビーをして遊んでいました。
そのおかげか朝からしっかりご飯を食べてくれます!



昨日収穫した野菜達をパンにはさんで皆おいしそうに平らげていました。
やはり自分達で収穫した採れたての野菜は新鮮で特別においしく感じられます。
天気はやはり良くありませんが、幸い朝食時は雨も降っていなかったので
大草原で仲間とテーブルを囲んでの食事は爽快です!!


    

  



今日一日のメインは農家のお手伝いです!!
しかし農場までは離れているので歩いて山道を越えて越えていかなければいけません!
今日はなかなかハードな一日になりそうです。。。
出発前に昨日入ったドラム缶風呂をきれいに洗っていました!
えらいぞ!!!!






さあ!気合いを入れていざ出発!!
草原を抜け山を越え農場を目指します。
30分近くかかる道のりで少し険しい場所もあり、様々な虫や植物に囲まれ
中には弱音?を口にしている子もいましたが、なんだかんだで皆、蛙の捕獲に
夢中になったりして楽しく歩いていきます!


  

  



農場に着いたらさっそくお手伝いをします!
本日は役割分担して働こう!


収穫後のスイカをきれいに拭く隊、キュウリ収穫隊、スイカ収穫隊に分かれます。
優しい農家の方達にコツを教えてもらいながら皆どんどん作業が早く正確に
なっていきました。


スイカ拭き隊

  


キュウリ収穫隊

  


スイカ収穫隊




その後は皆で収穫したスイカをきれいに磨きます!!
こんなにたくさん採りました!磨きました!
皆が採った野菜達をきれいにして箱に詰めればもう明日には出荷され市場に
並ぶなんて不思議な感覚ですね。本当に貴重な体験です!


  

  


皆本当に良く働きました。
帰りの山道もしっかり歩き、蛙やバッタを捕まえながら進んでいます。
たくさん働いた後は大草原の野球やサッカー、蛙レースに虫捕りと遊びまくりです!!
夕食の手伝いもしてくれました☆
ご褒美に農家の方から頂いたメロンを食べます。
皆最高においしそうに食べていましたね。






後一日最高な形でキャンプを終えれるように明日も頑張ろう!!
そして楽しもう!!!

~三笠のうそんワイルドキャンプ   一日目~

2010年07月30日 12時01分27秒 | 札幌まるやま校
いよいよ三日間のサバイバルキャンプが始まります!!
今回は本当にサバイバルキャンプの名の通り過酷なキャンプになりました。
何といっても最大の敵は三日間降り続いた雨!雨!!雨!!!
さらに強風も吹きつけ大変な環境でしたが皆本当にたくましく乗り切ってくれ
ました。
自然の中で生活することの大変さと乗り切った時の喜びを知ることができたことは
本当に貴重な体験になったと思います。
皆最初は戸惑っていましたが、どんどん力を発揮し自然の中で知恵を出し協力し合って生き生きと生活
していました。
そんな中でも新しい遊びを考え出したり、仕事の中に楽しみを見出していく創造性や
行動力には何度も驚かされました!何と言っても皆かなりタフでした!!!



さあまずやるべきは寝床作り!強風で悪戦苦闘しながらも皆てきぱきと動いてあっという間にテントを張ってくれました。



テントを建てたらさっそく麦を刈るコンバインの見学へ!!
広い大地で巨大なコンバインが走り回る姿は迫力満点です。


  


そこでも遊びを考えだした子は刈り終わった麦をかき集め山を作って飛び込んだり
寝転んでベットにしたりしていました。


  


しかし遊んでばかりはいられません!!
なぜならワイルドキャンプといえば焚火に五右衛門風呂!
薪集め薪作りは欠かせません。
ということで皆で歩いて枯れ木を探し、切り出し、運び、ちょうど良い大きさに切ろう!!
最初は戸惑っていた子も最後にはナタとノコギリの使い方をマスターし、様になっていましたね☆


  


風呂の準備が出来たら次はもちろん食事の準備!
野菜を収穫しに皆で近くの農場へGO!!


  

  



スイカ、トマト、キュウリ、玉ねぎ…つまみ食いをしながら皆で大量に収穫です!!



    


 


たくさん働いて遊んだ日の食事おいしい!!たくさん食べた後は、たまに雲間から顔を出す
満月を眺めながら五右衛門風呂!!もう本当に極楽です!


   

風呂上がりにまた暗闇の林で虫探しの冒険に出て焚火にあたって本日は就寝しました。皆フルで遊んで働いてスタッフ共々お疲れです。




明日も良い一日になるように皆で協力して頑張ろう!!!
ではおやすみなさ~い☆☆☆

しらおいかわあそびキャンプ3日目

2010年07月29日 19時53分08秒 | いぶり校
3日目。みんなの関係がずいぶんとこなれてきました。
いい雰囲気の時、行きすぎちゃう関係の時、いろいろとありながら、
今日はカヌーへ行く準備を進めます。
みんな、結局は乗り物が大好き。気持ちはすごく分かります。

ポロト湖は、多少の雨ではありますが、相変わらず風がなく穏やかです。
船頭さんの指示に従って、ちょっと練習します。

  

でも、いくら丘の上でこいでも前には進みませんので、
練習もそこそこに、船に乗り込んで出発です!

みんな、この数日水辺にずっといましたので、
身のこなしというか、バランス感覚は申し分ありません。
すいすいと漕ぐことができました。

  

にぃにぃたちは、もう自分たちだけで漕いでいます。
1人で漕ぐ者もいました。
うえだんな艇は、もうにぃにぃに任せっぱなしです。



途中で海賊ゲームをして、なんだか雨も吹き飛ばすような
豪快なテンションとなりました。
船酔いしちゃった子もいましたが…。

残りの時間は、自由です。好き勝手に漕いで、泳いで、飛び込んで。
そんな最後の水遊びを堪能しました。

雨は降り続いていましたが、気温は高く、風もなく、
温泉にも入り、ソフトクリームも食べて、
予定通り充実した3日間でした。
ご協力いただいた皆様、本当に感謝しています!

子どもたちは、100%遊びきった!という感じです。
そんな時間を共にできたことに、深く感謝しています。

とはいえ、まだまだ夏休みはこれから。
より深く、より楽しい夏休みとなることを祈っております!


しらおいかわあそびキャンプ2日目

2010年07月29日 16時56分36秒 | いぶり校
起きた瞬間に、外の様子を窓からのぞき、「よし!」と一言。
雨は降っていません!
白老川の奥にあるといわれる「白老の滝」へ行くことにしました。
地元の方に、少しだけ道を案内してもらったあと、残りの道はなんとみんなで探しながら、沢を降りていきます。
あっちかも、こっちかもとか言いながら、大人の足でもかなり険しい沢を下ります。
こんな本格的なたんけん、初めてだ!



すると、目の前にドーンと大きな滝が!出ました。白老の滝。
早速泳いでみます。小さく見える赤いヘルメットが、人。結構でかいですね。



さすがに、大きな滝に圧倒されて、近づけないのかなと思っていたら、
結構泳いでいます。

 

そして、気が付いたら、今日も飛んでいました。



ごんじい、とぶ


この滝で、こんな遊びをしたのは、人類史上僕たちが最初なんじゃないかなあ。
おれもとぶ、とにぃにぃたちに近づくのですが、道は結構険しいものです。



かなりのたんけんとなりました。

ランチは、滝の前です。

 

さすがに体が冷えてきたので、戻ることにしました。
美しいなめ沢をヒタヒタ歩いていきます。



こんな豪快かつダイナミックな川遊びをするのは、この子たちぐらいだろうなあ。
いったん施設に戻ります。寒い子は、ここで着替えとお風呂ですが、まだ遊び足りねぇというボーイズ諸君は、さらに川へ行きます。昨日のゴムボートが忘れられないんだって。



大人も負けずに遊びますよ。ごんじいは、なんとフライフィッシングに挑戦。
2~3匹ヒットさせました。すげぇ。



夜は、昨日できなかった夜の森へたんけんに行きました。今日は探検ばかりだ。



あらかじめしかけておいたライトトラップを見てます。
遅い時間のほうがいろんな虫がきますね。
最後は、名物「よるのかくれんぼ」です。
真っ暗やみの中に隠れ、懐中電灯なしで探します。
これもまた、ドキドキですね。

ということで、ドキドキ度MAXの一日でした。
ぐっすり寝るか、コーフンして寝られないか…??

しらおい・かわあそびキャンプ1日目

2010年07月29日 16時44分05秒 | いぶり校
ついにはじまりましたよ、しらおいかわあそびキャンプ!
このキャンプに参加する子は、初めてのお泊りとか、初めての参加の子が多いです。
なので、この日が来るのが楽しみで楽しみで仕方がなかったようです。
集合場所でも、もうすごいテンションでした!さあ、行くぞ!
白老のコープさっぽろで、500円のお小遣いのうち200円を使って、
おやつを買います。
初めてのお買いもの、しかもおつりをもらわねばならないこの事態。
いきなり、試練です。
そこで、うえだんなは、かばんから複雑な計算もたちどころに計算してくれるスーパーコンピューター(電卓)をとりだし、貸してくれました。
どうやら、みんなそつなく買い物をこなしたようです。

今回の宿泊地、ふるさと体験館「森野」でお昼を食べて、じっくりしっかりと準備をしたら、川に出かけます。

すると…。



たたみかけるような大雨が!!
一瞬びっくりしましたが、ビビることはありません。そのままGOです。



雨が降っているとか、水が濁っているとか、ふつうはちょっと心配になりますが、
慎重に、あらゆる条件をみながら、遊べる遊べないを判断しています。
なので、ほら。



気がつけば、いつもの元気な川遊びの風景が展開されました。
心配ナッシング。
ドラム缶風呂も、雨の中しっかりと沸かします。

 

気が付いたら、予定より長い時間、あそんでしまいました。さすがだね。

帰り来て、濡れた服を脱水し、干した後は、晩御飯まで好きに過ごします。
部屋でUNOに興じる、にぃにぃたち。



女の子部屋はこんな感じです。



男の子は大部屋で寝ます。お?寝袋に何か入っていたみたい?



遊びの一つとして、お手伝いがあります。
やりたい子がやりたいだけのお手伝いをします。
こっちも、子どもたちを信頼して、立派な働き手としてしっかりと手伝ってもらいます。

   

メニューは、ニンジンのカレーきんぴら、鶏肉とジャガイモのから揚げ、ほうれんそうともやしのコンソメスープ、ごはんです。

そのおかげもあってか、みんな、晩御飯はものすごい勢いで食べてたな。
一言もしゃべらず、シーンと食べていました。

外は雨だったので、さすがに夜も森には出かけられず、
ご飯を食べた後は穏やかに過ごしました。
小さな子たちを配慮して、寝室消灯はちょっと早めにしました。
でも、まだ寝られないにぃにぃたちは、全室消灯まで、食堂でカードに興じます。



こんなゆるい時間が、心地よくてたまりません。
みんな、絶好調で一日を終えたところです。
明日は、うまく条件がそろえば、滝に行きたいと思っています。

イエティくらぶ東川校「森つく7月:よるの森探検隊」

2010年07月28日 10時24分59秒 | 東川校
7月25日(日)
イエティくらぶ東川校「森つく」が行われました!
前日まではあいにく雨が降っていましたが、
当日は晴れまが広がり暑いくらいでした。

今回のテーマは「よるの森探検隊」
いつもは昼間遊んでいるニセウの森をナイトハイクです。

既に暑くて集合した時に脱力していた子どもたちも
いざ始まると元気いっぱい!

ジャンプゲームやストレッチ、
バナナ鬼などで一汗かきました!
大人たちはバテバテです・・・

ジャンプゲームは笛に合わせて矢印の方向にジャンプするという遊び、
黒い矢印がでたらその方向にジャンプ、
黒い矢印の裏面に書いてある赤い矢印がでたら矢印とは逆の方向にジャンプ、
これを笛に合わせてジャンプしていきます。
これが意外と難しい・・・
頭がこんがらがって隣の人と急接近!なんてことも
意外と子どもたちの方がしっかりできていました。

体を思いっきり動かした後はニセウの森へ移動!
少しでも楽をしようと子どもたちが大人のザックにつかまります。
大人は重い重い・・・たまには走っちゃたりして

ニセウの森に到着したらすぐにカモフラージュゲームを行いました。
森の中に隠された人工物をいくつ見つけられるかなという遊びです。

進行するコニーの言葉に耳を傾けながらよ~く目をこらす子どもたち
「7つあった」「12個」「3個」など見つけられる量も様々
正解は「16個だよ!」という声に「わからない」「見つけられない」などの声も
でもちょっとしゃがんで見たり上を見たり目線を変えるといいよなどアドバイスをすると
子どもたちも見つけやすくなったようでした。
個数を数えるだけで取っては行けませんと言ったので
子どもたちは見つけたらすぐ取りたい!っていう欲求を我慢するのに必死なようでした。
答え合わせの時は我先にと見つけたものを取りにいくのに夢中になっていました。
一番最後まで見つけられなかったのは黒色をしたハンガー、
ヤマグワの木の枝にかけていたのですが、
見事に周囲の景色に同化してカモフラージュしてましたね~

カモフラージュゲームの後は森の中での自由時間
今回はいつものスペースに加えて、
新たにキトウシ森林公園の職員の方にお願いして、
笹苅りをしてもらい広場をもう一つ創りました。
さながらシラカバのベンチがある広場が「教室」
新しい広場が「体育館」といった感じでしょうか?

新しい広場には木と木の間にしゅんちゃんがロープを張ってくれて
ロープ渡りができるようになっていたり
 
ヨコヅナが創ってくれたハンモックでトランポリン遊びができたり

今までとはまたひと味違った遊びもできるようになりました。
そんななか私カツオはオットーが切れたツルを結んで円にしてくれたので、
それを土俵にして子どもたちと1対4の相撲です・・・

急所攻撃に耐えつつも汗だくになりながら遊びました。

遊びが一息ついたら新広場のお片づけ
笹は刈ってもらったけど刈られた笹や倒木、枝などがたくさん落ちているのでみんなで運びます。
 
大きな枝を協力して運んだり、笹を一生懸命1カ所に集めます。
だいぶ道のようなものができつつありました。
今度来る時は一体ここはどんな風になっているのでしょうか?
そこも子どもたちは楽しみにしておいてくれると嬉しいです。

写真は残念ながらないですが、
集めた笹の茎を麻ひもでどんどん編んでちえちゃんが「すだれ」を創ってくれました。
今後はこの「すだれ」をたくさん作って、
仕切りとして使い小部屋を作成したいと考えています。
小さい秘密の部屋?レクチャールーム?
色んなアイデアが考えられます、これからが楽しみです。

さて森のお手入れも終わると一度ニセウの森を離れ、
展望閣の広場に移動、ここからはナイトハイクで使用する「みつろうキャンドル作り」!
みつろうシートをたこ糸の芯を入れて好きな形のキャンドルにします。

普通にくるくる回す子も入れば、思い思いの形にする子、
小さいのをいくつも作る子などどれも個性的なものが出来上がりました。

キャンドルが完成したら次は「キャンドル立て」作り
好きな太さの枝をのこぎりで切って台座を選んで取り付けます。

のこぎりを使うのがはじめての子どもたちも
大人のサポートで「ギーコギコ」、のこぎりがどういう風に切れていくか、
のこぎりが危ないものだという事が理解でき、
いつもより真剣な子どものまなざしを見る事が出来ました。
 
普段おしゃべりな子が無口なのもまた素敵ですね!


お弁当での夕食をはさんでいよいよナイトハイクスタート!

まだ夕方で日が沈んだところ、暗くはないので何もつけずに森を歩いていきます。

「暗いけど空は明るいね」「あっちは赤い色の空だ」「木は空より暗いね」「鳥の声がする」など
おしゃべりの中にも昼間との森の違いを少しずつ感じている様子でした。
低学年にはちょっと長めの距離を歩き約20分ほどで、いつもは来ない南展望台に到着しました。
到着する前からなにやら不思議な音色が聞こえるぞ~

大きな岩の上に大きなシルエットが浮かび上がっていました。

音の正体はムックリを演奏するヨコヅナ!
みんな音の正体がヨコヅナだと分かるとちょっと安心した様子でした。

南展望台からは東川町、旭川市の夜景が一望できます。
「あの煙がでている工場の近くが私の家だ」「あっ!飛行機が飛んでいる」
「僕のうちはここから見えないよ~」など景色を満喫しました。

さて帰り道はすっかり暗くなって、いよいよキャンドルの出番です。
大事に火をつけて暗い森の中の道をゆっくり歩いていきます。

火が消えちゃった子、火を長く大事に消さないように慎重な子など、
火の明るさと懐中電灯の明るさの違いを考える子、
思い思いによるの森を感じてくれているようでした。
最後は懐中電灯がなければ暗くて歩けなかったけど、
ハイキングが終わる頃にはまたいっそう空が暗くなって輝きを増す夜景と
満月前日の月が夜に広がっておりました。

夏休みに入ってすぐという事もあってか、
みんな元気で遊び疲れてくたくたになっていましたね。
いつもなら寝てる時間という子も中にはいました。
あっとう間の一日、今日はかなりの距離も歩いたので興奮して寝られない子もいたかもしれません、
それとも疲れ切ってぐっすり眠っちゃったなんて子もいたかな?
日頃なかなか歩かない夜の森を探検し、昼間から色んな風景を見た事と思います。
今日一日の中でみんな何が心に一番残ったかな?
そんな話を聞けたら嬉しいですね。

ではまた次回「森つく」9月12日(日)にお会いしましょう。
テーマは「ニセウの森ウォークラリー」です。お楽しみに!

大雪山自然学校(高野 克也☆カツオ)

イエティくらぶ東川校~大雪山はっちゃけ隊~第3回:はっちゃけ水あそび

2010年07月25日 15時25分06秒 | 東川校
イエティくらぶ東川校~大雪山はっちゃけ隊~

7月17日に行なわれた、はっちゃけ隊の第3回目。
暑い日には!やっぱりこの遊び!という事で川遊びを行いました。

この日も暑く、絶好川遊び日和!参加した子ども達も早く川に遊びたくてたまらない様子です。
当初の予定は21世紀の森でしたが、それほど水量がなかったため、ノカナン川へ変更して遊びの開始。
まずは、散策広場の小高い丘を使って鬼ごっこ。

久々に、大人対子どもの本気鬼ごっこ!大学生の多かった今回は、何だか動ける大人たちがたくさん・・・30人の子ども達を1分足らずで捕まえるとは!!

    
丘を使って何回か鬼ごっこをした後は、全員で輪を作って「キャッチ」をやりました。キャッチという掛け声と同時に、右手の指は右隣の人から逃げ、左手で作った指の輪っかは左隣の人の指を捕まえるという高等技術!結構難しいかと思っていましたが、意外とみんな適応が早いもので、2・3回やると合図に合わせて上手く逃げたり・捕まえたり出来るようになっていました。

身体も動かして、指先の細かい反射も鍛えたらいよいよ川の中へ。
まずは散策広場の中で水がどのくらい冷たいか、入ってみることに・・・

すると、予想通り「冷た~い!」の声が、あちらからもこちらからも。
そうそう今日はこの冷たい水の中で活動するんだよ。だから装備はしっかりとね。

という事で、まずはしゅんちゃんから川遊びの装備についてのお話。
    
どんな服装で入ればいいか分かったら、遊び道具を持って川へ突入です!
川の中へ入って、水の冷たさ・日差しの暑さを感じながら、ノカナン川の上流へ沢登り&魚とりです。


ほらほら、川の中って意外と流れがあるでしょう。川の中を歩くのになれていない子たちは、流れに飲まれて多少ふらふら。
川底には、石の色とそっくりの色をしたフクドジョウやカジカなどの魚がいました。
まずは、それを捕まえろ!!

  
という事で、箱眼鏡や網を使って、午前中は魚を捕り!慣れていないので、始めは魚をなかなか見つけられませんでしたが、段々と捕まえられるようになってきました。
中には、大人と協力して10cm位のカジカを捕まえた子も!


お昼ご飯も川の近くで食べます。冷たい水遊びの後は、お日さまの光がとても気持ちいい!
そして、お昼ご飯を食べた後も、水遊びの続きです!

しゅんちゃんから午前中に捕った生き物を説明を聞いた後、それぞれ好きな水遊びへ突入!



そのまま魚捕りを続ける子もいれば。
  

ドラムトンネルを使ってウォータースライダー!
      

ちょっと陸上で休憩しながら、イタドリの笛で演奏など。

休憩部隊には、うこちゃんが薪ストーブでスギナ茶を作ってくれました。


午後も、みんなそれぞれ好きな遊びを展開していきました。

午後の子ども達の様子をみていると、慣れてくると段々と自分達で遊びを考えて
自分達で遊べるようになってくるのが分かります。
そうそうやっぱりこれがイエティくらぶの醍醐味!
大人が安全を管理する中で、子ども達が自分で創造性をきかせて遊びをつくっていきます。
その色んな遊びを、色んな子ども達に満足いくように与えてくれる自然ってやっぱりすごいものですね。


水遊び終了後は、服を着替えてキトウシへ出発。
ノカナン川の水遊びをたっぷり堪能した1日でした。


さて、次回はいよいよ宿泊イエティ~。
8月28日・29日の朝から夜まで、キトウシの森の中で過ごします。
どんなキャンプをみんなでつくっていこうかな。では、次回も楽しみにしててね。


よっしー

札幌まるやま校 イエティーズ7月「おとまりようちえん」2日目

2010年07月19日 15時05分01秒 | 札幌まるやま校
夜が明けて
おとまりようちえん2日目です。

はやーくから
子どもたちは起きだしていました。
もうちょっと寝てたいよー
と思う大人を差し置いて!

しっかりあさごはんも食べて
今日も遊ぶよ♪

ではでは
いったい
何をする??

①また川遊びにでかける
②虫探しに出掛ける

このふたつに分かれて、いざ出発です。

①はあっという間に川に消えて行きました。

②のむしチームは
遊び塾のすぐ裏のヤギがやってきたので
みんなで草をあげてみます。
美味しそうにもぐもぐ食べてくれました。
手をかまれそうで、コワイかな?



すぐちかくの原っぱを歩いてみると
ものすごい大量のバッタがぴょんぴょんしています。
でも
案外捕まえるのは難しい!!!



「カエルも捕まえたい!」
というみんなの意見で
またまた
昨日の夜に出掛けた田んぼに行くことにしました。

途中の橋の上からは
かわチームのみんなが遊んでいるのが見えます。
おーーーーい!!



田んぼの端っこを
落ちないように気をつけながら歩いていきます。
バランスを取りながら
お母さんにつかまることなく、そっと…。



こんなきれいなきれいなトンボを捕まえましたよ!
水色のトンボ…みんなの目が釘付けです。



こっちはテンソウムシを、よーく観察しています。



そんな風に過ごしているうちに
おひるになってしまいました。
最後のごはんはおうどんです。

 

おとなりで畑をやっているおじさんが
きゅうりを差し入れてくれました。
かなり立派な大きさです。



お母さんたちだけでなく
遊び塾のスタッフにも
ご近所のおじさんにも
みんなに見守ってもらいながら
2日間のキャンプを
おひさまとおいしいごはんとおもしろい遊びで過ごしました。

色んな家族があって
色んな子どもたちがいて
色んなスタッフがいて
だから毎日
色んなことが起こった!!

お母さんたちが
いっぱいいっぱいおしゃべりできたのは
やっぱりよかったね。
実習の学生さんも
いろんな話を聞くことができました。

あっという間に2日間
今度は
また来年!
ではなく
ふゆのおとまりようちえんをしたい!!!
となりましたよ★

それも、面白そう!!

只今スタッフは
ふゆのおとまりようちえんを計画中です。
みんな、遊びにきてヨ。

ちなみに8月のイエティーズは
毎年恒例の流しそうめんですよ。
美味しいイエティーズです。
みなさんのご参加お待ちしております!!

札幌まるやま校 イエティーズ7月「おとまりようちえん」1日目

2010年07月19日 14時07分51秒 | 札幌まるやま校
こんにちは!
めめです。

7月ですね!!
夏です。

お待たせしました!
今年もおとまりようちえんの開催です。

もちろん@ちらいおつ遊び塾です。

毎日毎日
雨にあたられた昨年度…
今年は晴れております!!!

わらわらと
予想以上に早くから子どもたちが集まっています。
そして集合までは
わらわらと自由に過ごしています。



それぞれお昼をすませて
みんな集合したら
とうとうおとまりようちえんのスタートです!!

今年の予定はこちら!



そんなこれからの予定を見てみると
あそびじゅく探検と川遊び…
というわけで
みんな!出掛けよう!!

グランドの土の上を
よーくよーく
この間のむしのようちえんのように
よーくよーく
見てみると
なんだかうじゃうじゃとハムシがうごめいています。

なーんなんだ??
この頃、このハムシが大量発生しているように思えます。
奥に進むと
チョウチョウが飛び交い
ウサギもいるし
羊もいる
ちらいおつ遊び塾って
ホントにたくさんおもしろいものがあるみたい。

遊び塾の横に広がる原っぱを抜けると
そこには、川です。
日差しが強い今日は
はやく川に入りたい!!

早速チューブに乗って浮かんでいます。
ちょっとコワゴワ???



こちらは断熱ボードに乗っかっています。
このボードに2人乗れちゃうんですね。
みんな、軽いのね…。



こっちは
思いっきりバタ足で泳いでおります。



さらには
ボードに上に立ってみるという荒業まで登場。
多少表情は引きつっておりますが…!?



こんな子どもたちを全く無視して
魚を捕まえようと必死になっているスタッフふたり。



しこたま川遊びを満喫したら
ちょっとお部屋でリラックスタイムです。
木のおもちゃや遊具がいっぱいあって、誰も退屈しません。
大人も例外なく。

子どもを寄せ付けないように気を配りながら
黙々とドミノを並べて行く大人。



カプラに必死になる大人。



いいですね。
みんなにとってほっとできるキャンプです。

夜ごはんを食べたら
今度をおそとでたき火をしてみました。
のこぎりで
わっせわっせと枝を切っていきます。

こののこぎりって道具は魅力的です!
切れるまで
大変なんだけど
切れた時の喜びはいっぱい。
自分のちからで、木を切る。
そんな
単純なお仕事が子どもたちは大好きです。



気づいたら、もう夕暮れ…。



よーし!
じゃあ夜の探検に出掛けようかな?

橋を渡っていると
なんと橋を通せんぼするようにクモの巣が…!?



どうする?どうする??

クモの巣を切っちゃう?
それとも
違う道を通る??

ちょっと、考えてみます。

結局クモの巣を壊すのは可哀そうだから
えーいと人用の橋から車用の橋に移って
無事対岸に渡りました。

田んぼが広がる
その先には
今年もカエルがいましたいました!!



あっという間に
一日目はおしまいです。
いっぱい寝て、また明日も遊ぼうね。