子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

おいしいイエティカフェ

2014年11月09日 19時39分20秒 | 札幌まるやま校

今日は札幌まるやま校イエティくらぶの合同企画。

幼児向けの「イエティーズ」

小学生の「月例スクール」

山登りの「トレッキングくらぶ」

の参加者が一堂に集まります。

参加者52名、スタッフ12名、合計64名の大所帯、まさに大家族です。

今日はいつも以上にゆる~く1日過ごします。

初参加や学年などを知る仲間集まりをした後は3つの活動に集まります。

1、料理を作るチーム

2、火力を維持、薪を作るチーム

3、思い切り遊ぶチーム

活動中は3つの「ど」がお約束

・どれをやってもいい

・どれもやらなくてもいい

・どこかに行くときは声をかけてね

 

料理チームは手打ちうどんづくりです。

少人数ですが女の子に人気。

足で踏み踏み、そして包丁で切り分けます。

途中から来た子も大活躍!

外ではお父さんお母さんが天ぷらを揚げたり、麺を茹でたりとフル稼働。

ローストオニオンとジャガイモも作っています。

 

一方火力維持チームは薪割りというより、太い木を切ることに夢中。

それでも炭を大量に使うのでうちわを扇いでところ狭しと大忙し

火が消えないように、常にお湯が沸き続けるように頑張っています。

遊びチームは大きな声が響いています。

恒例のハンモックやスラックラインで大盛り上がり

チャンバラも

木登りのお猿さんたちも

斜面でのダンボール滑りも幼児には大人気

1歳児も2人で楽しんでます

お絵描きも

そして笹舟を作るとこから始まり、ティッシュと割り箸でポイを作り、

木の実や笹を魚の形に切ったものを浮かべて「金魚じゃないすくい」が発明されました。

 

ところどころで活動を行ったり来たりして子ども達は自由にこの空間を楽しんでいました。

保護者の方は本気で天ぷら屋さん、うどん屋さんのお仕事をしてくれました。

あっという間にお昼の時間!ということでうどん屋さんがOPEN!

その名も「イエティ製麺」です。

開店早々大行列!

うどんに天ぷら(さけ、とり、もずく、かきあげ、かぼちゃ、いも、まいたけ、など)

トッピング(とろろ、かつおぶし、しょうが、温泉卵、柚子胡椒、きつね、ごま、ねぎ、あげだま、大根おろし、とろろ昆布、など)

冷たいつゆか温かい汁かも選べます!

もちろん味は「おいしい!」の連発です。

天気が良くて外で食べることができたので気持ちよく食は進み、

高学年の男の子は3杯もおかわりしていました。

 

ご飯の後は午後の活動、ここでも3つに分かれて活動です。

1、思い切り遊ぶ

2、チョコレートフォンデュや焚き火でおやつタイム

3、今年度のスライド報告

ここでも3つの「ど」で子ども達は動いていきます。

やはり遊びが多いです、天気がいいのでみんなのテンションも高い!

中ではこじんまりとスライド上映、保護者の方ともゆっくりお話することができました。

チョコレートフォンデュが始まるとそこからはおやつタイム。

大人も子どもも焚き火を囲んで、さながら宴会モード。

持ち寄りで焼いたおやつは(ポップコーン、チーズかまぼこ、焼き林檎、焼きミカン、棒まきホットケーキ、ガーリックトースト、干し芋、ピザ、ウインナーなど)

さらには差し入れで手作り角食、じゃがいも、コーヒーなどの飲み物もいただきました、ありがとうございます!

大人も子どももまったりといい空気がながれていました。

最後には子ども用アウトドア用品のリサイクル市を開催、

それぞれサイズを合わせたりして持ち帰ってもらいました。

こういうことができるのも合同プログラムだからですね。

そうこうしていると解散の時間・・・名残惜しいので残ったみんなで片付けしながら1時間延長戦と相成りました。

昨年からこの3歳児~小学生までと幅広い年齢の子ども達、

そして保護者、スタッフの交流をテーマにイエティカフェを実施してきました。

規模が大きくなりお友達を連れて来てくださったり、差し入れを頂いたり、

お手伝いを何も言わなくても率先してくださる、理解ある保護者の皆さん、

ボランティアのみんなに感謝したいと思います。

子どもの悩みも気軽に相談できて、

お子さんが遊んでいる間に保護者同士の輪が広がり、スタッフがそこに入っているのがとても理想的でした。

こういう関係性をみなさんと楽しみながら、子どもがのびのびと自分のペースでやりたいを実現していく、

そんなお力添えをできたらと考えています。

あくまでもかっちりではなく、ゆるく非構成型で。

これからも笑顔でお付き合いいただけたら嬉しい限りです。

さて来月も合同企画「みんなでお泊り!」手稲山のパラダイスヒュッテに雪遊びにいきますよ!

こちらもぜひご参加ください!

カツオこと高野克也


イエティくらぶ合同キャンプ@東川町・忍者修行キャンプ3日目~イエティ流忍術免許皆伝を授ける編~

2014年11月05日 13時28分58秒 | 全サイト合同

合同キャンプ3日目の朝はさわやかな青空。しかし、ググッと気温が下がって今にも雪が降りそうな寒さです。

子どもたちはぐっすり眠ったようで、起床時刻になってもまだ寝袋の中で寝息をたてている子もいました。

忍者修行キャンプも本日、最終日。

朝ごはんを食べ、手慣れた様子で風呂敷を忍者被りし、殿のもとにはせ参じました。

最後の忍者の集いの始まりです。

厳しゅう修行にはげみ、殿を助け、優秀な働きを見せた子ども忍者たち。

頑張ったみんなへ殿からの贈り物がありました。

それは、イエティ流忍術の免許皆伝を記した巻物であります。

一人ひとり名前が呼ばれ、殿から直接、手渡されました。

       

札幌まるやま校は黄色、東川校は青、黒松内校はゴールド、いぶり校は赤。

子ども忍者たちはとても嬉しそうに巻物を受け取っていました。

       

みんな立派な忍者になりましたが、ここで満足してはいけません。

巻物の中には「これに甘んずることなく、より一層の鍛錬に励まれよ」と記されていましたので、きっとこれからも子ども忍者たちは日々の生活の中で修業を続けていくことと思います。

そこへ忍者修行ツアーコンダクター・ネオスコドモトラベル社の添乗員が登場。

「みなさま、そろそろ忍者の世界から現代へとお戻りになられるお時間です。行きと同じように、ここでジャンプをすると再び現代に戻ることができます。どなたさまもお忘れ物がないよう、身の回りの物をご整理ください。置き去られませんようご注意ください」

3.2.1…ジャンプッ!!時空を超えて戻る、戻る、戻る……

ハイ、戻ってまいりました。

現代に戻った一行は、最後に3日間の活動を振り返り、どんな技が身に付き、どんな修業が楽しかったのか、次にどんなキャンプをやってみたいかなどを話し合いました。

     

忍者対決が面白かった。

隠れ身の術破り(カモフラージュ)が大変だったけど頑張った。

大人忍者対子ども忍者の戦いが楽しかった。

忍び足の術が身についた。

今度は忍術全部習得できるキャンプがしたい。

子どもたち一人一人から今回のキャンプの感想や、今度やってみたいキャンプのアイディアなどを発表してもらいました。

最後にスタッフからも3日間の感想を話してもらい、みんなで共有しました。

ご飯をたくさん食べてくれて嬉しかった。

みんなが頑張って修行しているところがカッコよかった。

またみんなでキャンプがやりたいね。

そんな話をみんなも真剣に聞いてくれました。

  

忍者の集いもこれにて終了。これから帰路に着くことを考えて少し早めのお昼ご飯となりました。

 

一番最初に出発するのはいぶり校チーム。

そろそろ出発するよー、と外に出るとチラチラと雪が舞っていました。

秋が終わり、冬に向かって季節が動いています。

いぶり校が出発し、次に札幌まるやま校&黒松内校が出発。最後に東川校が出発し、3日間の合同キャンプが幕を閉じました。

帰りの車内では、遊び疲れた子どもたちの姿がありました。

本合同キャンプの開催に際し、お子様を送り出していただいた保護者のみなさま、運営を支えていただいたスタッフ・関係者のみなさま、そして、何よりイキイキと忍者の世界を楽しんでくれた子どもたちに改めてお礼を申し上げます。

いつも遊んでいる地域の子ども同士だけではなく、違う地域の子ども・スタッフが一緒になって遊べる環境があるってやっぱりおもしろいですね。

最初は少し距離のあった子どもたちですが、いろんな忍者修行を通してすぐに仲良くなっていたのがとても印象的でした。

また、東川校の子が、普段、自分たちが遊んでいる活動場所を、いぶり校や札幌まるやま校からやってきた子どもたちに紹介する場面も見受けられました。

他の地域からやってきた子には自分の地域とは違う遊び場が新鮮だったようで「また遊びに来たい!」と楽しそうに話してくれました。

このキャンプでの経験を活かし、またそれぞれの活動拠点にて子どもたちの好奇心をくすぐるキャンプをお届けできるよう努めていきたいと思います。

冬休み・春休みにはいつもとは少し違うスペシャルなキャンプも用意してお待ちしておりますので、またぜひイエティくらぶのキャンプでお会いしましょう!

 

NPO法人ねおすイエティくらぶスタッフ一同

 


イエティくらぶ合同キャンプ@東川町・忍者修行キャンプ2日目~決戦は日曜日!編~

2014年11月04日 09時39分56秒 | 全サイト合同

イエティくらぶ札幌まるやま校・黒松内校・東川校・いぶり校の子どもたち&スタッフが、一堂に会して実施している『イエティくらぶ合同キャンプ』2日目。

忍者修行のため忍者のいる世界にタイムスリップした一行は、今日も元気に朝ご飯を食べ、修業に励みます。

朝ごはんはサンドイッチとコンソメスープと果物。食卓には目の良い忍者になれるようにブルーベリーのジャムもありました。

朝食を済ませた子ども忍者たちの前に現れたのは、前日にみんなを忍者の世界にご案内したネオスコドモタイムトラベル社の添乗員の方。

なにやらこのキトウシには城があり、そこにはお殿様が住んでいるとのこと。

ということで、みんなでキトウシのお城を見に行くミニツアーを敢行いたしました。

カラクリ馬車(※現代でいう自動車の意味)でとととっと進むこと約5分。たどり着いたのは、岐登牛城展望閣。おぉ!すごい!本当にお城だ!!

そこには岐登牛城当主のお殿様の姿が。城周辺の案内をしてもらいました。

城へのミニツアーから戻り来て、次に待っていたのが忍術手習所師範・けーた丸による忍者修行です。

「忍者たる者、良き眼を持ち、敵がいづこに潜んでいるか見破れなければならぬ!」と用意されていたのは、自然の中に隠された自然の中にないものを見つける忍法・隠れ蓑術破りの修行でありました。

決まった場所に1列に並び、そこからよーく目を凝らして指定された範囲の中に隠れている名札ケース・ペン・竹箸を探し出します。

  

隠されている場所がわかったら、こっそり師範(スタッフ)のもとへ行き、隠されていた場所を耳打ちします。

さぁ、ちゃんと隠された場所がわかり、その場所を言葉で説明できるでしょうか?

 

小雨がぽつりぽつりと落ちる中でしたが、子どもたちは雨にも負けず一生懸命修行にはげみました。

隠れ蓑術破りの修行がちょうど終わりを迎えたその時、「号外ー!ごうがーいっっ!!」と大きな声と共に走ってくる者の姿がありました。

忍者に最新の忍術やお得な情報をお届けする忍者情報局の局員が、大きなかわら版を持って走ってきました。

そのかわら版には『求ム!!我が城を守れる優秀な忍者を大募集します。場所:ここ/時刻:今から/定員:先着16名!岐登牛城の殿より』の文面。

すると、森の奥から岐登牛城の殿が現れました。

 

「今から我が城を守るにふさわしい忍者を選抜する。わしの前にてそれぞれ得意な忍術を披露せよ。その忍術が城を守るにふさわしいと感ずれば合格じゃ。一人で披露するも良し。仲間と披露するも良し。さぁ、ただ今より試験を開始する!」

という殿からのお言葉に子どもたちのテンションも上がります。

忍び足の術、舞踊の術、笑いの術、忍者の風呂敷巻指南、雨降らしの術、剣術、秘儀・千手観音の術などなど子ども忍者たちは自分が得意とする忍術で殿にアピール。

こうして、16人の精鋭が選ばれ、城の忍者として召し抱えられる運びとなりました。

   

一方、夢破れ、意気消沈の忍者たち…そんな忍者たちの前にひとりの男が現れた。岐登牛の里で薬作りの名人と呼ばれる里長でありました。

「君たちの戦いぶりはよく見ていた。白の殿もバカよのう。こんな優秀な者たちを召し抱えぬとは。どうじゃ、皆の衆。私のところに来ないか?さすれば、城に忍者たちを倒し、城を手に入れられようぞ」

この誘いにのった忍者たちは里に忍者となり、下剋上を狙うことを誓ったのであります。

どこからともなく再び忍者情報局の局員忍者が登場。

「えー、こちらは忍者情報局です。ただいま、城を守る忍者16名を採用された城の殿のところへ来ています。新しい忍者たちを召し抱えられた殿に、今のお気持ちをインタビューしてきたいと思います」

「殿、新しい忍者を採用されたとのことですが、今のお気持ちは?」と情報局員がインタビューを始めたその時だった!!

「…うぅ、苦しい」と城の殿が胸元を抑え、急に倒れこんでしまったのである!!

「殿?!どうされました!!?」

慌てる家臣たち。現場は騒然となった。

「薬を!早く薬を持ってまいれ!!」と家臣が叫ぶが、必要な薬を城の者たちは持っていない…。

そこに響いた里の長の静かな声。

「城の者たち、探している薬というのはこれか?この薬をつくれる者はこの場に私しかいない。薬がほしければ城を明け渡せ!」

「そんなことはできない!よし、こうなれば城と薬をかけて勝負だ!!」

こうして城と薬をかけた城の忍者v.s.里の忍者の勝負が決まったのであります。

決まり事(ルール)、使える武器を確認し、それぞれの陣で作戦会議を開始。

 

 

決戦に備え、おにぎり弁当で腹ごしらえ。

腹が減っては戦はできぬ、とみんなモグモグたくさん食べました。

 

お腹も心も満タンになったところで、決戦の地・岐登牛城下へからくり馬車にて移動。

武器となるマツボックリやドングリ手裏剣を拾い集めるところから、子ども忍者たちの表情は真剣そのものです。

 

  

さぁ、いよいよ決戦のとき。

勝って薬を得て、城と殿を守るべく戦う忍者たちと、

勝って、城を奪い里の長を殿とするため下剋上を果たすことを狙う忍者たち。

戦いのルールは、それぞれの陣地にある敵の旗を先に奪った方が勝ちです。

しかし、旗を狙いに行く途中、相手の攻撃を受けると一度、自分の陣地の旗のもとまで戻らなければ復活することができません。

自分たちの旗を守りつつ、相手の旗を狙う。

攻守のバランスも重要です。

さて、どちらが自分たちの想いを遂げることができるのでしょうか。

いざ、岐登牛城の戦い、開始!!

     

攻めつ、戻りつ、一進一退の攻防が繰り広げられました。

しかし、当たった/当たっていないということでケンカになることもなく、子どもたちはフェアプレーで戦い抜きました。

年長さんから中学生まで、これだけ幅広い年代がいる中で、そのようなフェアな試合ができたことはとてもすごいことだと思います。

 

「取ったー!!」との勝ちどきの声があがり、勝負が決しました。

旗をとったのは城の忍者たちです。

この勝負、城の忍者の勝ち!

わぁっと歓喜の声があがる中、ふと気が付けば一緒に戦っていたはずの里の長の姿がありません。

え?どこ??勝負は終わったよ???

里の長が守っていた東屋周辺をくまなく探しますが、見当たりません。

これは一大事です。

誰かが「城の方にいるんじゃない?」と言いました。なので、捜索の範囲を広げ、みんなで城の方へ行ってみることにしました。

城の入り口の前には、城の殿につかえていた家臣の姿が。

でも、様子が少しおかしいのです。

「城の殿と里の長、ふたりの命は預かった!そして、城の殿のために作られた薬はこうしてくれる!!」と言うや否や、家臣は小瓶に入った薬を一気に飲み干してしまったのです。

呆然とする子ども忍者たち。中には驚きと悔しさで怒りだす子もおりました。

「二人を返してほしければ、大人忍者たちと勝負だ!指南所の師範たち、忍者情報局の局員も弱みを握って味方につけたからな!準備ができ次第、決戦を開始する!!」

子ども忍者たちは城の忍者も里の忍者も一緒になって団結し、大人忍者との戦いに挑むのでありました。

決まりごとは先ほどの対決と同じ。

我々大人忍者たちに対する『オトナゲナイ!』は最高の褒め言葉です。安全管理ももちろん忘れず、子ども忍者対大人忍者の真剣勝負です。

大人忍者も子どもたちのパワーに負けず応戦。かなり健闘……しましたが、やはり修業を積んだ子ども忍者のパワーは素晴らしく、軍配は子ども忍者にあがりました。

負けた大人忍者から殿と長がいる居場所が書かれた密書を手にした子ども忍者たち。

「殿は城の中にいる!」の言葉に一斉に城の中へ入って行きます。

 

城の中に入ると、そこには城の殿と里の長が仲睦まじく談笑しているではありませんか。

おや?城の殿と里の長は仲が悪いんじゃありませんでしたっけ??

「何を言っておる。里の長とわしはブラザーじゃぞ」

 

!!?

そーいえば、殿、お身体の具合はよろしいのですか??

「あんなものなくてもピンピンしておるわ」

「私が作ったという薬は何の効能もないただの砂糖粉じゃ」

!!!??

状況が呑み込めない子ども忍者たちに殿が優しく語りかけます。

「先に城に召し抱える忍者を選ぶ試験を行ったがの、実はその試験はまだ終わっていなかったのだ。里の長をはじめ、指南所の師範たちにも協力を頼み、あえて対立する組織に分け、こうして守るべきもののため、一丸となって戦える者たちであるのかどうかを試しておったのだ。

皆は私たちのためによく戦い、勝利を収めた。よって、全員を城の忍者として召し抱えることとする!」

子ども忍者たちからは歓声が上がり、見事、全員が城の忍者として殿に仕えることができることになりました。

頑張った子ども忍者たちはご褒美に殿の案内で城の天守閣に登り、東川の素晴らしい景色を眺めることができました。

   

無事、忍者試験に合格した子ども忍者たちはさらなるパワーアップを図るため、自由忍者修行にはげみました。

モモンガの術、鉄棒の術、山登りの術、森歩きの術、歌声の術。

やりたい修行を思う存分楽しみました。

     

たっぷり忍者修行を楽しみ、お腹もペコペコ。

忍者修行を終え、帰って来てのお楽しみは晩ごはん。

この日のメニューは昨日のニンジャカレーに続き、新たな忍者ごはん・黒子丼が振る舞われました。

忍者は栄養素の高い黒い食材を好んで食べたといわれています。

と、いうことで今回はひじきご飯の上に黒ゴマを入れた親子丼を、隠密=主の黒子として仕える忍者になぞらえて黒子丼と命名したものを作ってみました。

お味はいかがだったでしょうか?

 

この日は近くの温泉まで行きお風呂につかり、2日間の修行の疲れを癒しました。

1日中外でクタクタになるまで遊んだ子ども忍者たちは、お風呂から帰ると就寝時間の前に夢の中に落ちていきました。

 

そんな忍者修行キャンプ2日目の様子です。

この続き(3日目の様子)はまたのちほど。

とんからりん。

 

 

イエティくらぶいぶり自然学校・上道和恵(うえちゃん)


忍者修行キャンプ城へ潜入!の巻~東川編~ 1日目

2014年11月02日 23時22分25秒 | 全サイト合同

イエティくらぶ 黒松内校・札幌まるやま校・いぶり校・東川校

合同企画です。

各地から32名の子ども達、大人スタッフ11名が集い、東川町で忍者修行をします。

東川校の子どもたちは15:00現地集合なので、ゆったりですが、

黒松内、札幌、いぶりは朝から集合し、それぞれ車、JR、バスでゆられながら移動します。

そして、お昼のにぎりめしを道の駅、JR車内で食べ、

ひと旅してから、活動開始になります。

そして、キトウシ森林公園に全員無事に集合しました。

今回で3回目となる忍者キャンプシリーズなので、装いの仕方を慣れている子もいます。

風呂敷、ゴーグルをはじめとする、じかたびを履いたり、どんぐりパチンコを持ってきていたり

するツワモノもいるほど気合十分です。

簡単な施設の案内とどこから来たの?アンケートゲーム後、

早速、忍者修行の旅へ

忍者の時代にタイムスリップして、そこで師範の教えを乞う

信じる心と楽しむ心を忘れるべからずという掟を確認しあって、

ジャンプタイムスリップして、時空を超えます。

まず、第一の修行は俊敏な動きを鍛える術を学びます。

動きの方向を指示通り瞬時に変える術。上下左右に動きを切り替えて、頭と体を連動させます。

鬼から逃げながら、捕まった仲間も助ける術

危険と隣り合わせの状況のなか、生きるすべを考えます。

チームに分かれて、葉っぱを素早く集め、人を隠す術

チームで考えながら、いかに多く集めるのか、どうやって高く埋めればいいのか話し合いをします。

あっという間に暗くなって、暗闇かくれんぼができるほど、

森の中が暗くなって、その森の雰囲気を少し自由時間で満喫し、

第一の修業は修了。

わぁーと動きわまり、ひとしきり汗をかいたら、

夜ごはんの時間となりました。

一日目の夜ごはんはにんじゃカレーです。

人参とじゃがいもたくさん入ったドライカレーを少し大人な味だけ癖になる味。

腹ごしらえが済んだら、1日目は夜も修行です。

第二の修行です。忍び足の術。

音がならないように、気配がないように、そぉーーと、

かかとから足の裏の外側から重心をずらす、歩き方を練習します。

カッパを着ているので、難易度は高いですが、シャカシャカの音をいかに出さないように

心がけるのがおもしろい。そして、試験へ。

真っ暗にして、後ろから眼隠して座っている大人忍者の目の前に置いてある大事なもの

をばれないように取ってくる。

大人忍者が後ろの気配を感じて、持っているライトで照らされたらアウト。

いままでの練習の成果が試されます。この試験中はやっていないメンバーも静かにしないと

面白みがかけてしまいます。そこも全体のチームプレーで試験を乗り越える力が試されます。

そして、気配を消して、大人忍者に気づかれなかったものには、星座の巻物が与えられました。

1日目の修業はこれにて終了。

宿泊場所のコテージに戻って、少しまったりゆっくり骨休みをして、

歯を磨き、寝袋、銀マットを敷いて、明日の修行に備えて、寝床につきます。

はたして、明日はどんな修行が待っているのか。期待と不安が入り混じっていますが、

ワクワクドキドキの1日目はこれにて無事終了。

札幌まるやま校 けいた(富田桂太)