子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

2012夏の冒険キャンプ【虫の世界へようこそ!虫博士キャンプ】

2012年07月30日 09時21分47秒 | いぶり校

待ちに待った夏休み。 

あれこれ予定はあるけれど、忘れちゃいけない夏の冒険キャンプ。

と、いうことで7月28日(土)~29日(日)の1泊2日、厚真町・大沼野営場を舞台に虫博士になるべく【虫の世界へようこそ!虫博士キャンプ】を実施しました。

 

虫博士になるべく少年たちは電車に乗って目的地を目指します。

登別駅・札幌駅の各方面から出発し、苫小牧駅に集合。

むむ、荷物のほうがみんなの体よりも大きいかもしれませんね。

 

電車が到着。さぁ、降りるよ~といって降りた駅には駅員さんがいません。

そう、浜厚真駅は無人駅なのです。乗ってきた電車も1両編成のどんこう列車。

みんなにとっては人生で“はじめて”が目白押しでした。

電車の次はバス移動。厚真町青少年センターへ向かいます。

 

今回の虫博士キャンプでは、

①虫を探す

②虫をよ~く見る・観察する

③調べる

そして、マイ虫図鑑を作ろう!ということで、図鑑作りに必要な情報を集めるべく、青少年センターの中にある図書館で本を借りることにしました。

ほしい情報に合わせて本を選びます。

ふむふむ、これは使えそうだな。

厚真町、実は昆虫の種類が多いんだそうです。地元の方が教えてくれました。

しかも、夏休み期間に合わせて貴重な昆虫標本が展示されている『世界の昆虫展』なんて催し物も開催中だったりします。

これはもう見に行くしかないですよね。

ちゃんとひとりひとり記名帳に名前を書いて、

展示を見学します。

お~~!!

すげぇ~~!!!!

と、いう声があちこちから聞こえてきます。

こっちは北海道で採れる虫コーナー。さぁ、これからみんなが出会う虫がいるかもしれません。要チェックです。

なんと、苫小牧民報(新聞社)さんも取材に来ていました。インタビューされていた子もいましたね。ラッキー☆

 

予習はばっちり。

お昼ご飯を食べて充電完了。

さぁ、今回のメインイベント・虫探しに出発です。

青少年センターから宿泊場所のある生活館に寄って準備をし、虫探しをする大沼野営場(キャンプ場)を目指します。

今回のキャンプでは、いっしー・てふ・とりちゃんという3人の虫博士の先輩がお手伝いに来てくれました。

羨望の眼差しを向けながら、3人の博士たちの後ろについて歩きます。

ブルーシートを木の下に敷いて、

木を蹴ったりゆすったりすると木につかまってる虫や、葉っぱの上にいる虫がとれるんだよ!と博士。

虫の探し方をレクチャーしてもらいます。

さっそくみんなも実践!

土の中や葉っぱの中にもいろんな虫がいるよ。探してごらん。

ほら、いた。ミミズだ。

幼虫も発見。きみは何者になるのかしら?

クロスジモンシロはレモンの匂いがするんだって。ほんとかな?

草むらの中にはどんな虫がいるかな~?

水辺の近くは?

水辺の近くはトンボがたくさん!

水面を飛ぶギンヤンマやオニヤンマたち。彼らが陸に近づいた一瞬が勝負です。

「…あぁ!惜しい!!勘付かれたかぁ」

いろんな虫がみんなの虫かごの中に納まっていきます。

カエルも見つけたよ。

ぼくがつかまえた虫は何ていう虫なんだろう?探してみようっと手にするのは『札幌の昆虫』という図鑑(この図鑑、とても探しやすくておススメです)

もっといろんな虫を探してみよう!ということでひとつトラップ(罠)をしかけてみることに。

地面に穴を掘ってプラスチックのコップを埋めます。虫むし落とし穴大作戦です。

コップを埋めた場所を忘れないように目印もつけてっと。

果たして、獲物はかかるのでしょうか?それは見るときまでのお楽しみ☆

たっぷり3時間半虫探しを楽しんだらお腹の虫が鳴き始めました。

さぁ、帰ってご飯にしよう!

本日のメニューは厚真町の野菜がたっぷりのあつまスペシャルカレー!もちろんお米も厚真でとれたお米を使用。

蒸した(虫博士キャンプですからね)氷室のジャガイモがとっても甘くて美味しかったです。

みんなモリモリ食べていました。

お腹もいっぱいになったところで虫博士たるもの日中の虫だけではなく、夜も虫探し(そして翌日はもちろん朝の虫探しも)に出かけました。

仕掛けたトラップのところに行ってみると、

何やら動くものが入っているぞ!

シデムシ、オサムシ、カミキリムシ。いろんな虫が入っていました。

「すごいなぁ」とみんなも興味津々。

街灯の近くにはクワガタさんも。

昼間、活動をしていたらキャンプ場の管理をしている地元の方が「夜には蛍が見れるかもしれないですよ~」と教えてくれました。

なので、ライトを消して蛍を待ってみることに。

残念ながら、全員で蛍を見ることはできなかったのですが(帰り際に何人か見ることができましたが)、キレイな星空と夜空に飛んでいく飛行機を見て本日の虫さがしは終了です。

 

29日。起床時刻です。

みんなが寝ている部屋に入りましたが聞こえるのは寝息のみ。

[朝6時 みんな爆睡 可愛いな]と、ひとり微笑ましくその様子を眺める幸せな時間でした。

おはよ~。さぁ、朝の虫さがしに行くよ~。

 

朝からせっせと虫探し。まずは前日に仕掛けたトラップの様子をチェック☆

お!いるいる!!

わ!逃げた!!

「昨日、いっしーに教えてもらった」とさっそく実践。

「軍手で触ると鱗粉取れちゃうんだ~」と蝶博士てふが見せてくれました。

トンボつかまえた!

お顔がかわいらしいオケラさん。

網がなくたって帽子があるもん!

「自分から飛んできたよ」

虫博士が持ってきてくれた長~~~い虫網。伸ばすとかなり重たいんです。

朝の虫探しも色々見つかって楽しかったね。

さて、朝ご飯を食べて腹ごしらえがすんだら、仕上げのマイ虫図鑑作り。

みんなで見つけた虫の写真を、

  

台紙に貼ります。

見つけた日にち・天気・見つけた場所・この虫の特徴(こんなところがすごい!ここが好き!ここが面白いなどなんでも自由に書いてOK)を書き込みます。

前日に図書館で借りてきた本で調べたり。

「あごが大きくてかっこいい」

「つのがギザギザしてる」

「意外と目は可愛い」

など、みんなそれぞれ観察した結果を書き込んでいました。

真剣に作業すること1時間。マイ虫図鑑が完成。

観察にご協力いただいた虫さんたちとはここでお別れ。

持って帰りたい!という子もいましたが、この虫さんたちは厚真町で生まれて育った虫。

故郷の土、空気、水、食べ物の中で生きていくのが一番だと思うよ、という話をして厚真の自然の中に帰してあげました。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。帰る時間になりました。

来た時と同じように荷物をまとめて浜厚真の駅から電車に乗ります。

朝・昼・晩と虫を探し続けた1泊2日。日焼けしてほんのりピンクほっぺになって帰路につきました。

 

今回のキャンプでは、ただ虫をとって楽しいだけではなく、とった虫を観察したり、その虫について調べたりする機会を作ろうと思いました。

子どもたちも自分なりに虫を観察したり、教えてもらった虫の取り方を実践したりする中で、それぞれに気づきがあったようです。

これをきっかけに自然の中で虫や生き物などに触れ、自然のなかで遊ぶ楽しさや自然の面白さをどんどん感じ取れるようになってくれたら、そんな子どもたちがたくさん増えていったらいいなぁ、と願っています。

 

JR事故の影響で札幌からの電車が止まってしまうというアクシデントからスタートした虫博士キャンプでしたが、現場のスタッフの適切な対応により無事、虫探しのプログラムには全員が合流でき、たっぷりと虫探しを楽しめた1泊2日でした。

関わっていただいたスタッフのみなさん、ご協力いただいた厚真町のみなさん、そして、参加してくれた小さな虫博士たちに心から感謝いたします。

今度は虫博士が活躍できる場・プログラムを作っていきたいと思います。

また必ずお会いしましょう!

 

虫博士キャンプ担当ディレクター・いぶり校 上道和恵(うえちゃん)


北海道の屋根に登ろう!北海道てっぺんキャンプ★

2012年07月29日 19時13分46秒 | 東川校

とうとう、夏休みとなりました!!

そう、夏キャンプのシーズンの到来です。

まずは、「てっぺんキャンプ」@東川町からスタートです。

 

てっぺんキャンプでは

北海道の最高峰「旭岳」のてっぺんを目指します!

キャンプ場でのテント泊を経て、

快適キャンプライフも身につける作戦です。

 

札幌と旭川から集まったみんなは…

まずは、旭岳野営場へ。

キャンプ場のおじさんに野営場の使い方などなどを教えてもらいます。

テントを立てて、

みんなでごはんをつくって

たき火をして遊んだら、そうそうにおやすみなさい!

そう、明日の登山に備えて早寝です。

しっかり休んで、がっつり登ろう!!

 

旭岳山頂をめざす本日は…ちょっと小雨模様で、風も強めらしい。

ともあれロープウェイは動いているので、さっそく5合目まで!

ロープウェイが初めてってお友だちもいましたね。

さあ!元気いっぱいに姿見駅を出発です。

下界から山を望むと、すっぽりと雲の中です。

この姿見駅はいいお天気ですが、登っていくとどうなるのか??

と歩いていると、案の定、だんだんと雲の中に入っていきます。

だんだんと風も強くなっていきます。

よく見えないので、くっつき気味で歩きます。

姿見の池(5合目)からスタートして

6合目

7合目

と進んでいくと、引き返してくる登山者もちらほら…

強風で進めない、という方もいるんです。

「どうする?」

と尋ねると

「行ける!!」

さらに進むと、やっぱり風はさらに強くなります。

 

「どうする??」@8合目

「行ける!!!」@8合目

 

「どうする??」@9合目

「……」@9合目

飛ばされそうなびゅんびゅん風です。

思わず、飛ばされないように岩に身を寄せてうずくまっています。

「これは、…引き返したほうがいい!」

みんなで決断です。

下山を始めて振り向くと、なんと登山者の大行列が!

大人の登山者でさえも、無理、と感じた風だったんです。

みんな、ホントにタフです!

 

何度も転びながらの下山でしたが

どんどん下って、風が弱くなってくると

にわかにみんな元気になります。

ロープウェイの駅舎まで下ると

自然保護監視員のスタッフの方も心配してくれていました。

なんと9合目付近、風速20mくらいの風だったらしいのです!

本当に、体験したことのない風だったよね。

ロープウェイからの景色も真っ白けっけです。

夜ごはんを食べたら、

マシュマロとクッキー、フランクフルトを携えて、野営場の「たき火の夕べ」に参戦です。

http://blog.goo.ne.jp/daisetsu_2005/e/891d0c829afa52bae14d0f9286c409d1

キャンプ場に泊まっている他のお客さんとも、一緒におやつを楽しみました。

みんな山に登っていたようで、あの強風登山に共感です。

 

てっぺんキャンプ最終日は、川遊びです!!!

旭岳のふもとを流れるノカナン川へ出かけました。

生き物をさがしたり、

飛び込んだり、

泳いだり、

あつい夏の日差しに照らされて、

午前中があっという間に過ぎていきます。

おひるごはんを食べたら、

まるで大家族のように過ごした「てっぺんキャンプ」もおしまいです。

旭岳9合目で

あれだけの風を受けて

自分で考えて

「やめよう」と決断したてっぺんキッズたちです。

自然には、かなわないことがたくさんです。

自分で考えて、自分で決断しなくちゃ、死んじゃうかもしれない。

てっぺんキャンプでは

残念ながらてっぺんまで行けなかったけれど

自然の力と向き合って、考える、というとても大事なことができました。

 

子どもたちを送り出してくださったおうちのかた、本当にありがとうございました。

ちょっとイタイ経験ですが、特別な体験をしておうちに帰ります。

 

みんなは、「ニンニク一番・旭岳!」覚えたかな??

今度てっぺんを目指すときは、きっと2291mを達成したいね★ 

 

イエティくらぶ東川校 めめ


イエティくらぶ東川校 はっちゃけ隊7月 「はっちゃけ川遊び[2]」

2012年07月21日 19時29分04秒 | 東川校

今月のはっちゃけ隊の活動は川遊びなので、

人数がたくさん集まることが必至!

というわけで

2回はっちゃけ川遊びの実施となりました。

今日は、その2回目。

 

朝はもくもくとした曇りのお天気でしたが

みんながライフジャケットを着ることには、青空に★

前半戦は生き物探しへ出かけます。

魚とり名人しゅんちゃんの教えをしっかりと守り

ひたすら大量のカジカやドジョウを捕まえてみたり…

こっちでは箱メガネで見つけてから捕まえようという作戦。

しかも、なぜか手づかみしようとしています。

箱メガネから見ていると

すぐそこにいるので、手で取れそうな気がするんですね。

バケツの底が見えないほどうじゃうじゃと捕まえた魚たちは

酸欠気味!

時々水を入れ替えながらも、まだまだ漁は続きます。

気づいたら、あっという間におひるごはんの時間。

青空の下、ブルーシートの上でわいわいとランチタイムです。

 

午後からは、

お風呂のように川につかっての川遊びです!

定番の水かけあっこから始まって…

どっぷり川のひたっていたり…

ソリの船でこいでたり…

最近の降水量の少なさから

いつもよりは浅めの川で遊んでいました。

なんとしゅんちゃんがイイトコロを発見。

そうダム湖です。

足もつかないような深いところだけど、みんなで遠征にいきました。

ダム湖の中でも

湾のように囲まれている場所があります。

ここで泳ぐ泳ぐ泳ぐ★

寒くなるまで泳ぎ切ったら

今日のはっちゃけ隊もおしまいです。

 

お天気にも恵まれて、本当に気持ちのいい一日を過ごしました。

川の浅い場所での生き物探しから始まって

ソリ船遊びやフローティング

最後には

足のつかない湖で泳いじゃう!

なんて活動までやってしまいました。

イエティくらぶでは

たっぷり一日スタッフと子どもたちと過ごすからこそ

ダイナミックに湖で泳いじゃう活動までできています。

そう、スモールステップを踏んでいるんです。

最初から湖なら、きっと怖かったはず。

ここまでできるかな???

と探りながら、ステップを踏んで、遊び強度を高めているんです。

 

みんなにとって、挑戦のある一日となっていたら、うれしいです。

 

さあ、次回のはっちゃけ隊は9月のナイトハイクです♪

これまた

新しいチャレンジプログラムとなること必至です★

みなさんのご参加お待ちしております。

 

イエティくらぶ東川校 めめ 

 


イエティくらぶ札幌まるやま校~おそとで子育てイエティーズ7月~

2012年07月15日 16時57分18秒 | 札幌まるやま校

7月は「夏色かわあそびようちえん」

今日は総勢30人ほどの参加者のみなさんと札幌市西区にある福利緑地に集合しました。

天気は晴れているけど川はどうかな?

おそるおそる足をつけてみると冷たい!

冷たさに慣れるために川の向こうまで渡ってみたり、

丸くて平べったい石を探してみたりした徐々に足をならしていきます。

石をめくると虫がいるらしいどんな虫だろう?

みんなで石の裏を探します。「おじぃなんかいた!」

虫がいるということはそれを食べる生き物「魚」もいるらしい・・・

どう捕まえるか?そうです、網です!

網の使い方のおさらいを先月に引き続きぱぴぃととっつぁんに教えてもらいいざ出陣!

岩の影や岸の茂みを狙います。

協力して足で追いこんだり、箱メガネで探したり

あちこちでドジョウとカジカが取れた!という声が上がります。

そしてなんと手づかみでカジカを捕まえる強者もおりました。

少し寒くなってきたのでお昼です、ご飯と温かい飲み物でのエネルギー補給。

そして「のこたべ」の小杉さんこときなこさんからいただいたスイカの差し入れをみんなで食べてフル充電!

 

午後はいよいよ川に流れます。さぁ行くぞ!これが見本だ!

でも川の水が冷たい・・・体が固まってうまく流れられない・・・「かわちゃん助けて」

でも大丈夫!そんな時はチューブに乗って流れよう!

そして大きなそりもあるぞ!これなら冷たい水にも全身つからなくても大丈夫!

一度流れた後は、まだまだ生き物さがしがしたいチームは網を持って魚を探しに

ずっと流れていたい子たちはエンドレスで流れていました。

最後は温かい服に着替えてほなみが入れてくれたココアでほっと一息。

というところで今日のイエティーズはここまで。

 

はじめは見つけられなかったけど、川虫や魚を捕まえるのがどんどんうまくなる子どもたち。

うまく水に浮けなかったけど最後には浮かべるようになった子どもたち。

いろんな知恵や技をあっという間に吸収し、成長していく子どもたちの姿は輝いています。

川に反射する太陽を眺めながらそんなことを思っていました。

夏色ってどんな色?って思っていたけど、素敵な笑顔が混ざりあったキラキラ輝く色でした!

それからいつも生き物を捕まえてくれたり、自ら率先して楽しんでイエティーズを盛り上げてくれたり、

他の子どもの面倒を見てくれたりと保護者の皆様にも感謝です!いつもありがとうございます!

そして来月もよろしくお願いします(笑)

次回は「わくわくおとまりようちえん」

川であそんで、五右衛門風呂に入って、ご飯を作って思いきりあそぶ二日間。

また最高の夏の思い出を一緒に作ろう!みんなに会えるの楽しみにしているよ。

 

カツオこと高野克也


イエティくらぶ東川校 はっちゃけ隊7月「はっちゃけ川遊び①」

2012年07月14日 19時55分35秒 | 東川校

とうとう7月も中旬となりました。

はっちゃけ隊も川遊び…17名が大集合です。

今日もストレッチから始まりです★

ライフジャケットを装着したら、さっそく川へGO!

生き物探しとなりました。

木が生い茂った、流れの緩やかなところでは、箱メガネで魚が見える!!

と大興奮です。

前回の生き物探しがあったせいか

次々と小さな小さな川の生き物を見つけていきます。

寒くなったら、しゅんちゃんの足湯へ。

冷えた足があたためられると、しもやけ状態でかゆくなる様子。

午後からは

トコトン首まで水につかっての川遊びのスタート♪

ウォータースライダーに

ソリ船

寒くなったらドラム缶風呂へ…

気温の低い一日でしたが

なんと2時間みっちりと川遊びを満喫しました!

 

プールとは違って、川の水はとっても冷たい。

そんな環境にあって

子どもたちは自分の身体の状態と相談しながら遊んでいました。

どっぷりつかってスライダーをしていたら、やっぱりすごく寒くなる。

そんなときは、ひとときソリ船に乗ったり

はたまた、ドラム缶風呂であったまったり

と「寒い」ことを自分で感じて

どうしたらいいのか自分で考えて

「寒く」ないようにどうにかする。

当たり前のことですが

温水プールではない、自然の川で遊ぶときにはとても大事なことです。

 

そんな目で見つめていると、上級生の成長を感じられます。

もちろん、ちびっこたちの成長も期待しつつ。

こんなことを、体験的に身につけていく

そんなはっちゃけ川遊びとなりました。

 

次回のはっちゃけ隊は9月のナイトハイクです。

その前に、キャンプもありますヨ。

てっぺんキャンプにはまだ空席あり!ですので

ぜひぜひ、夏休みにも遊びに来てくださいね。

スタッフ一同お待ちしています♪

イエティくらぶ東川校 めめ

 


イエティくらぶ東川校 イエティーズ7月「かわのようちえん」

2012年07月08日 17時07分48秒 | 札幌まるやま校

前回の「むしのようちえん」から1か月がたちました。

今週末は「かわのようちえん」です。

いつものキトウシ森林公園よりも遠出して、忠別ダム側で集合です。

ライフジャケットに身をかためたら…

広場の人口の池で水の中を歩く練習スタートです。

湧水の水が注ぎこまれているこの池、とても冷たいんです。

練習が完了したところで、「本物の川」へ出発!

いよちゃんに生き物探しのコツを伝授してもらったら

さっそく川へ入っていきます。

どうかな?

いるかな??

みんな、かなり一生懸命です。

子どもというよりも、大人が…!?

ドジョウやカジカみたいな、大きな魚を捕まえるコツは?

上手なお父さんに教えてもらいます。

自分ができなくても、できる人が周りにいる。

だから、新しいことにもチャレンジできる。

少しずつ、まわりのお友だちとも仲良くなれます。

 こっちでは、そりのフネで浮かんでます。

こっちでは、そのまんま水に浮いてたり…。

ひとしきり遊んだら、おひるごはんの時間。

遊びの時間はおしまいとなりました。

 

おてんき予報はくもりでしたが、一変して晴れとなりました。

川の水も、思っていたよりもぬるくて、しこたま川遊びを満喫!

石にはりつく小さな虫

ドジョウ

しまうま魚

カエル

おおきなソリ

びしょぬれになって、たっぷり遊んで

帰り道は車の中で熟睡だったお友だちも多かったのでは?

 

川に入ると、とっても疲れる。

楽しいから気づかないんだろうけど、実は川ってとっても冷たいから。

でも

そんな冷たい川で遊べるのは、ほんのひととき。

「かわのようちえん」はおひさまに恵まれた、川日和となりました。

 

次回のイエティーズは「みのりようちえん」です。

夏休みを挟んでの秋、9月に開催です。

またまたいつものキトウシ森林公園に戻ってきますよ。

みなさんのご参加、お待ちしております♪

イエティくらぶ東川校 めめ


いぶり・黒松内校7月例会 『海遊び 貝&カニ釣りに挑戦』

2012年07月08日 15時08分08秒 | いぶり黒松内校

海の水は冷たかったけど、絶好の晴れ間に恵まれた今回の海遊び。

子ども大人合わせて30名以上の参加でにぎやかにキャンプしました。

 

一日目

となり町の寿都のちいさな漁港へいって、磯遊び&貝・カニ探し。

気持ちよくじゃぶんと海に潜ればそこは別世界。磯にはたくさんの生き物がうようよいて、

背の高い堤防からは、勇気を出して大ジャンプ!

夜は砂浜にテントを張って、カレーライスづくり。ぺこぺこのお腹で、見る見る間にみんな完食。

日が落ちたらキャンプファイアーをして、ゲームの盛り上がりや火の勢いで夜を照らしました。星も満点だった。

  

     

 

 

 

二日目

朝起きたら、カートンドックというお手軽野外クッキング。

レタスやトマト、チーズ、ハムをパンに包んで、それを銀紙&牛乳パックでくるくるします。

それを熾きになった焚火の中に入れ、牛乳パックが燃え尽きれば、こんがりとチーズもとろとろになります。

朝ごはんを食べたら、海に入ったり、砂浜で遊んだり、みんな思い思いの遊びをしていました。

  

 

 こんちゃん(黒松内ぶなの森自然学校)


イエティくらぶ むかわラフトキャンプ

2012年07月01日 19時32分02秒 | いぶり校

この日の朝は目ざましがなる前に目が覚めました。

だって、今月のイエティくらぶは夏休み直前☆すぺしゃる企画なんですもの。

心配していたお天気もなんとかなりそうだ!てるてるぼうずサン、ありがとう!!

 

今回のイエティくらぶは夏休み直前特別企画・ラフトだよ!全員集合ラフトキャンプinむかわ☆と、いうことで子ども49名、スタッフ17名の総勢66名が、むかわ町穂別に大集合!

いつもは札幌まるやま校・いぶり校・東川校・黒松内校とそれぞれの活動に参加していただいている子どもたちが一堂に会し、ビッグリバー鵡川で川くだりプログラムに挑戦しました。

あまり見たことのない、お友達やスタッフと一緒に過ごす1泊2日。

さて、どんなキャンプになるかドキドキでスタートです!

 

時計の針が11時半を過ぎたころから各地より続々とスタッフ・子どもたちを乗せたハイエース(大型のワゴン車)がやってきます。

長旅でしたがお昼ご飯でパワーチャージ。

 

 

お昼ご飯が終わったらさっそく川に出かける準備です。

準備が整ったところで、川遊びの達人・いぶり校の校長先生であるうえだんなからのお話です。

(写真の奥に見えますでしょうか?大型ワゴン車6台。ワゴン車祭りでした)

「みんな、良く来たね!」とうえだんな。みんなそれぞれどこから来たのか地図で確認してみます。

今はむかわ…東川はここで…札幌はここだな。苫小牧、登別、室蘭ときて…黒松内。

本当に大集合ですね。

なんだかわくわく。早く川に行きたいぞ!と、いうことでライフジャケットとヘルメット、それからふねを漕ぐパドルをもらっていざ、出陣です。

 

川くだりのスタート地点にやってきました。

まずは川に石投げして、川の神様にこれから遊ばせてもらいます、とお参り。なむなむ。事故なく無事におりられますように。なむなむ。

 

心配していた天気はなんのその。雨の『あ』の字もありません。雲ひとつない大快晴!

気温も暑くてたまらない(なんてったってライフジャケット着てるから暑い暑い)

早く川に入ろう!ということで、うえだんなとじゃんけんして勝ったら、一歩ずつ川へ。

川へ入ったらいっせいに水かけ合戦!

 

流れに乗ってぷかぷかフローティングも最高!

水温も高く、気持ちよかったですね。

 

そしていよいよ川下り!

ラフトチームやダッキーチームに分かれてまずは練習。

  

練習が終わったら、さぁいよいよ待ちに待った川くだりに出発です。

テギョン号が先頭でみんなを引っ張ります。

うえだんな号

カツオ号

こんちゃん号

しゅんちゃん号

ちゅん号

はたぼー号

ふった号

ふみぞう号

めめ号

まゆみさん号

トラさん号に分乗し、全員で出発!!

 

 

 

     

たまに川に入ってフローティングもしつつ・・・

  

途中、浅くなっていたところも多くて、

漕いでる時間と、船を持ち上げて歩いている時間のどちらが多かったかわかりませんが、

3時間以上かけて川を下りきりました!

達成感を胸に終わったころに見た、夕日のきれいだったこと。

頑張ったごほうびですね。

夜はカレーライスでパワーをつけて、

体育館でドッヂビー大会。みんな元気だなぁ、と感心したスタッフ一同でありました。

まだ遊びたいなぁ…という名残惜しさ満点の心の声をひしひしと感じつつも、本日の営業はこれにて終了。

就寝準備をして、寝袋に潜り込みました。

 

そして、迎えた2日目の朝。

片付け・掃除が終わったら、出かける準備をして出発です。

2日目は1日目の出発地点で川遊びを満喫しよう!ということで、フローティングに飛び込み、子どもだけでの船漕ぎなど自由遊びを展開しました。

 

 

 

豪快にジャンプ!

 

 

 

めいっぱい川遊びを楽しんで、お昼ご飯を食べたら、楽しかったラフトキャンプもそろそろ終わりの時間になります。終わりの会では、東川校の校長先生・しゅんちゃんから「この2日間の楽しかったことや、川遊びするときの心得やメッセージなど未来の川遊びをする仲間へ伝えたいことを書こう!」と全員、思いのたけを綴りました。

 

 

 

 

最後はグループごとで書いたことを発表しあいます。

「流れて遊ぶのが楽しかった」

「ボートは漕ぐのが大変だったけどおもしろかった」

「イエティ共和国を作ったのが楽しかった(各地域のリーダーを決めて会合を開いたそうです)」

「次にこういうキャンプをやるときはキャンプファイヤーをやりたい」

「川くだりは楽しいけど、川の中の石は藻がついていてすべるから気をつけろ!」

「持ち物に名前を書いておかないと人がたくさんいてわからなくなるから、持ち物には必ずな名前を書いて」

「いろんな友だちに会えて楽しかった」

などなど2日間の思い出がたくさん。

思い出を発表するみんなの顔。とっても素敵な笑顔であふれていました。

発表が終わったらいよいよお別れのとき。

しゅんちゃんから「最後は“ありがとうございました”でお別れしましょう。食事を作ってくれた人、ボートを漕いでくれた人、一緒に遊んでくれた人、お互いみんなにありがとうだね」との言葉があり、“ありがとう”でラフトキャンプをしめくくりました。

 

イエティくらぶの各拠点大集合キャンプは初めての試みでした。

正直なところ、みんなの顔を見るまでは「このキャンプにみんな来てくれるかなぁ…楽しんでもらえるかなぁ…」と不安な思いもありました。

が、当日、違う地域から集まった子ども同士がわきあいあいとお昼ご飯を食べている姿を見て、その不安がこれは楽しいキャンプになるぞ!という期待に変わりました。

そして、終わりの会での子どもたちの様子、声を聞いてやってみて良かったなぁ、という気持ちと来年もまたみんなに会える機会を作ろう!という目標ができました。

終わりの会では「次回は、イエティ会員200名全員参加で開催したいと思います!」という大きな夢も語られましたしね。

この春、スタッフの人事異動もあったので久しぶりにもとの拠点の子どもたちと再会できたこともとても嬉しかったです。

天気にも恵まれ、川を楽しみ、新しい友達も増えた2日間。

本当に素敵な思い出と初めてのことをたくさん経験出来た忘れられないキャンプになりました。

お子さまを送り出していただいた保護者のみなさま、本当にありがとうございました。

参加して下さった子どもたち・スタッフみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、これから夏本番!

各地でいろんなキャンプを企画していますよ(ねおすHPトップページをご参照ください)。

この夏もまたみんなでたくさん遊びましょう!!

みんなと再び会えることをスタッフ一同、楽しみに待っています!!

 

ラフトキャンプ子ども集合写真☆

スタッフ集合写真☆

 

 

ブログ担当:ふみぞう(黒松内ぶなの森自然学校)&うえちゃん(いぶり自然学校)