子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

コソコソどうぶつようちえん~イエティーズ札幌まるやま校~

2014年02月23日 18時19分09秒 | 札幌まるやま校

今日は快晴!

円山公園の動物園前に集合していざ円山の森へ。

 

今日のテーマは「どうぶつ」

動物を見つける力・見る力・感じる力を身につけよう

 

まずは動物の事を知るには動物の気持ちにならなけりゃいけません。

俊敏性を身につけて動物の動きに近づくために、

しゃがんでジャンプのウォーミングアップ。

次は見る力。

動物のぬいぐるみを辺り一面の雪から探します。

 

たくさん見つけられた子、見つけられなかった子

「その違いは?」の問いに

「人の足跡をたどった」「よく見たら色が違う」

などのキーワードがでてきました。

次は雪の中に白いシーツで大人が隠れます。

しかも今度はシーツを雪で隠したり、嘘の足跡もたくさんついています。

何か違和感を感じるところはないかと歩みを進めて行き、

シーツの端っこを見つけました。

雪をどかしすとなかから隠れていたひろきが出現。

みんなびっくり!

 

次は「聞く力」。

動物の気配を感じたりするのもちょっとした音に気づけるかが重要です。

音を出したラジオを雪の中に隠します。

微かに聞こえるラジオの音を自分の気配を消して探します。

「こっちかな?」

「いやこっちから聞こえる?」

「あった~」

 

さていろんな力を鍛えたので次は「動物のように遊ぼう!」

木のぼり。

するすると上まで行ってからの大ジャンプ。

 

穴掘り。

動物が休むところはこんなところじゃないかな?

 

雪に埋まって隠れる。

意外とあったかいかな。

倒木に積もった雪やスコップをバイクに見立てる。

子どもそれぞれの感性で遊びが広がります。

男の子は最後雪の上で大人との格闘になっていました。

ふわふわ雪に投げられてはしゃいでいます。

思いきり遊んだ最後はしりすべりで動物園へ

しり滑りは保護者の方にも人気でした。

お昼は動物園の休憩所で「いただきます」

 

食事が終わったら木のプールで遊んでいます。

 

 午後は午前中に養った力を本番で試す時間です。

「目指せ!動物博士」を合い言葉にクイズに挑戦です。

 

動物を良く観察したあとに問題に答えます。

答えは2択。

正解するとシールがもらえます。

真剣な目で動物を観察。

「耳はどうなっている」「しっぽは?」「何を食べている?」

「体の模様は?」「どう泳いでいる?」「舌の形は?」

 

午前中の活動で鍛えた力を存分に発揮しています。

間違ってしまった友達ももう一度良く観察する事で「な~るほど」と納得しています。

 

動物園が楽しすぎてあっという間に時間が来てしまいました。

最後までじっくりまわれなかったけど、

今日のみんなのがんばりを表彰して

動物博士認定カードを最後に授与しました。

 

イエティくらぶでは割と珍しい、

動物園内でのクイズラリー。

生き物の動きを生で感じる事、

じっくりと見るという事を子どもたちに伝えたい。

単なる「見た」ではなく「よく見た」「細かく見た」

知っていたけど「本物を初めて見た」「思っていたことと実は違った」

子どもが体験して気づく瞬間を大切にしたいです。

 

今日の活動を持って今年度のまるやま校のイエティーズは終了です。

また来年度も新しいラインナップをそろえて楽しい時間を作って行きます。

3月16日は報告会もありますのでぜひご参加ください。

カツオこと高野克也


イエティトレッキングくらぶ~三角山・大倉山・荒井山~

2014年02月18日 10時02分51秒 | 札幌まるやま校

今年度最後の行く先は「三角山」「大倉山」「荒井山」の三山縦走。

小さい山ばかりですが、冬山が初めてに近い子どもたちにとって

滑る坂道を登ったり降りたりするのは大変な事なのです。

まずは全員集合したらバスに揺られて三角山の登山口へ。

いつものように準備運動からスタート。

 

順番を決めていざ登山開始!

さっそく足下がズルズルと滑りうまく登る事ができずに手こずります。

 

早々と「疲れた~」という声も聞こえてきます。

登りはじめて15分、こぶし平に到着するとイグルーがお出迎え。

登り始めると体が熱くなるので体温調節もかねて上着の調整をします。

 

坂に名前がついているので「後どれくらい?」なんて予想も付けながら登っていきます。

山頂直下の東屋にある鐘も「チーン」と打ち鳴らし、やる気をアップ!

山頂へは高学年チームが先回りして低学年を迎えます。

いつもは最後尾でじっと見守ってる事が多いですが、この日は先頭を任せてみました。

みんな「やった!」という表情で足取り軽やかに先に進みます。

登頂開始から約1時間、ゆっくり登ってきた低学年組をハイタッチでお出迎え。

山頂で水分とエネルギー補給。

疲れたはずなのに別腹と言わんばかりにさっそくふわふわの雪に飛び込んで遊びます!

 

1つ目の山をクリアしたら向かうは「大倉山」

雪の階段に手こずりながらも一歩一歩着実に歩みを進めます。

下った分だけさらに登る、「え~」なんて声も聞こえますが、

歌を歌いながら気分を盛り上げます。

休憩もかねて雪遊びタイム。

ロングなしり滑りや大ジャンプ、落としあいとふかふかの雪を満喫。

ふかふかすぎて登るのがつらい・・・なんて一コマも。

「行くよ~」っと声をかけても「ここでずっと遊びたい」ってくらいに楽しんじゃてます。

 

尾根筋にでると風が強まってきます、冷たい風を受けながら大倉山登頂!

2つ目の山もスイスイでした。

「お腹がすいたー」という事で昼ご飯。

「さぁ雪が降ってるけど外で食べる?中で食べる?」

 

今日の汁物は「豚汁うどん」、あったかいものは体にしみ込んでいきます。

1人で3杯平らげる強者もおりました。

 

 

ご飯のあとはほっこりタイム。

ゆっくり過ごすもの大倉山山頂付近で遊ぶものそれぞれです。

室内ではジャンプ台を眺めたりお菓子を食べたり。

外ではカツオと「大倉山の乱」と名付けられた戦いが繰り広げられておりました。

登っても登っても即回復する子どもの体力恐るべしです。

 

大倉山を一気に下山し、荒井山へ。

荒井山は人がそれほど歩いていなく、登山道には雪が降り積もっています。

すかさず高学年のラッセル部隊を最前線に投入して進路を作ります。

あっという間の早業で山頂到着。

今までの山に比べると少々物足りなさが子どもたちにあったようで

「これは山というより丘だな」とつぶやいておりました。

 

新雪をワシワシとしり滑りをしながら降りて荒井山の展望台に到着すると、

2人の大柄な男性が攻撃を仕掛けてきました。

お久しぶりな登場ぱぴぃとふゆえさんです。

さっそく戦いを挑むもの

あまりの恐怖に震え上がって傍観するもの。

2人は来ているウエアーから「黒鬼」「青鬼」と名付けられました。

鬼との戦いは鬼の圧勝、挑んでは投げ飛ばされ、顔に雪をつけながらまた挑む。

遠くから雪玉で攻撃されたものは追いかけ回されて投げ飛ばされる。

 

一方ゆったり遊びチームは雪玉を作って坂から転がしたり、

小山を作ったりと対照的に遊んでいます。

遊びは子どもの数だけあります、

「静と動」そんな活動が一緒の空間で行われている事が嬉しいのです。

 ひとしきり遊んだらティーブレイク。

温かい飲み物とカツオ特製「マシュマロコーンフレーク」でハッピーバレンタイン。

 

最後は荒井山の斜面をしり滑り

しり滑りでジャンプ台にも挑戦。

そんな事をしているとあっという間にバスの時間。

バスに乗り込んで円山公園へ。

 

 3つの山を登ってさらには思いきり体を使って遊ぶ。

解散時の子ども達の表情はやりきった感というか、

満足度の高い笑顔を見せていて、とてもたくましさを感じた一日でした。

来年度はどんなトレッキングをしようかな~今から楽しみです。

これにて今年度のイエティトレッキングくらぶは終了。

初年度でしたがたくさんの参加者と保護者のみなさん、

それから協力してくれているボランティアの方々に感謝です。

来年度もよろしくお願いします。

 

カツオこと高野克也

 


イエティくらぶ東川校 森つく2月「マイ木製食器づくり」

2014年02月16日 21時10分32秒 | 東川校

森つく今年度の最終回は…ニセウの森のお手入れと「マイ木製食器づくり」。

 

コツコツと遊びやものづくりでお世話になってニセウの森まで

まずは山登りです…

目的は、ニセウの森のツリーデッキの雪おろし!

スコップ片手に登っているので

途中にある、穴という穴を埋めながら。

なぜかヘトヘト。

ニセウの森に到着したら、さっそくツリーデッキの雪おろし作業に入ります。

長いこと、雪おろしされていなかったので

雪が固くしまって苦戦を強いられます。

それでもスコップの使い方に慣れてくると、大きなかたまりで割り出していけます。

大きな雪のブロックが山積みとなったところで

「この雪のかたまりがあったら、でっかい落とし穴つくれるんじゃない??」

と仕事の後は落とし穴づくりとなりました。

雪のブロックをスコップや手で薄くしていって

木の枝を渡した上に並べていきます。

 

最後に隙間をきれいに埋めて、完成!

冬の間はほとんど人の出入りのないニセウの森…いったい誰が落ちるのか??

希望としてはキツネらしいのですが!?

帰りはお約束のおしりすべり。

今日は、スコップに乗って滑り降りていきます。

勢い余って、コースアウトも多々発生しましたが…。

 

おひるごはんの後は、お皿づくりの時間です。

自分の好きな材を選んで、お皿に中心部分をひたすら削って、カタチを整えていきます。

ノミ、木づち、彫刻刀を駆使して、自分の思う形にしていきます。

最初は使い慣れた彫刻刀を使っていたものの

ノミも使い続けていくうちに使いこなせるようになっていきます。

ずっと作業が効率的になって、仕事が早く進みます。

 

初めての道具は、どんなときも試行錯誤です。

どんな風に握るのか

どんな風にちからを入れたらいいのか

どんな風に使ったら刃物を木に差し込むことができるのか

どんな体勢で

どんな風にバランスを取って作業したらいいのか

どうやったら、もっと力を使わずに作業ができるのか

実際にやりながら、身に付けていきます。

なので

今回の森つくでも、終盤の作業スピードはものすごく速くなっておりました!

ただの木のかたまりから、自分の思うかたちを作り出す。

そのために

ひとつの新しい道具の使い方を身に付けた森つく最終回となりました。

今年度の森つくは、これでおしまい。

3月には報告会を予定しています。

どなたでも参加可能です。

最後の最後の雪遊びとたき火おやつを楽しみます。

 

また

来年度もニセウの森をフィールドにした活動を予定しています。

ちびっこも、大人も一緒に楽しめるような場にしていきたいと思っています。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

 

東川校 木村恵巳 めめ

 


イエティくらぶいぶり・黒松内校2月月例【ワカサギ釣りに挑戦・ポロト湖氷上つるつるキャンプ】

2014年02月11日 20時34分41秒 | いぶり・黒松内校

全道各地で雪まつりが開催され、北海道の冬の寒さを多くの人が楽しんでいるこの2月。

いぶり・黒松内校ではいろんなツルツルを楽しむ1泊2日のキャンプに出かけました。

2日間、どんなツルツルに出会えたのか、活動報告をお届けします。

 

 

2014.2.8(土)天気:晴れちょっと曇り

今月のいぶり・黒松内校は苫小牧・室蘭・登別・芽室・札幌・恵庭・黒松内から集まった30名+スタッフの大所帯!

白老町を舞台にいろんなツルツルを遊び尽くします。

各地から集合し、まずはおやつの買い出しから。ポロト湖近くのスーパーで100円分のおやつを買いました。

 

 

ポロト湖にて子どもも大人も全員集合です。

スタッフ数名が一足先に最初のツルツル・ワカサギ釣りの準備をする間、ちょっとしたゲームで緊張感をやわらげます。

まずは、固まった雪の表面をキレイにはがしとる競争が始まりました。

みんな足や手で好きな形をつくり、上手にカパカパと雪のパネルをつくっていきます。

 

つぎはみんなでオニごっこ!

ツルツルキャンプにちなんで、氷オニです。

最初は、スタッフがオニということでよーいスタート☆

開始数分でぜーはーと息が上がり始めるスタッフに対し、子どもたちの軽やかさたるや…スタッフ完敗でした…。

次は高学年がオニ!低学年・スタッフはオニに捕まらないように一生懸命逃げました。

つかまえたー!つかまったー!

最後はワカサギ釣りのグループ分けも兼ねた仲間集めゲームをしました。

スタッフも交え、今日のワカサギ釣りを一緒に楽しむメンバー同士自己紹介タイムです。

       

心も体も温まったところでワカサギ釣り会場に歩いて向かいます。

ポロト湖のワカサギ釣り会場にはたくさんのテントが並び、子どもから大人までワカサギ釣りを楽しんでいるようです。

加えて、氷上BBQというイベントも開催されており、そこにきているお客さんもいて大盛況。

イエティチームもさっそく荷物をおろし、スタンバイです。

 

前日にスタッフが下見を兼ねてポロト湖にやってきてワカサギ釣り用の穴をあけておきました。

お昼ご飯を食べてさぁ、ワカサギ釣りに挑戦だー!と張り切ってあけた穴の近くに行ってみると…なんと!一晩で見事に氷復活!!

ワカサギを釣る前に再び穴あけの作業からとあいなりました…とほほ。

その様子を見ていた近くのお兄さんたちが「どうした?あぁ、凍っちゃったか。昨日、しばれたもんな~」と穴をあける作業を手伝ってくださいました。

ありがとうございます~、とお礼方々お話をしていましたら…なんと、白老町の町長さんでした!

町長さんをはじめ、役場の方や胆振振興局の方が氷上BBQイベントにいらっしゃったら、子どもがわらわらとしていて何事なのかな~?と近づいてみると大人が必死に氷と戦っていて、思わず手を貸してくださったようです。

みなさんとても気さくに子どもたちにも声をかけてくださり、子どもたちにとっても良い交流ができました。ありがとうございます!

そんな温かい手も借りて、ようやっとワカサギ釣りが始まりました。

みんな真剣に自分の手元の釣竿に集中しています。

          

エサを付けた釣竿をたらせばワカサギさんがざっくざっく……とは残念ながら参りません。

“釣り”と書いて“忍耐”と読む、それくらい釣りとは耐え忍ぶ戦いなのです。

           

「ぼく、この本持ってきたの」とおもむろに今回の参加者中、最年少(年中さん)がカバンから出してきたのがこちら。

ワカサギが釣れたらこんなふうに料理してみんなで食べたいね。

 

大人も真剣。

「釣りの名人にどうしたら釣れるか聞いてみれが良いんだよ」と思い立った子は、管理人さんのところの直接交渉。

まずは釣り糸を湖の底につくまで垂らし、そこから少しずつ引き上げていくと良いらしいこと。

案外、見えるくらい浅瀬にいることもあること。

ワカサギ釣りのポイントを教えてもらっていました。

苦闘すること約45分。

「あ!!釣れたっっ!!!!」

みんなが一斉にその声のする方に顔をむけます。

どれどれ?!なになに?!やっとワカサギ第一号?!!と向けたカメラの先には…ワカサ・・・ギ??

残念ながらかかったのは別なお魚でしたが、記念すべき第一号に変わりはありません。

おめでとう!!

その後、間もなく同じお魚さんがもう一匹。

あまりに釣れないものだから、お隣のお客さんに「釣れますか?」と聞きに行く子も。

釣れてた?と聞くと「(隣の人たちも)釣れてないって」とのお返事だった模様です。

管理人の方のお話だと、釣れる時間帯としては午前中だと11時頃まで、そして、夕方からまた魚が戻ってきて釣れるようになってくるとのこと。

うーむ、ワカサギたちがちょうどお出かけしている時間帯だったのかなぁ、ということにして本日のワカサギ釣り大会はタイムアップとなりました。

後片付けをみんなでし、荷物を積み込み、今日の宿泊場所である苫小牧のアルテンというキャンプ場へ向かいます。

宿泊はバンガローをお借りしましたが、案外、冬でもキャンパーの方がいらっしゃいました。

各自、荷物を運び入れ、使った手袋やスキーウェアを干し、晩ご飯まで自由に過ごしました。

それから、1日氷の上にいて冷えた体に美味しい晩ご飯をいただきました。メニューは豚丼・大根サラダ・お味噌汁です。

晩ご飯のあとは翌日のツルツル選択プログラムに向けて遊び会議。

2日目は、1日目のワカサギ釣りリベンジor天然氷でのスケートというツルツル遊びのどちらかを選んで活動をします。

各プログラムの魅力を語るスタッフ。

ワカサギ釣りリベンジは「ぜひ、ワカサギを釣って、今日は食べれなかったワカサギの天ぷらを一緒に食べよう!」とふみぞーがPR。

釧路出身のふったは「天然のリンクでのスケートなんてそうそうできるもんじゃない!一緒にスケートを楽しもう!」とこちらも猛アピールです。

子どもたちは自分がやりたいと思う遊びを、自分で選んで参加する方を決めました。

やはり今日の釣果に納得のいかないワカサギ釣りリベンジャーが多かったです。

遊び会議のあとはちょこっと夜の探検に出かけたりしつつ、寝る準備をして明日のツルツル遊びに備えて就寝。

消灯するとあっとい間に夢の世界な子もいました。

 

2014.2.9(日)天気:どどどん曇天でもあったかい

おはよーございます!子どもたちは起きても良い時間近くまでぐっすり眠っていたようです。

寝袋をたたみ、身支度を整え、荷物を片付けます。

この日の朝ごはんはうどん。ツルツルキャンプですから、ツルツルとお腹に温かいエネルギーをため込みました。

      

ご飯を食べていると、スタッフのやまちゃんから「実は、一日遅れちゃったけど、昨日、誕生日だった人がこの中にいます!」との発表が。

ワカサギ釣りやご飯づくりのサポートをしてくれていたぶなの森自然学校のほっしー、ちょっと特別な節目のお誕生日でした。

みんなでおめでとうの気持ちを込めてハッピーバースディの唄をプレゼントしました。

 

苫小牧から再び白老町・ポロト湖へ。

スケートチームはレンタルスケート靴を借りていざ、氷上へ。

苫小牧っ子は学校の冬の体育の授業がスケートなので、さくさくと準備をしてほかの子の準備も手伝ってくれました。

 

「ちょっとガタガタしててすべりにくいかも」といいつつも楽しいようです。

 

慣れている子はスッとすべり出し、初めての子や久々な大人たちは生まれたての小鹿さんのようも見えましたが、ツルツルスケートの世界に羽ばたいていきました。

さて、ワカサギリベンジャーのみなさんは今日も釣竿から垂れる糸に願いを込めて戦います。

高学年になると自分でエサをつけるのも上手になってきました。

ポロト湖ではワカサギ釣りのセットを貸し出しています(有料ですが)

その受付前の水槽に泳ぐワカサギたち。

この子たちにお会いしたいんですけどねぇ。

ワカサギたちのお腹はいっこうに空いていないようですが、私たちのお腹はグーっとなりました。

仲良くサンドイッチランチいただきます。

お昼を食べた後、気温はさほど低くなかったものの、吹く風がぴゅーっと冷たく、雪がちらついてきたので、後ろ髪をひかれつつワカサギ釣り&スケートでのツルツル遊びはタイムアップ。

キャンプの最後はみんなで雪遊びです。

今は使われていないスキー場におじゃまして、そりすべりやかまくらづくりなどを楽しみました。

    

スタッフに運んでもらえてらくちん♪ラクチン♪

最後に終わり会をして、2日間のツルツル遊びを振り返りました。

ワカサギ釣りは残念な結果でしたが、またやりたい!という子が多かったことので良かったです。

 

ここで苫小牧方面チームと登別方面・札幌方面・黒松内方面はお別れ。

それぞれ各方面に別れ、最後のツルツル・温泉に入って帰路につきました。

苫小牧方面はポロト温泉へ、登別・札幌・黒松内方面はリニューアルオープンしたアヨロ温泉へ。

冷えた体がぽかぽか温まりました。

 

 

なかなか結果が出ないワカサギ釣りというプログラムでしたが、釣れなくても途中で投げ出す子は少なく、釣り会場にいる人に釣り方を聞いてみたり、釣れる工夫を色々としていたりしたのがとても印象的でした。

生き物を相手にするプログラムなので難しいところもありますが、またみんなで挑戦してみたいと思います。

氷上・雪上でめいっぱい遊んだ2日間でしたので、スタッフも含め、参加者みなさんが体調を崩したりしていないことだけど願っています。

さぁ、残すところ今年度のイエティくらぶいぶり・黒松内校もあと1回。

また来月も元気なみんなに会えることを楽しみにしています!

 

 

いぶり校・山田由美子(やまちゃん)上道和恵(うえちゃん)/黒松内校・佐藤ふたみ(ふった)中野文華(ふみぞー)大類幸子(ちこ)


イエティくらぶ東川校 はっちゃけ隊2月「ジャンピングソリふたたび」

2014年02月02日 19時42分01秒 | 東川校

冬休み明け一発目のはっちゃけ隊です。

今月は東旭川の21世紀の森へ遠征です。

おめあては、ソリすべりとチューブすべり★

 

まずは

やっぱりチューブすべりからスタート!

 

しっかり固められたコースで、ものすごいスピードが出ます。

抵抗なく滑るためのコツをつかみ、距離ものばしていきます。

 

いっぽうで

おしりすべりソリすべりチームも、チューブ斜面から遠征し始めます。

たっぷりの雪が降り積もると

それまで以上に長距離、急斜面のすべりが楽しめるようになります。

雪がクッションの役割を果たすので

カチコチ斜面なら危なくて滑り降りられないようなところでも

ふか雪が下で待ち受けていたら、どんどん滑っていけます。

 

「すべる」ためには、「のぼる」がマスト。

へとへとになるので、ときどき休憩のために人埋めにかかったり…。

おひるごはんは、ログハウスにて。

去年もチューブすべりでお世話になった方が

「ストーブつけといてあげるから、おいで!」と声をかけてくれました。

とってもありがたいことに、あったかい室内ランチです。

  

ごはんもおやつも食べたところで

はっちゃけ隊も後半戦に突入。

今日は「イグルーづくり」です。

スノーソーという雪用ののこぎりを使って、雪のかたまりを切り出し

きれいに丸く積んでいって、かまくらのようにととのえて作りあげます。

そのためには

ぎゅっとしまった雪がどうしても必要です。

というわけで、一斉に雪ふみです。

 

ばっちり踏みかたまったので、つづいてスノーソーの登場。

最初はなれなくて、ボロボロのかたまりでしたが

スノーソーを使う技術も、すっぽりと掘り出すテクニックも磨かれ

きれいな雪のブロックが次々と切り出されていきました。

 

 

切り出されたブロックは

かたちをととのえながら、まるく並べていきます。

 

屋根までぴったりはめ込んで、完成です!

ここで看板を作る!とひと騒ぎに…

巨大なかたまりをソリで運ぼうという作戦です。

ばっちり看板まで、できあがりです!

イグルーの中は、想像以上にあったかです。

みんなの熱気でカメラがくもってしまうくらいに。

ちいさく見えるのですが、結局11人まで入室可でした。

 

このイグルーを作るには、たくさんの仕事があります。

雪を踏む

→スノーソーで切る

→スコップでブロックを引き上げる

→きれいなかたちに整える

→ソリに乗せて現場に運ぶ

→現場スタッフに手渡す…etcetc

誰がどの作業をするのか、まったく言及しなかったのですが

みんなは、それぞれに自分の仕事を見つけていきました。

 

ひとりはスノーソーという道具を使いたいから。

ひとりは真四角にブロックを切りたい!という思いから。

ひとりは雪のかたまりを持ち上げる力があるから。

ひとりは誰も買って出ない「運び屋」という役割の存在に気づいたから。

 

はっちゃけ隊というちいさな社会で

自分自身が楽しめる

みんなの役に立つ

自分の役割を見出して働くことで

イグルーというひとつの「かたちあるもの」を一緒に作り上げました。

その達成感がどんなものだったか

きっと

おうちの方には伝わっているのではないでしょうか??

 

さあ!

次回3月のはっちゃけ隊は「最後の雪あそびツアー」

行先は…とある峠。

最終回へのご参加、お待ちしております♪


東川校/木村恵巳(めめ)

 


いぶり校イエティーズ「雪deツルシューようちえん」

2014年02月02日 18時23分53秒 | いぶり校

2月1日(土)

太平洋側に位置するいぶり。1月、ほとんど雪が積もって

いませんでした。

このまま胆振で雪あそびはできない!?って思っていましたが、

ようやく雪が降り、積もってきましたよ! 

午前中の活動場所は、今は使われていないスキー場にやってきました。

雪、ゆき~♪ 積もってるね。

車を降りた瞬間、はしゃいでおります。

準備体操をして体をほぐしてから(大人は特にですね。)

そら!雪原へGO!

 

あっ!かまくらだ。誰かが作ったんだね。

はいってみよっと。

 

  

そりすべりや雪合戦、そして雪の球、スコップのバットで野球だってやっちゃいます。

 

 

ここにはクロスカントリーコースがあります、明日使うらしく、コース整備に来ていたおじさん。

様子がおかしいと近くへ行ってみると、倒れたスノーモービルを一人でおこしていました。

みんなで、救出のお手伝いして無事に脱出することができました。

よかった~ そしたら、なんと!

お礼にスノーモービルに乗せてもらえることに。 やったね!

 

 

冬も大活躍のゴムボートです。

わっせわっせと上まで運びます。

これが結構たいへん。でも楽しいためなら、え~んやこぉらだね。

 

 

でこぼこしたところでボートが跳ねています。うわっ、楽しそう!

滑っている瞬間を撮ろうと思っていたのに、あっという間でした・・・

ボートの上でイェ~イ!

 

午後からは、とても素敵な場所、仙人の森へ。

今日は特別、仙人がのお家の中でお昼ごはん。

薪ストーブにあたりながら、いっただきま~す。

 

午後からも雪あそびますよ~!!

 

親子同志の雪合戦対決です。

両チーム、親子で作戦をたて、雪玉を作り、やる気十分です。

 

 

せめて、せめられ・・・親子力を合わせながら、白熱の戦いが繰り広げられていました。

 

仙人の森のmyゲレンデでそりすべり~。

みんなが来るからって、滑りやすくしておいてくれました。

 

 

確かに。雪のこぶにぶつかってやっと止まった。

なかなかうまく滑れなかったけど、

仙人の分かりやすいアドバイスでうまく滑れるようになりました。

 

仙人と二人乗り~

 

 

くるかな?どうかな?

じーっと待っていると、手の上のひまわりの種を食べに来てくれました。

実は、小鳥が手の上に乗ってくれることを今日、とっても楽しみにしていたんだもんね。

 

雪の中、タオルを羽織ってダッシュする先には・・・

 

 

五右衛門風呂~。堀尾さんが沸かしておいてくれました。

ちょうど湯加減、冷えた体に染みわたるねぇ~ 

 

いい湯だな~。

気持ち良すぎて、お風呂からなかなか出られなくなっていました。

 

一日、思いっきり雪あそびを満喫しました。

ひょんな出会いでスノーモービルに乗せてもらったし、堀尾さんとのそりすべり

もおもしろかったね。薪で沸かしたお風呂は気持ちよさそうだったな。

いろんな人に出会いながら、冬のおもしろさを教わった1日でした。

思いっきり遊んだから、車では夢の中へ...zzz

 

まだ続く北海道の冬、雪、氷あそびを楽しまなきゃね。

 

いぶり自然学校

山田 由美子(やまちゃん)