子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

3日目カムイヌプリ登山~札幌・黒松内合同トレッキングキャンプ

2023年09月18日 17時17分08秒 | 札幌まるやま校&黒松内校

合同トレッキングキャンプ、最終日3日目の朝です。

夜は木々の葉からの水滴が風で落ち、
テントにポタポタっと、まるで雨のような勢いで落ちていましたが、
朝方には一時ほんとの雨がざーっと。
その後降ったり止んだりが少し続きましたが、
綺麗な日の出を見ることができました。

今日はキャンプ場から撤収し、室蘭おでかけツアーを楽しんできました。

 

 

明るい日の光がテントに注ぎ込んでいました

起きて寝袋をたたんだら、
朝ご飯の準備にとりかかります

雨も降っていたので、今朝はガスコンロでのお米炊き。

 

お米が炊けるのを待っている間は、しりとり大会などなど

 

カッパの撥水能力を実験

炊いたご飯はお昼のおにぎりに。
朝ご飯は、あったか具だくさん豚汁うどん。

うま「い」!!!!の口。

   

食べ終わる頃には雨も止みました。

自分の荷物を片付け、テントも撤収
みんなでできることから、手分けして動いてくれています

雨上がり、エゾアカガエルに出会いました

 

テントも無事撤収し、空もすっかり青空に。
今日はこの近くで、歴史や自然を感じられる、3つのスポットにおでかけツアー!

一カ所目は…
世界遺産 北海道・北東北の縄文遺跡群 を構成する遺跡の一つ、
お隣の伊達市にある北小金貝塚へ!

今日のスペシャルポイントは…
キャンプではおいしいご飯担当として胃袋を満たしてくれているきなこさんですが、
実は考古学博士で、発掘の調査などもされていているのです。
今回はまさに博士ちゃん、ならぬ本当の”博士さん”である、きなこさんと一緒に貝塚を見学。

貝塚とは?というお話や、
”これなに?”にいろいろ答えてくれました。

丘を登ると

貝塚、が発見された跡地。

バックには太平洋が

 

貝塚からは、食べた後の貝殻はもちろん、
お祀りごとの後や、お墓など、いろいろ見つかっているそう。

  

竪穴式住居にも入れました

北黄金貝塚情報センターへ。

 

続いては、昨日温泉に行く途中からも見えていた、旧絵鞆(えとも)小学校へ。
全国にも珍しい、円形校舎の小学校で、閉校後解体の方針だったのが、クラウドファンディングなどの活動により
残されることになり、現在は室蘭市の文化発信スペースとして期待されている…とう場所です。

学校時代の写真など、各教室に様々な展示が。

一番の特徴、校舎の真ん中に吹き抜けるらせん階段。

  

授業ごっこ。
もちろん(?)先生は子どもたち。

  

屋上にも出られました。
白鳥大橋が目の前というロケーションに、
映えポーズを試みる人達。

朝方の雨が幻のような、良い天気。

もうちょっとでもっと映えそうな写真

本来であれば、最初にいった建物しか普段は入れないのですが、
今日はイベント中で無料一般公開中!ということで、
隣の体育館棟にもいってきました。

開催されていた「鉄と光の芸術祭2023」は「アートの力で室蘭の魅力を発見・発信」することを目的とされ
実施しているそうです。

体感できるおもしろアートがたくさん

 

鉄のまち、室蘭ならではの展示も多数。

 

最後は、円形ならではの構造で、3階にある体育館へ。
ここでも映え写真にチャレンジ

  

ひとしきりまわったら、最後は海へ!

鳴砂があるという、イタンキ浜へやってきました。

まずはオーシャンビューを堪能しながらお昼ご飯。
きなこさんとふくふく3がにぎってくれたおにぎりを頬張ります。

  

海があれば、入りたくなる!
タオルなども用意して、いざ波打ち際へ

 

鳴砂発見!カツオがキュッキュ鳴かせているのを聞かせてくれました。

砂遊び

 

 

  

今日一番の歓声やおたけび(?)をあげながら海を楽しみ、
ここで登山キャンプは終了。

3日間を振返り、
札幌組・黒松内組、それぞれさらに寄り道ツアーを楽しみながら帰路へつきました。

 

山小屋泊にテント泊、室蘭ツアー、ともりもりの3連休を過ごしました。
また次の合同キャンプでの再会を楽しみに、またね!!

(ちこ こと 大類/黒松内ぶなの森自然学校)


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